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のんびり幸兵衛夢日記

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2009.08.17
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カテゴリ:アトピー
だんだん腕の重りが取れて、日に日にラクになってきたと思っていたら、また一昨日の夜から少し、腕が重くなったり皮膚感覚がおかしくなってきました。昨日は腕の先の方(前回の震源地)の皮膚がおかしくなり、今日は半袖の袖口らへんまでおかしいです。扇風機の風に当たるのが煩わしく感じます。午後からは足の上のほうもちょっと来たカンジ。
ちょうど、一昨日の夜からコナグスリの量が少し減ってます。なるべく自分で分からないようにしてるんだけど、やっぱり早く減らしたいという気持ちが強くてつい気になって指折り数えてしまう。

それから、なるべく考えないようにしていましたが、ひと月ほど前、少しずつ量を減らしているコナグスリを、飲む順番どおりに重ねて入れていた箱を、ひっくり返してしまい、順番が分からなくなってしまいました。
クスリは常に約1か月分の余裕があり、腕&足のことがあったのは、ちょうどその「あやしい時期」に差しかかっていた時期でした。
さらに、先月ふと病院からもらったクスリを計ってみたところ、2月に減らしてもらったはずなのに思ったより多く入っていて、付加剤(原末以外の部分)の量によるものかもしれないとは思いつつ、減らしたい気持ちが強くなってつい、減らす周期を6日から5日に変更したのですが、その両方の時期がちょうど重なってしまっていました。
まー、どうなんだろーか。全部気のせいさ気のせいさ。



こないだの、腕から足にかけての一連の症状が起きた際、気になったことがありました。
そのひとつは、左胸の内部の特定の場所(左胸の右側)が痛くなったことと、もうひとつは、深く息を吸うと、独特の感覚があったこと。なんというか、喘息とは全然違うんだけど、こどもの頃疲れすぎた時や風邪を引いた時によくなった感覚で、懐かしいカンジ。でも、水泳をやってた時の感覚だった気もする。
どちらも、腕&足の症状が峠を超えたら、消失しました。

20代半ばに内科&皮膚科で入院した時、看護師&当時の主治医に、呼吸が少ないが何故か、思い当たることはないかと聞かれたことがありました。
息するのが人より少ないなんて、言われたことないし、不自由に感じたこともないし、な~んも分からなかったので、「水泳をやってたからかなぁ…」と答えて、それっきりになりました。
今年のはじめ頃に、コナグスリのことや神経などについて調べた時に、ふとそんなことを思い出しました。
でもその時は、クスリを飲んでいることでもしかしたら起きている(いた)かもしれないこととして考えただけで、そのクスリを減らすことの影響については、考えたことがありませんでした。


今年の夏は過ごしやすいとはいうものの、昨年の連日36℃と、今年の33~35℃とで、これほど過ごしやすさが違うものだろうかと思います。
去年はまだ皮膚がよくなくて、ステロイドを強くしても、8月に車の助手席に乗ると日の熱さがジーンズの生地を通して皮膚が真っ赤になり、濡れタオルで半日冷やさないと戻りませんでした。
そういう、皮膚がまだ発火装置的状態であったから、気温が上昇すると加速度的にからだが熱くなっていたという面もありました。

しかし、去年と今年との皮膚の状態の違いを差し引いても、暑さのこたえ方がずいぶん違うような気がします。
去年は、それまで長年の間あまりに悪すぎたので、何とか無事すごせただけで進歩だと思ったものの、正直言って、ホントはもっと楽に過ごせるものと期待していたのが、実際はギリギリで、日中は毎日タオルをぬらして絞り体にペタペタ貼り付けたりしていました。
それでも、足の下の方に悪いものがたまっていくというか、どんどん浮腫むし、何より体が熱くて、「足の指の血が沸騰する、沸く!!」と何度も思いました。
そういう感覚が、今夏はありません。
あれも、アトピーによるもの、というべきものなのかなぁ。

このコナグスリを飲むと汗をかきにくくなるので、熱中症になりやすいとクスリの添付情報にあります。
また、実際に使っている人の情報としても、そういうハナシをよく目にします。
そういうことを、一年前は知らなかったのですが、私は、たんに汗をかく量が少なくなるから体温が上昇しやすい、ということだけではないんじゃないか、という気もします。

私は元来、どちらかというと体温は低め。
ですが、周囲の温度が高くなってくると、しばらくは体温が低いまま涼しい顔をしているのですが、その後急に熱くなって、周りの人より暑い暑いと言い出します。
そういうとき、確かにはじめはあまり汗をかいていませんが、体温が高くなってからはすっごく汗をかいていると思います。
これは、体温を一定に保つ調節機能の切り替えのスイッチが入るのが、遅いというか、鈍いということなのではないか、と思ったりします。

確かに人は汗をかくことで体を冷やすのだけども、それはすでに熱くなってしまった体を冷やすという調節機能の一つで、交感神経と副交感神経のバランスによって、もっと体の深部で体温を一定に保つための複雑な機能があって、そういうもので生体機能が常に一定に保たれているのではないかと思います。

皮膚表面の神経や筋肉の神経に異常を感じることと、汗をかきにくかったり、逆にたくさん汗をかくようになったように感じたり、体温が人より低かったり、逆に高くなったり、胸が痛くなったり呼吸が抑制されたりすることは、繋がっているのではないか、と思ったりします。

ま、訳のわかんない体の不調なんて、誰にでもあることだと思うし、そんなことイチイチ気にしてられないし、一晩寝て忘れるのが一番だと思ってるけど、そういう偶然の「点」が、ふとした時に繋がって見えてきてしまったりして、う~ん、わかんないや!



ただ、このコナグスリについては、時々名前も書いてしまっているけども、減らすことについては危険が伴うので、正直ブログには書きにくかったりもします。けれども、私にとってどこまでがアトピーでどこまでがこの影響なのか分からないので、書いてしまうのだけども。(アトピーのことも、こう無節操に書くバカは私くらいだろうけども。)
減らし始める時は、いろいろ調べたのだけども、その具体的な方法について書かれているところがわからず、我流でやることになりました。

が、最近、他のクスリの離脱についての情報を見つけました。
私の場合、もらっている薬がコナグスリであることは、減らすに当たって幸運でしたが、飲んできた年数が長いのがネックです。
私のように独りきりでなく、できれば医師や家族の理解の下に進められれば、より成功しやすいのではないかと思います。

1年くらい前から思っているのは、私の場合、アトピーの方はいろいろ探し回っても私ほどの人は見つけられないほどなのに対して、もひとつのアタマの方は一番ラッキーな部類であって(だからはっきり書きにくいのであって)、そのアンバランスが私を苦しめている気がします。
昔、診断を下した時にセンセは、「何でも出来ないことはないからやっていいんだよ」と言いましたが、そんなことは思い出すことさえないほど当たり前のこととして生きても来ましたが、実際問題としてそうは出来ない人生なんであって、本来の症状自体は発作も起きず(クスリを複数使っても抑えられない人も多い)とてもラッキーで悩みを言うのは贅沢なはずなのに、実際は長年不自由を強いられた生活になっています。

どこまではどの病院でみてもらうべきものとかいう問題ではなく、私のからだはひとつで繋がってるんだから、あの言葉を言うだけなら簡単なんであって、それだけで何も見ないふりするだけなんて、ただの責任逃れの言葉ではないか、と思えてしまいます。





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最終更新日  2009.08.17 14:23:02
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