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カテゴリ:アトピー
先日、新しく建て直した叔母ん家の引越し手伝いに、両親が行きました。
私には行かんでいいと言うので、少々拗ねとりましたが、後で、いとこが今、建材のくずやホコリやらで体じゅう痒いらしいと聞いて、そやったがなと思いました。わへとりました。 だから、いとこは引越し当日も休まず会社に行ったそうです。避難したというか。 ま、でも、いとこのは、あまり同情に値しません。 せっかく苦労してタバコをやめたのに、また車の灰皿を吸殻だらけにしたり、洋服から臭いをぷんぷんさせたりしているのだとか。 そもそもそういうのは、やめたとは言わんのだけど。 別にタバコがダメだと言うつもりはありません。 好きなら吸って、好きに生きればいいのです。 そういうものがやりたいというシュミが、センスないと思うけどね。 私があまり触れない文化の中では、そういうのがいいっていう価値観があるのかもしれないけど、分からんな。オッサンのペロペロ飴やろ。 皮膚の調子が悪いのはタバコのせい、というつもりもありません。 吸っている人も副流煙の被害に合う人も、ガンや呼吸器疾患の方が心配されるわけだから、皮膚への影響は出ない人のほうが全体としては多いんでしょう。そういうのは不平等だなと思うけど、しょうがない。体質だから。 でも、たとえばアトピーっ子のママとかいう人たちは、よく食べ物のことを気にしますが、というか私もできる範囲ではそのように努力していますが、 毒ではなく、あくまで栄養を得るための食べ物に含まれている微量の物質からの影響が、皮膚にあるというのなら、やっぱりタバコの害は、皮膚に出るだろうよ、と思います。 タバコがその人のアトピーに影響するかどうかは、パッチテストなどしないと分からないという記述を前にネットで見かけましたが、そういうことではないのではと思います。 タバコはアレルギーの原因物質ではなく神経に作用する種類のもので、だから、アレルギー反応の原因になるものを摂った時の反応の出やすさ、免疫反応の正常さ・過剰さ、からだ全体のホルモンのバランス、などに影響を及ぼすんではないかと思います。 そういうグループの中に、添加物の一部やある種の残留農薬や、毎日囲まれている住宅に含まれる薬品なども、入るのでは。 でも所詮、完璧にそういうものを排除した清らかな生活をすることは不可能なので、選べる余地がある時には、なるべくいいものを選んだり、余計なものは避けたり、するわけです。 本能的に行動してそうなっている時もあるけど、多くは知識を持つと自然とそうしたくなるのです、フツーは。 私がそういう風に思うのは、いいかげんしつこいですが、やはり飲んできたクスリのことがあるからです。 だって、あのクスリは、食事には何の制限もなく、つまり食べ物で何を摂っても関係なく確実にからだに作用するものだったわけで、そういうものを飲んでいる患者に、調べて安全な食品を手に入れるよう努力しろなどとイシャが言うのは、今考えると滑稽な気がします。 別に、ノミグスリなら何でもかんでもそのような目で見るようになったというのではなく、本を読んだり調べたりして、そういうものを飲んできたのだと思うようになりました。 私は症状が軽かったので、やめようと思えば服用をやめることができましたが、そういう選択肢がない人もたくさんいます(というか、本来そういう人だけが飲むべきクスリだと思うけど)。 結局、「ため」というか、余力、余裕といったものが、どれだけ残せているかが、大切なのではないかと思います。 昔のセンセは、それを蛇口から出る水の量とそれを受けるバケツの大きさにたとえて説明しましたが、私にはどうも、絞る蛇口の選択の順序を、間違って指導していたような気が。 いとこちゃんになら、このたとえ話はちょうどぴったりのような。 いとこには、もう一段高みに上がって、洗練されたセンスで生きてほしいなあ。 ま、とにかく、叔母ん家には、もうちょっとして落ち着いた頃に、見に行きたいなと思っています。 当日叔母ん家&我が家の昼食用に、母が作ったお弁当。仕出し屋かっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.20 13:59:39
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