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カテゴリ:アトピー
昨晩まで行こうか止めようか迷っていましたが、結局嫌いなビョーインに行って来ました。
診察室に入って、「先生今日が最後ですね」と言ってみました。 そうですね、と言われた後、間が空いて、言おうかなと思いながらもつい、何も言わずに終えてしまおうかなあとも思ってしまい、切り出せないまま、 「変わりないですか」「特に体調に変化はないですか」に、ハイハイと機械的に返事。 いつも診察で、保身一筋の態度を取ってる癖が出てしまいます。イカンイカンと思っていたら、 「薬もきちんと飲めてますか」と、いつもと違うセリフが。最後なので確認ということだったと思いますが、それよそれ、渡りに船。 「クスリについては、ですね」と「ハイ」以外の言葉が出て、ムム、ハハ~ンの気配がムンムン。 環境が整ったところで、去年の12月13日から5~6日周期で少しずつ減らし、現在は20%ほどになっており、発作も起こっていないので、今のところ、先生の新しい病院の方で診ていただくつもりはない、と話しました。 2月に薬についての不安を話したときは、センセから「ずっと飲み続けるものだ」ということを言われ、減薬について聞くと、一度朝夕各10mgずつ減っただけで、その後変化もなく、話しぶりからあの時の私は精神的に不安定だったのだと解釈しているようでした。 本当は、医師の判断でクスリを処方しているのだから、減らしたり止めたりするのも、その医師がそうすべしと判断しなければならないはずで、その考えに反して勝手に減らしているのだから、言えば、穏やかではないはずと思っていました。 勝手なことをしてはいけないと言われたり、飲む必要性を説かれたりするだろう、というか、そういう立場にセンセを置くことになるだろうと。本来そうするはずだと。 が、そういうニュアンスはまるでありませでした。 少しずつってどうやって減らしてるんですか、発作は起こってないんですね、20%ほどって減らしてる量がですか、あ、飲んでる量が、それはほとんど効いてないくらいの量ですね、じゃあクスリは余ってるんですね。 スルスル話が進んでいくので、拍子抜けして、じつはホッとしてるんじゃないだろうなとさえ思えてきました。 かねがね、このセンセは、これまでの患者で、この種のクスリの減薬や断薬の経験があるんだろうか、と疑問に思っていました。減らしたり止めたりする決断に自信がないのではと。 この種の薬を長期に渡って飲まなければならない患者が、途中で飲むのを放棄するというのは、よくあること、というか、ほとんど必ずある反応だと思います。 気持ちの問題で、飲んでも飲まんでもいいようなものなら、それでもいいわいな。 勝手に止めて、それで結果オーライなら儲けもの(商売としてはそうとはいえない)、悪化すれば患者のせい。 いや、そんなことはクスリを飲まなくても大丈夫になって、2年以上経たなければ言えないことだな。。 「発作は起こってないんですね」と言われた時、 発作は全く起こっていないが、昨年までは全くなかったことなのだが、以前にも話したような、脚や腕などの神経か何かが痛くなって普通に動けなくなることがたびたびあり、皮膚科の医師には、少なくとも神経炎、神経痛で、一番考えられるのは帯状疱疹だと言われている、ということと、 目の調子も、いつまで経っても安定せず、最近も調子が悪いので、再度手術をしてもらった病院で診てもらうことを考えている、ということを話し、 そういったことが気になっているが、クスリを飲みだした本来の症状は起こっていない、と話しました。 すると、「その痛みが出たり皮膚感覚が異常になったりするということも、発作のうちのひとつということも、考えられますけどねぇ」と言われました。 ハイハイと受け流そうとしましたが、本気のように間を置いてくるので、仕方なく、 「でも私の症状は強い痛みが治まるのに1~2日かかり、最終的に痛みがなくなるのには10日ほどかかるのですが、普通発作というのはほんの短い間のものですよね」と突っ込むと、 「まあ、数時間続くということはあるんですけどね…。…ま、そうですね、少なくとも10日ほどかかるというのは発作じゃないでしょうね、8月には皮膚にも症状が出たのなら、それは、帯状疱疹かもしれませんね」とのことでした。 信じられん、そもそも3月には、「血管の方だと思う」と言ったのに。 だいたい、あの神経痛の症状程度で、このクスリを飲み始めるのものか? 全部やめてゼロになるまでに、こういう言葉を聞くんだからな、このセンセに何か話すたび、毎回必ず後悔すると思っていたけど、やっぱりね。 それでも、最後にきちんと挨拶が出来てよかったです。 ア、ハイハイというカンジでしたが。高校生の頃の私を、覚えているのだろうか。 もったいないな、と思います。 クスリを止めてからそのことを言うつもりだったのは、自分のためというより、ほかの人のためになることもあるかもしれないと思ったからです。 アトピーでも、すぐに自分がよくなることに繋がることはなくても、血液検査なんかバンバンしてくれと思うし(今の先生は不必要なことはしない)、看護師にこれまでのことを聞かれれば話すし、そうやって情報が蓄積されて新しいことが分かれば、同じような人の役に立って、そういう経験の積み重ねが回り回って、自分にも帰ってくると思っています。 ホントは、あのセンセが私から得られる情報はたっくさんあるのに。 母には先週、ずっとこっそりやっていた減薬のことを話しておきました。 前回ビョーインから新しく開業するところのビラをもらって帰った時、クスリ減らしてるからもう追いかけていかないと言うと、大丈夫かと一言だけ言い、その後は現実逃避といった態度でした。 めんどくさいなあ、だから黙ってやりたかったんだよなーと思っていました。しかし今回、12月13日からずっと減らしてると言うと、もうそんなにか~と、ストンとこちら側にやってきたカンジになりました。 やっぱり既成事実を作ると強いなと実感しました。 先月までにビタミン剤のボトルに貯めた「飲まずに済んだクスリ」を見せると、圧倒されていました。 減らしてるって、どうやってるのとアレコレ聞いてくるので、予定の立て方とか、薬包紙を購入してデジタルスケールで量ってこうテープを貼っ付けて、何ヶ月か先のものはジップロックで保存してとか、説明すると、あんたは薬剤師かと突っ込まれました。drug addiction的なことがホントはアタマに浮かんだんじゃないかという気もしますが。 真夏でもコナが飛ぶから扇風機かけられへんし、手先の細かいことをやり続けてると疲労で震えが来るで、と笑わせときました。 もし病院に行く必要が出来た時に、どこに行きたいかを言っておけたので、よかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.30 23:11:58
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