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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
皮膚科の診察の日でした。
先月の血液検査の結果は、好酸球の割合が7.6%(正常値0~7、前回9.2%)、数値が540(70~440、610)。TARCは295(0~450、745)。 今度はタルクが下がっていました。(4月の検査で好酸球が上がり、5月の検査でそれが下がって代わりにタルクが上がった) でも自分では、特に大きな変化は感じられません。 好酸球が高くても一概に皮膚が悪くなるとは限らないのかもしれませんが、タルクってどれくらい目安になるのかなあ。 まあ数値はお医者さんが見ててくれればいいもので、本人はあまり気になんないですが。 最近の調子はというと、 出かけるとその後しばらく疲れて体調・皮膚の状態ともに下降気味だったり、暑さで所どころポツッと赤みが出ることもありますが、概ね順調です。 ステロイドを塗るまで、脚や腕は苔癬化してアミロイドが広がっていましたが、そのブツブツが治まって出来た黒っぽい跡が少しずつマシになってきているようで、 「脚も黒くなってたのが、きれいになってますね~」と言ってもらえました。 いつも思うのですが、だいたいお医者さんはよくなったときに本音を言いますね。 汚いですね、黒くなってますねとは決して言いません。 こないだも眼科の先生に、「アトピーも最初に比べてずい分よくなってますね」と言ってもらいました。 自分ではよくなったと思ってから行ったのですが、今から思うとあの頃はまだ悪かったなあと思います。 最近ようやく、左目の方だけ、まぶたが二重になる時が出てきました。 右目はまだ「三重」、アイメークなんか一度もしたことがないのに黒い跡があります。 顔は、毎日よく洗うようにしているのに、ニキビが出ます。 まあ、普通のニキビについては、これまでコナコナだらけで脂分がマッタクなかったのが皮脂が出てきてバランスが変わったこともあって、出やすくなってるのかも知れませんが、 長年、顔の皮膚の奥~の方にマグマのように存在し続けているものは、正常なニキビとは一線を画すもので、手強い存在。 それでも、手で触ると奥の奥~の方にたくさんあるのが分かるという状態から、表面にはあるけど奥はもうそれほど深刻ではない、というカンジになってきた、ように思います。 でもここひと月ほど、頬っぺたにボツンとデカイ塊が出けて、毎晩ディフェリンを塗るのに一向に効果がなく、手を焼いとりました。 それを今日は切開し中の膿を出してもらいました。 「このように長く膿が中にある状態はよくないし、なかなか出てこないときは奥に壁のようなものが出来ていて、外に出て来ようとしても上に上がってこれなくなっているので、そこを切ることで、上に出てこれるようになるでしょう」ということでした。 痛さよりも、膿でもなんか、えらいもんを見られたみたいで、恥ずかしいです。。 また夏が来~れば思い出す~、という季節になりましたが、去年よりも今年は体調がいいように思います。 これまでは長年、悪くなるばかりでしたが、今は年単位で少しずつ、よくなっているように思います。 なんというか、アトピーのことにかかりっきりにならなくなりました。 ここんとこ、診察が5週間ごとになっているということもありますが、これまでのように始終アトピーのことでアタマがいっぱいという状態ではなくなり、前回の診察がものすごく前のことのように感じられるようになりました。 (これまでにも、6週間ごとになったこともありましたが、その時はかえって、からだがぎりぎりになって診察の日を心待ちにしていました。) 自分がどれだけ悪かったのかということや、ある程度皮膚が悪い時の治療にはステロイドが必要であるということが、冷静に考えられるようになったのは、4月頃だったと思います。 これまでは10数年、延々とただ時間が過ぎていっているだけという気がしていましたが、ここまで回復して、改めてこれまでに起こったさまざまな出来事を振り返ると、これまでに何度か、区切りがあったように感じられるようになって来ました。 それには、医師の都合で病院を変わったり、治療の効果がなく通院をやめたり、クスリが変わったりしたことも、何かのきっかけの一部になっていたように思います。 考え方や視点を変えてみると、これまでとは違って見えてくるのですが、それも果たして正解かどうかは定かではありません。 でも、よくなってくると、本当にラクチンで、そうなると、ああ周りの人はみんな、こんな状態で私をずっと見てたのか~と愕然とします。 もっとずっと早いうちに、簡単に諦めてしまって、誰も、なんも期待してないんだなって思えてしまう時があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.23 15:36:19
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