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カテゴリ:ハンドメイド
すべり目を使った模様のVネックのベストが完成しました。
残りの毛糸の量と色の組み合わせで出来るものをあれこれ考えていて、以前Knittyで見かけたAriettaというパターンを思い出し、これを拝借することに。 オリジナルは5色ですが、黒(限りなく黒に近い茶)6本取り、グレー(濃いグレー1本&薄いグレー2本)3本取り、茶杢4本取りの、3色にしました。 明るく淡い色の組み合わせがオリジナルのよいところなのに、こんな暗い色では台無しなのですが、いかんせん毛糸が限られとるんですわ。 本体は3号棒針、ゴム編みは2号棒針。 また、オリジナルはメリヤス編みですが、糸が細いので編地に厚みを出すためガーター編みにしました。 これもはじめは前開きのベストにする予定で編み始めたのですが、糸が細い上に柔らかい(ラムウール)のでヘロヘロの編地になり、羽織りものには向かないように思い、途中で前開きでないタイプに変更しました。 で、ラウンドネックは一度編んだので、今度はVネックに挑戦してみることに。 ポイントは、Vの部分のゴム編み。 編物の本をあれこれ見ると、通常はVの中心で、3目一度の減らし目をするようなのですが、そのようにするには中心が1目となる必要があります。 しかし今回は前開きのつもりで編み始めているので、1段の目数を偶数にしており、つまり2で割り切れてしまうので、真ん中の1目というものがありません。 こういう場合のやり方が、どの本にも載っていなかったので母に聞いたら、1目で無理なら2目にすればいい、という単純な答えでした。 真ん中の2目をメリヤスにして、それを中心に、表側を編む時はメリヤスの両隣の目も表編みになるよう、真ん中の両隣の裏目が隠れる方向に2目一度の減らし目をして、 裏側を編む時はメリヤスの両隣が裏編みになるよう(つまり、裏・表・裏…という一目ゴム編みになるように)、今度は真ん中の両隣の表目(裏側から見ると裏目)が隠れる方向の2目一度の減らし目をする。 …文章で書くと分かりにくいですが、言われてみると、そりゃそやな、というようなことでした。 それにしても、この編み方、ずっとガーター編みなので、退屈。 すぐに眠くなります。 これまでに編んだもので、メリヤス編みが続くところなど退屈なところは、机に本を開いて置いて、それを読みながら編んだりしていました。 でもこれは、編地は超退屈なんだけど、モザイク編みだから常に数を数えていなければならず、さらに何本もの糸を引きそろえているので、よく注意しておかないと糸を割ってしまいます。 退屈な編み方なのに、ほかのことをしながらではなくずっと専念して編まないといけないので、眠ネム暑アツで集中力が途切れがちで、なかなか進みませんでした。 でも完成すると、喜びもひとしお。 ちょっと個性的過ぎる柄になってしまいましたが、せっかく自分で編んだものだから、秋になったら着たいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.16 09:05:26
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