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カテゴリ:料理・たべもの
毎年恒例の、赤かぶの甘酢づけを、今年も母が仕込み始めました。
第1弾は、15キロ。例年、だいたい3回ほど注文します。 この赤かぶとの出会いは、なんか毎年書いているような気がしますが、ポランの野菜セットに入っていたことからでした。 毎週何種類かの野菜が入ってきて、時には食べたことのないものが入っていることがあり、どうすんのさと途方に暮れつつも、それが出会いとなって新しい家の味が増えていきました。 最初に赤かぶが入ってきたときに確か、食べ方が紹介されていて、それで母が酢漬けを作るようになりました。 でも、一度はまると度が過ぎる母なので、おいしいと思ったらもっと欲しいもっと欲しいとなり、ポランをやめても手に入れるために生産者と連絡を取りたいと言うので、ネットで調べて住所を見つけ、手紙を出して送ってもらうようになりました。 こういう、生産者から直接送ってもらって買う、というのを、ほかの農産物でもやりたい、と最近母が言います。 我が家で車を運転するのは父だけで、その父ももう年だし、元々運転が下手で毎回私と母はこっそり神社のお札に手を合わせ命がけで父の車に乗っているので、もう少ししたら、これまで好きに買えていたものを買いに行けなくなる、と心配しています。 それで、先日買った、干し柿用の渋柿の、生産者の名前が書かれた値札も、全部切り取って集めて取ってあり、その人たちに直接連絡を取りたいと、直売所に電話したそうです。 でも、やはり、そのように生産者の連絡先を教えるようなことは出来ないと言われたとか。 私はそうだろうなあと思っていたので、そこまで聞いて驚くことはありませんでした。が、その後の母の一言に参りました。 だからね、「じゃあもう年を取ったら、買えないって事ですね」って電話でいってやってん、と言うのです。 何でそんな余計なことを言うのさ。最近、わざと厚かましいおばちゃんを演出して利用する傾向があります。。 ま、それはどうでもいいんですが、確かに今はまだ和歌山まで行って、後ろにシコタマ野菜やら果物やらを詰め込んで買って帰ることが出来ますが、いつか終わりが来るでしょう。 ウチの周りを見渡しても、こんなことをしているのは我が家だけだし。 これまでが恵まれていたのです。 確かに、農家の一軒一軒に個人が直接訪れてやり取りしたり、電話などで注文を受けて配送の手配などするのは、ものすごく手間のかかることだし、情報の管理の面からも生産者の情報は保護されるべきで、そういう管理をしっかりすることが直売所の役目の一つなんだと思います。 ただ、生産者によっては、自分の方から積極的に売ろうという姿勢のところもあるかもしれません。 みかんや柿には、個人の名前以外に、~農園などと書かれているものもあり、そういうところは直売所にも商品を置いているけども、それ以外のルートでも売りたいと思っているかもしれません。 なので、これから、野菜や果物を買ったときは、生産者の表示があったらそれをメモしたり切り取って保存するようにしようと思います。 赤かぶの生産者の情報はネットで見つけましたが、住所が載っていたところに「売ります」と書いてあったわけではなく、農業の研究のような情報のページにたまたま1箇所だけ出ていたのですが、直接連絡すると、快く送ってくださいました。 生産者は毎日作業がたくさんあって忙しいと思いますが、欲しいと言う消費者に確実に届くことは、嬉しいのかもしれないという気がします。 農作物を作っていて、欲しいと言う個人に売ってもかまわないという方には、そういう情報を発信して欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.27 09:33:46
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