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カテゴリ:ハンドメイド
帽子を編みました。
こないだ祖父んところに行ったら、私がむかし編んだ帽子を、「これ、編んでくれたやつやぁ~」と自分の部屋から持って来ました。 ふん、知ってるよ。と思い、相手にもしませんでしたが、帰ってから、つまりまた編んでほしいってことか?という気がしてきて、同じデザインの色違いを編みました。 なんせ祖父は憎たらしい口を聞くことはあっても、素直にああして欲しいとか、嬉しいとか、ありがとうなんて言わない人なので。 私がやっとしゃべり始めたぐらいの小さい頃の声を、録音したテープがあるのですが、その中で「おじいちゃんは?」と聞かれて、すでに「髪ないのぉ~!」と言っています。物心ついた時から祖父イコール、ツルツルなのです。 さらに年を取り痩せて寒がりになったので、一年中帽子をかぶっています。夜寝る時も。 なので、前に編んだ毛糸の帽子は、もうフェルト状になっていました。 そんなに使ってくれるんなら、作り甲斐があるというもの。 この帽子は、まず、真ん中の三つ編みのような縄編みとその左右のギザギザの部分を、ヨコ24目タテ130段の細い帯状に編み、 帯を輪っかにして、輪の周囲から124目拾って、テッペンまで編み、 輪の周囲の反対側からも112目拾って、ひと目ゴム編みを編み、ゴム編みの部分を半分裏に折って、端を縫いつけて仕上げました。 ずっと靴下ばかり編んでいたので、一度編んだくせに忘れていることが多くて、引き抜きとじってどうやるんだっけ?などと、ネットで調べたりしました。。 この帽子は、たしか3年前に入院している時に、売店をウロウロしていたパジャマ姿のおじいさんが、同じものをかぶっているのを目にしたことがあります。自分が編んだ柄だったので、驚きました。 かわいい若者がモデルになっている本に載ってるんですけどね、年寄りに好評なデザインのようです。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.10 23:07:40
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