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テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:アトピー
皮膚科の診察日でした。
背中と腰のアミロイドは、なくなりました。 腰の方は自分では見えませんが、手で触った感じではアミロイドというより肥厚という状態ではなかったかという気がします。 この部分は、この先生に診てもらうようになる何年も前からずっと悪かったところで、よく皮膚が決壊して水分が出てくる状態になり、ガーゼのハンカチを常に当てていたことを覚えています。 仰向けに寝転ぶと当たるので、まっすぐ上を向いて寝ることが出来ない時期がありました。 背中の上部はよく汗をかくところなので、何度も湿疹が悪くなるのを繰り返してきたところですが、アミロイドと言われだしてからあまり日が経っていませんでした。 腕のアミロイドは、完全に消えたわけではありませんが、前回のような勢いはなくなり、痕が残って、触ると奥の方に芯があるように感じる、という状態。 「よくなってきたところなので、もうあとひと月、今のステロイドを使って、血液検査でTARCが下がったのを確認してから、ランクを落とすようにしましょう」とのこと。 6月のTARCは500台で、この程度なら正常値といえるぐらいだそうですが、私はだいたい低めなんだそうで、4月には200台だったので、アミロイドが悪くなるとTARCが高めになる傾向にあるようだ、ということです。 TARCについては、帰宅してから過去の数値を見てみたところ、去年の8月は900台になっていました。 だから、もしこのひと月に目立って悪くならず現状維持で夏をやり過ごせたら、1年前よりアトピーが改善していると言えるのでは。 最近は腕のアミロイドをガーゼのハンカチなどで巻いているわけですが、この巻く作業をしていると、アトピーが重症化しだした20代の頃にも、毎日腕に包帯を巻いていたことを思い出しました。 独断でやったわけではありませんが、脱ステをし、皮膚表面の皮が果てしなく剥がれ落ち続けた時期や、その後の剥がれ落ちるものもなくなって、異常に薄い皮膚になり、腕の内側が腫れていた時期には、夜だけでなく日中も、また散歩する時も人目を避けて日が落ちてから、包帯だらけの状態で歩いていました。 その後、何年もかけて、皮膚表面がウスウスの状態から徐々に硬くなってきて、外側が筋状にキリキリと絞られるような感覚が常にある状態になり、それが全身に広がって、今の治療を受けるまでは常に全身が雑巾のようにキリキリと絞られるような感覚でした。 もう随分長いこと忘れてたけど、また今になって同じことしてるよ~、戻ってきちゃったよ~なんて思いながら、毎晩グルグル巻き巻きしていますが、やめなさいといわれると困るので(言われてもやるので)、先生には言いませんでした。 ひとくちにアミロイドといっても、私の場合で言えば、腰になったような皮膚が分厚くなるというものや、背中上部に出来たような汗をよくかくところに老廃物や新陳代謝の関係でなるものや、そして腕になったような、重症の状態が長期間続いたことによる代償的なものというように、いろいろ種類があるのかもしれないと思ったりします。 ま、どっちにしても、なってしまえば対症療法のステロイドで治すのだから一緒だけど。 6月の末になった、右の腰付近のヘルペスは、もう何となく痕が残るという程度になってしまいましたが、一応報告。 一日外出した時になったこと、初め赤く腫れて、その後小さなブツブツができ、ブツブツの先が白くなった数日後にかさぶたになって、徐々に取れたと経過を説明。 痛みはあったか?(硬いものが触ったり押さえたりすると、奥の方に鈍痛があったが、ピリピリとした痛みはなかった)、何もせずに治ったのか?(薬は塗らなかったが1週間ほどで治った)、ほかのところにうつったりはしなかったか?(しなかった)と、アレコレ聞かれました。 それから、また今年も足の指先が、水泡が出来たり皮がめくれたりしているので、診てもらいました。 足の指といっても、指のあいだは何もなっておらず、指の先端の、手の指で言えばささくれができたりするような、ほんとに先っちょのキワのキワにだけ、出来ています。 