今夜の夕食は、戴いた野菜と自家製干物で
レタスが1,000円とか、キャベツが800円などとニュースで盛んに言われた頃と比べると、ほんの少しですが、野菜の値段もマシになったように見えます。それは決して、卸価格が下がるところまで順調に生育した野菜の入荷量が増えたというわけではないと思うのですが、やっぱり今日もスーパーに行って肌で感じるのは、いくら「いまの市場価格はこれですから」と言われても、消費者はレタスならレタスらしい値段、キャベツならキャベツとしてあるべき値段でなければ手を出さない、ということです。やっぱり1本128円もするきゅうりなら食べなくても、今の日本、ほかに何でも食べて生きていけますから。売り手もそのことは痛感したのでしょう、最近は野菜全体の数量、種類ともに少なめで、値段も少し下げ気味、そして何か一つ目玉をつくる、という作戦のように見えます。でも、それはあくまで、「時間はお金より大切だ、便利さには目がありません」という人に添加してくれなくては困ります。今日は、かんぴょうと高野豆腐を買うために、3つのスーパーを回りました。結局先日と同じように、カルフールが一番安いことが分かり、日本の伝統食品もフランスのスーパーで買うのか…、と変な気分になりましたが、それにしても高野豆腐はどうしてこうも高いのでしょうか。私の適正価格は、10切入りの箱で198円ぐらいなのですが、最安値は248円、ほかの2店に至っては318円!「野菜が高騰しているときは、乾物を上手に利用しましょう」、とも言い切れないということです。プリプリしながら帰宅すると、父のお兄さんから野菜が届いていました。畑で採れた白菜や大根など。まあ、大根というより「小根」といった感じのやせ細ったものに、葉っぱだけが立派に伸びていましたが。今日の夕飯は、その「小根」の「大根」サラダに、干物でした。干物は、母がウオゼの安いのを見つけてきてベランダで干物にしたもので、既成のものと違い、少ない塩分で、柔らかくおいしい味に仕上がっていました。貧乏暇あり、です。