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のんびり幸兵衛夢日記

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購入履歴

2011.04.09
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カテゴリ:料理・たべもの
少し前になりますが、母が「クロワッサン 2011年 4/10号 」を買ってきました。
表紙に辰巳さんの顔と、「辰巳芳子さんの提言 発酵は生きる手がかり。」の言葉。一種の、ジャケ買い?

辰巳さんの料理で、母が作り続けているものがいくつかありますが、手間のかかるものが多いです。
その手間には、省くわけに行かない理由があるものもあれば、そうでないものもあると思うのですが、
わざわざ面倒くさいことをする理由を語らせると、必ずしも合理的な理由でなく人生観や精神論に及ぶことがあり、ちょっとめんどくさい存在だったりもするのですが。

でもそういう辰巳さん独特のカンジが、この雑誌の中では、うまく表現されていて、その空気感が面白く感じました。

たとえば、こんなカンジ。

…出汁を引いている人は100人のうち、たったの3、4人。味噌汁などは週に1度飲むか飲まないか。ああ、日本人って、底が抜けちゃったのだな、と思いました。…

…甘酒は、たっぷりのブドウ糖、アミノ酸が含まれているから、冷えたからだを温め、疲れを瞬時に取り去る。これを受験生に飲ませてあげたい。きっと頭は冴え冴えとするはずだし、サッカー選手に飲ませれば、試合中どれだけ走れることか。…

もっと、難しい禅問答のようなことも、おっしゃっています。
いやいや元気だなあ、っていうか年を取るのを忘れてるんじゃないの?とさえ思ってしまいました。

この雑誌の中では、辰巳さんの話のほかにも、塩麹の仕込み方や、塩麹を使った料理なども紹介されています。
この中にある、春キャベツの塩麹の漬物は、最近毎日食卓に上ります。

また、しょうゆの代わりになる「煎り酒」の作り方の紹介もあり、これも最近我が家でヒットしています。
煎り酒というのは、酒に梅干を入れて煮詰め、最後に鰹を入れて漉す、というシンプルな調味料。
しょうゆよりも塩分が少なく、さっぱりした酸味とダシが効いているので、白身魚のお刺身や炊き込みご飯などの繊細な味や、トンカツのようなあぶらっぽいものによく合います。
春キャベツの塩麹漬けに、ちょろっとこの煎り酒をかけると、サラダ感覚でおいしいです。

母は、納豆にかけて「おいしいっ!」と唸っていましたが、私は納豆に煎り酒はあんまり合わないような気がしたんですけど。
ま、人それぞれです。





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最終更新日  2011.04.09 16:25:27
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