脚は膝から下が全体的にむくんでいるように思うし、特に指は、朝起きた時は細いのに時間が経つとごろんと太くなって、気持ち悪いほど大きさが変わります。 と説明したのですが、 「それはあせもでしょう。何も心配ないと思います」と言われました。 やっぱり今年も、納得できません。。 ひと月ほど前に、母が水虫になって皮膚科の治療を受けました。 私が毎年足指のことで神経質になっているので、私に内緒でこっそり薬局で治療薬を買って使ったらかぶれてしまい、相談されたので、母が行こうとしていた近所の商売っ気たっぷりの皮膚科(お医者さんがにっこり笑ったイラスト入りの広告をあちこちで目にする)ではなく、歩いて30分ほどの大学病院の皮膚科で見てもらうよう薦めたところ、まずかぶれを治すためにアンテベートを使い、その後検査をして水虫と確認してからかぶれにくい薬を出してもらって、すぐによくなりました(今も治療中)。 そういう経緯があるので、自分は状態から見て水虫ではないとは思いますが、感染しやすい状態になっているので、気にはなっています。朝晩消毒しまくりの毎日です。 何も心配ないといわれても…。 特に親指の先端の、外側の方はガンガンチクチクと常に刺激があって、時には熱を持ってしもやけみたいにジンジンとします。 気温(体温)が高くなると悪くなるようで、一日外に出ていると翌日は大きな水泡がいくつも固まって出来て、めちゃくちゃ痒いので、針で突いて水を出して消毒すると、皮がめくれて治まります(同じところに続けて水泡が出来たりはしません)。 昼間の一番暑い時間帯は、横になったり、脚を高いところに置いていると(机に投げ出したり…)、痒みや痛みや熱感といった刺激やむくみによってパンと張った感覚を感じず、楽に過ごせます。 とか言うことを、もっと詳しく言えればよかったのですが、あせもだと言われると、何もいえることがなくなってしまいました。 先生の方に知識があれば、たぶん、ヘルペスに関してアレコレ聞いたように、詳しいことを質問して状況を知ろうとしたと思います。 こないだから気になってネットで少し見てみたのですが、汗疱と言われるものが、症状としては似ているなと思います。 こういう水泡自体は、私は長年手の指にも出ていましたが、別に深刻に心配したことはありませんでした。 たぶん、あれも同じようなものだったのではないかと思います。 でも、あせもにしても汗疱にしても、汗腺の分泌が関係するようですが、足の指といっても、先っちょも先っちょ、なんです。 この小さい場所に、いったいどれだけの汗腺があるというのか。 足のむくみの原因になっている水分が、この小さい部分の汗腺がスムーズに働けば解決するものだとは、どうも思えないんだなあ。 私としては、5年前にこの先生にかかるようになった時に聞いた説明が当てはまるようにずっと思っているのですが。 あの時は、足の甲の皮膚が決壊して常にジョボジョボと水分が出続ける状態が1年続いていたのですが、先生の説明では、皮膚の一部分が悪いようでも、からだは血管で全身がつながっているから、その悪いものが全身をめぐって影響を及ぼす、ということでした。 特に、からだの末端に溜まる傾向にあり、端の中でも特に下半身の方に悪いものが溜まってその影響が出る、と言われたと記憶しています。 だからこそ、全身の状態をよくしようと、ステロイドによる治療をしているのだし、夏になるたび足先に水分が溜まって皮膚が悪くなれば、前のひどい状態がまだ治りきっておらず少し再発していると考えて、前のような状態になっては大変なので気にしているわけで、これまでの積年の経過がなければ、私もあせもと言われても、あっそ、とやり過ごすところなのです。 まあいいや。 今日からは、消毒の後、弱いステロイドを塗って、悪くなっている指全部にガーゼを巻き巻きして寝よ。 これも、これまでに長いことやってたことがあるんで、要領は分かってら~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.19 17:23:27
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