のんびり幸兵衛夢日記

皮膚科の診察日でした。

が、いつもは空いている所がない長椅子が全部カラ。
先生が急病でお休みとのこと。代わりの先生が診るがそれでもいいかと聞かれ、よっぽど次の予約だけして帰ろうかと思いましたが、手のひらに出来たものを診てもらうつもりで来たので、診察を受けることに。
いつもは予約の1時間前に来て、見てもらうのは予約の１時間後ぐらいなのですが、今日は腰を下ろす間もなく呼ばれました。

で、若い先生に診てもらいました。
手のひらを見せると、先月のカルテを見て、皮膚がアトピーで悪かったものが治ってくるときに、時々その悪いものがおさまり切らずに手や足の先に出来る、水疱だと思います、とのこと。
とても悪くて真っ赤だったりすると、ときには手のひらじゅうに、小さい水疱がいっぱい出来ることもあるんですよ。

んー、それは十分知ってるけど、これは違うと思うな。
というわけにもいかず。
足の甲がジュブジュブになったこともあるけど、そのときと体の悪さはぜんぜん違うんだけど、とも言えず。
参考までに、数年前に全身ヘルペスになって、以降手のひらにぶつぶつが出来て水疱になったりも、してるんだけど。
とか言うと、こっちの思い込みが強いと思われるような気もし、また、この先生にそうではないのでは、ああではないか、などと長々と話す必要もないかとも思い、そのまま黙っていました。

何か、強い塗り薬を持ってますか？と聞かれ、えっと、湿疹のですか？それはまあ、背中や腕に塗ってるステロイドがありますがと言うと、
じゃあそれを、１日に頻回塗ってください、手のひらは皮が厚いので、との指示でした。

悪い患者であるワタクシは、そんな強くクスリを１日に何度も塗るべきだと思えず、ハイと言いながら塗らないぞと心に誓いました。
一応、目のヘルペスのときにもらった治療薬を、１日１回塗っています。
昨日までは、手のひら全体がめちゃくちゃ痒く、あまり眠れませんでしたが、ようやく痒みがおさまってきたところ。

ま、いっか、とにかくカルテに書いといてもらったし。

先月は４ヶ月ぶりに血液検査をしていたのでその結果も聞きました。
TARCは393で、背中や腕の調子が悪かったわりに、悪くない数値でした（基準値：0～450）。
あの時は、腕のアミロイドがかなり硬くなっていて、強いステロイドを塗ってもなかなかよくならないように思えましたが、2週間ほど前からよくなり今はほかのところと変わらないほど柔らかくなりました。
背中は、自分では前よりよくなり楽になったと感じていたので、そろそろ弱いクスリかなと思いましたが、見てもらうと腰に一部赤みがあるそうで、もうしばらく強いステロイドを続けることに。
様子を見て、身体のほかのところに使っている弱いものに変えていってよい、といわれました。


何年か診てもらっている間に、ちょくちょく突発的なものが出たりするのですが、それを主治医にタイミングよく診てもらうことが、なかなか出来ません。今回は、今回こそは、ちょうどいいぞと思ってたのですが。

先月も目にした、中待合に張ってある文書を、今日改めてよく見てみると、なかなか切実なことが書いてあり、
この病院は本来、ほかの病院で見てもらうことができない、入院が必要な患者を対象にしており…遠くからこられる患者さんも、たくさんおられます…しかし医師不足のため…年々患者が増加しており…これまで昼食の時間も削り夕方遅くまで精一杯対応してきましたが、…限界を、超えています。…

こういうのを、先生が急病と言われた時に見ると、う～む、何ともいえない気分です。
医師不足っていうか、医師はいるにはいるだけど。
あの先生がいないとなると、みんな帰っちゃうし。
あの先生が、２～３人欲しい。