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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
まず、右足の親指の皮膚の調子が悪くなっています。
場所をもう少し詳しくいうと、ツメの生え際から第一関節までのスペースの、上半分。 この小さい場所だけに、いくつも水泡ができたり、皮が次々剥けたり、黄色い液が出たり、表面が黒くなったりしています。 最初はどうなってどういう経緯でこうなったんだか、どうもよく覚えていません。 先月の診察の時は、まだなっていなかったので、短いあいだにあれよあれよと悪くなった気がします。 皮がめくれたり水が滲み出たりするので、感染症が心配で、とにかく消毒ばかりしていました。 それでも、よくなるよりかえって悪くなったので、消毒液に負けたのかなと思ったりもしましたが、そのうち、これは3~4年前に足の甲が悪かった時の、自分の対処の仕方と一緒だわと気づき、結局あれがまた顔を出しているのだと認めざるを得なくなりました。 足が悪化しだしたら、すぐにでも思い当たりそうなものですが、それをなるべく避けて考えようとしていました。後戻り、っていうのがイヤで。 とにかく、それならステロイドを塗らねばと、今からだに使っている弱い方の薬「4」を1日1回塗ることにしました。 昨日の夜で3回塗り、ずい分落ち着きました。 といってもまだひどくて、腫れており、真っ黒な皮膚がひと通り取れて危ういカンジの茶色い皮膚になっています。 水が出るのは止まりましたが、一応まだ、ティッシュを包帯みたいに親指に巻いています。 外を歩く時も、この「ティッシュ親指」の上から靴下を履いて、日に何度か替えるようにしています(ガーゼの方がいいと思いますが、買うのがめんどくさい)。 お風呂では、前に使っていたイソジンスクラブを泡立て、そっと洗っています。 とりあえず、一番弱いステロイドが効いてくれてよかったです。 最初にこの足にステロイドを塗りだした時に、「アトピーがひどくなっていたのは分かっていたけど、これもアトピーだなんて思いませんでした」と言ったら、研修医のセンセに、「ステロイドが効いたということは、アトピーだということですよ」といわれたのを思い出しました。 アトピーとは何ぞや、と思うたびに思い出します。 特定の原因から起こる病気の名前ではなくて、現に皮膚に出ている症状(結果)を指しているに過ぎない、ということなのかな、と。 所詮、皮膚科で出来るのはそういうことなのだと。 でも、この今出ている症状の火消しをしないと、この「結果」が全身をめぐって、さらに皮膚の状態を悪くさせる「原因」になってしまうので、皮膚に症状が出たらまず早くその悪化を止めていい状態にすることが、必要なのだと今は思います。 って、別に自分のからだでこんなに何度も身にしみて分かる必要はないんでありマス。とにかく、私のはナンギです。 ただ、自分のこういう経験が同じような症状の人の参考になればいいなと思います。 みんながみんな、イチイチ遠回りする必要はないんで。 私のような経験はできればせずに、回避してほしいものです。 皮膚の調子は、やっぱり夏だしクスリも減ってるしで、腕に一部アミロイドが復活したり、全体的によくないです。 が、悪いことばかりでもなく、というか強引にいいところを探すと、一度悪くなりかけてもそのまま一直線に悪くならず、汗をよくかくのにすっかりよくなるところもあるのは、自分でも意外に思っています。 首の前側(あごの下)は、一時赤くなってボツボツとジンマシンのようでしたが、今は薬を塗るのを忘れるほどになりました。 長い目で見て、年単位で変わってきたなと思うのは、皮膚のしわのあいだの部分が強くなったというか、つなぎがしっかりしてきたように感じることです。これまで、ステロイドを塗る回数が増えたり減ったりしてきましたが、最初にクスリを目いっぱい使っていたときから量が減りだして、塗らない日ができてきたときは、「塗らない日」に全く何も塗らないと、皮膚がキリキリ痛んだり、乾燥がひどくすぐ悪くなりそうになったり、油断するとしわの間からアミロイドのブツブツがすぐ復活しそうな気配が見えたりしました。 それでステロイドを塗らない日はアズノールを塗らなければなりませんでしたが、病院で出されるアズノールの量では足りなくて、薬局で精製度の高い白色ワセリンを買って使っていました。 それが、今は「塗らない日」にはホントに何にも塗らなくても、キリキリ痛くなったり乾燥したりしなくなりました。アミロイドは出ますが、特定の部分だけです。 ただ、キンカンの消費スピードが恐ろしく早いです。大きい方の瓶(120ml)が1週間もたず、4日ぐらいでなくなることも。 ま、前はこんなもの使えなかったわけだから。いいんじゃないすか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.19 18:27:47
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