830335 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

のんびり幸兵衛夢日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

 

ニューストピックス

購入履歴

2009.11.07
XML
カテゴリ:アトピー
昨日、白内障の手術をした病院に再度行って来ました。
手術をしてもらった先生の診察日にあわせて行ったのですが、お休みで、代わりに若い先生に診てもらいました。

手術後の長々とした経過を話すのは、ややこしいなあと思っていましたが、しゃべらせずとにかく目を見るからと何度もよく見て、
「あ~後発白内障なってますね、じゃレーザーで処置しますから」
と言ったら終わり。
えっと、やるのは右だけですか?いや両方。ちょっと外で待ってて。

外に出たら、すぐ看護師に散瞳薬(診察前にも差した)と眼圧が上がるのを抑える薬(タプロスに見えた)を差してもらい、30分ほどして、先生が出てきて処置室へ。

「後発白内障というのはですね、…まあ水晶体を、栗饅頭のようなものと思ってください。
上の皮を切って、中のあんこを前の手術で取り出したんですが、その奥に、饅頭の底の白い皮が残ってて、そこに人工のレンズを引っ掛けたわけですよね。でもその白い皮が残ってると、そこが今度は白くなってくるんですね。
それはもう遅かれ早かれみんななるんです、あまり気にされない方もいますし人それぞれですけど」

栗饅頭で適度に緊張がほぐれました、さすが数をこなしていると出てくる言葉が違います。
「みんななるもの」というのは意外ではなく、やっぱりなと思いました。
水晶体の中身を砕いて吸い取ってしまったから起こるのが後発白内障なら、なるでしょ普通みんな。

たとえば、ウチの祖母も数年前に白内障の手術をしましたが、「しばらくはよく見えたけどまたすぐよう見えんようになった」と言います。
でももう高齢なので、それほど細かいものを見たいという気持ちも強くないし、病院まで自力ではいけないし、「ワシはこのままでいい」と言います。
白内障の手術をする人のほとんどは高齢者なんだから、そのうち、後発白内障になって、また病院でレーザーで焼ききってもらいたい、という人の割合が、3割ほどあるというのは、案外高い数字なんじゃないかとすら思います。

ま、とにかくそんな感じで診察室のあわただしい雰囲気より話しやすかったので、
手術後の診察の後すぐ翌日に近所の眼科に行ったがすでに眼圧が上がっていて、目薬2種類を使い、眼圧を下げるのに数ヶ月かかって、正常になったと思ったらまた見え方がおかしくなったのだと、話しました。

「ああ、手術して眼圧が上がるというのは、よくあることですよ、全然珍しくないし、そのことと、今回のことは全く関係ないですね」ということでした。
別にそういう意味ではなくて、ただ次々見え方が変わるので戸惑うという意味だったのですが、
手術して眼圧が上がるのはよくあること、という言葉を聞いて、拍子抜けしました。

通院している眼科でメガネを作ってもらおうとしたら、「あなたそれより、眼圧が上がってるわねえ…」と、ものすごく意外そうというか、えらいことのような口調で言われたので、不安になったのに。
その後も、1ヶ月に一度などのペースでの通院だったので、よくなるのに長くかかったし、挙句に「あなたはアトピーだから」と言われるし。
こないだの診察では、後発白内障も「アトピーの人はなりやすいんです」と言われたし。
そういうばかげた言い訳をしたいなら、最初に言って。
そのくせ、この程度の後発白内障でそれほど見え方に支障が出るとは思えないと、強いステロイドの目薬を頻回差すよう指示したけど。

レーザーの処置は、ホントに簡単。
暗くした部屋で、間際に局部麻酔の目薬を差し、コンタクトをして、視力や眼圧を測る装置のようなものに、顔を突っ込む。
すると、明るい光とともに、向こうに赤い丸が二つ見えて、「じゃ、いきますよ」と言って、カチッ、コチッと音がします。これを繰り返すこと、片目につき約10分程度。
痛みもなにも感じない、ただ眩しいのと、じっとしていないといけないのがちょっと苦痛なだけ。
動くと、レンズに傷が入ってしまうとのことで、何度か「あ、動かないで」と言われるのですが、視界全部が真っ白で体性感覚もヘチマもありゃしない。

終わったら、しばらくしてから眼圧を測り、も一度診察室で目の中を見てもらって、終了。
昨日はまだ、瞳孔が開いている影響もあったけど、今日は、また手術直後の感動を味わっています。

いや~、景色のきれいな秋に間に合ってよかった、去年は紅葉が済んだところだったから。
いや~、こんな簡単に済むことに、何ヶ月もかけられるとは。

この経験を次に自分で生かすことは出来ないので、母に話したのですが、
白内障と後発白内障の見え方は、全然違います。そりゃそうだ、白くなる部分が違うのだから。
白内障は、昨日の先生のたとえで言うと、栗饅頭のあんこが硬くなって白くなるもので、その部分は分厚いので、私は「すりガラス」やスーパーでもらう「半透明のレジ袋」を通して見るような感覚に似ていると感じました。
それに対して、後発白内障は後ろの薄い膜が白くなるので、すりガラスやレジ袋ほど白くはないのに、見えにくく、強いて言えば、クシャクシャにしたサランラップを何枚も合わせた物を通してみているような感覚。さらに、光の入り方によって、白いものや明るい色のものや光るものの輪郭が膨張し、眩しく見えます。

よく、白内障になると眩しいなどと言いますが、私は、逆行の時に向こうから来る人の顔が見えないなど、かえって影を感じました。
逆行の時に人が判別できなくなるのは、後発白内障でも同じですが、向こうからの光の眩しさが、違いました。
白内障の手術では、すべてが近くなったと感じましたが、今回は、白くぼんやりした薄皮が取れて、すべてが濃い~くなったと感じています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.11.10 22:32:06
コメント(0) | コメントを書く
[アトピー] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X