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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
皮膚科の診察日でした。2ヶ月ぶり。
足指の水泡はあまり出なくなりましたが、時々指の先端にブツブツと固まってできます。 それが数日すると、固くなって皮がめくれて、血が出たり黄色い汁が出たりするので、お風呂上りに薬を塗った後ガーゼで包んでいます。 初めのうちは、ガーゼを巻くのは右の親指だけだったのですが、人差し指も、そして左足の親指の付け根も、足の裏にも、ガーゼを巻いたり貼り付けたりしなければならなくなりました。 ま、こうゆうのは慣れっこで、常にガーゼを大量にストックしてあるのでいいのですが。 やっぱり、薬を塗ると効いて、しばらくすると塗る必要もなくなるのですが、今年は特に急激に暑くなったり、涼しくなったりと気温差が大きく、それに対してからだがついていけていない時に、からだの先端にアトピーの症状が溢れてくるように思います。 それから、腕のアミロイド。 これは6月30日の診察の時点でせっかくよくなっていたのですが、指示通りプロトピックに変えた数日後に、調子が悪くなりました。 左の前腕の外側の、肘に近いあたりに、アミロイドとは違って、もっと柔らかく大きな、赤い湿疹が数個できて、そこがモーレツに痒くなりました。 赤い湿疹は、これまでもからだのあちこちに突然できては消えたりしていて、それはなんとなくいつもより遠くに出かけたりして疲れた時に出てくるように感じていたのですが、これまでは痒みはほとんどなく、特にステロイドを付けなくても引いていたので、先生にもステロイドをつける必要はないと言われていました。 が、今回のものは痒みが非常に強く、またこれまでアミロイドがあったところだったので放置するとアミロイドがまた復活してくるように思えたので、プロトピックを止め、弱い方のステロイドを使うことに。しかし勢いは止められず、アミロイドがよみがえってきました。 私はせっかくよくなってきれいになっていたのにと、すごく腹が立ち、もうよくなってはプロトピックに変えるということの繰り返しにうんざりしてしまいました。 その後、いったんは落ち着いたので、特に調子がいい方の右腕の方からプロトピックに移行しようとしたのですが、2~3日ほど使ったところですぐに強い痒みと赤みが出てきてアミロイドが復活したので、またすぐに弱い方のステロイドに戻しました。 しかし、いったん出てきたアミロイドの勢いは治まらず、これまでと違って強い痒みがあり、新しい湿疹と相まってボコボコで、薬を塗った後のてかてかした面に横から光を当てて見ると、まるでゴーヤみたいになっていました。 見た目も気持ち悪かったですが、何より内側から湧き出てくるような感覚が強かったので、両腕に強いステロイドを使うようにしました。 それでもなかなか強い痒みが治まらず、先週あたりは夜中の2時3時ごろまで寝付けない日が続きましたが、ようやく最近になって勢いの山を越えたような気がします。 アミロイドの細かいツブツブは黒っぽくなっていっぱい残っていますが、隆起しておらず色も枯れてきていて、痒みも夜以外は忘れていられるようになってきました。 今回新たに出来た湿疹は、もうよくなったようです。 そのほかにも、15日には朝起きると左の肩が異常にこっていて、首がほとんど動かせないほどで、それと同時に胸の上の部分(首の下。きれいならばデコルテとか言うらしい)に突発的に赤くブツブツした湿疹が重なり合うようにして出来たので、これにも1週間ほど強いステロイドを使いました。 今はもう、枯れたようになっています。 また、背中も一時、お風呂に入った後タオルで拭こうとすると痛くて拭けないような日が続きました。 それから、数日前から今度は、左の足首のあたりに、急にアミロイドが出現しました。 この部分はこれまでにしつこい湿疹などが出たことはないのですが、5年ほど前に足の甲の皮膚が決壊して水浸し状態が続くことになった直前に、脚が突然パンパンに浮腫んで腫れあがったことがあり、その浮腫みが全体的には引いた後も足首には今もよく見るとはれぼったくなった状態が続いていて、その膨らみのすぐ上に化膿したものが出た跡が残っており、今回そのあたりが悪くなっています。 その新米アミロイドの部分にも、強いステロイドを使っています。 ま、ざっとこんな状況です。 それで、先生がおっしゃることには、 足指の水泡に関しては、きっと汗をよくかくので汗疹のようなものが出来てそうなっているのだろうから、もうしばらくすれば涼しくなって治っていくだろう。 そして、アミロイドに関しては、長い目で見れば、プロトピックをしばらく使い続けて治していくのが一番いいと思う。 が、アミロイドというのは基本的に燃えカスみたいなもので色素沈着のように跡が残っているものなのだが、一部には、特に長年悪い状態だった人にそういう例が見られるのだが、燃えカスになりきっておらずまだ燃え残っているようなものも、アミロイドとしてあらわることがあって、そういう勢いがあるものに対しては、プロトピックでは抑え切れない。 だから、「今回の教訓としては」アミロイドの勢いがちゃんと収まるまでは、強いステロイドを毎日しっかり塗って、痒みや厚みがなくなり勢いがなくなってから、プロトピックに変えていく必要がある。 ということだそうです。 私としては、足の指の、股の部分に出来るならまだしも、ホントに見事に指の先の先っちょに、まるで水に浸かった後のしずくがついているかのように出来るような水泡が、汗疹のようなものと言われても、ちょっと納得できず。 また、なにより先生が今回の悪化から「教訓」を得たとして話されることは、私にはとうの昔に分かりきっていることで、「教訓を得るのが遅すぎるっ」と突っ込みたいところ。 ていうか、う~んなかなかうまくいかんな、ま、この困難な例から得られる教訓としては…てなことは、こっそり胸の奥でつぶやくか、夜日記にでも書いておいて欲しい。 とにかく、今回はステロイドを多めにもらっておいたため、ただただ2ヶ月悪化するのを眺めて診察日を待つということにならなかったのが、幸いでした。最初にステロイドを使い始める時に、先生は、ステロイドをしっかり使うことが結局最終的に使う総量を少なくすることになる、と話されたのに、プロトピックと行ったり来たりという対応になっているのが、どうも納得できません。ま、とにかく、ステロイドを貯められる時に貯めておくダヨ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.27 15:34:26
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