緊迫感を共有できないワタシ
土曜日から、左手の中指~肘の下の外側の感覚がおかしくなったり、神経に障るような痛みがしたりしています。ま、でももう下火になりました。先週は火曜日に私鉄と地下鉄を乗り継いで街に出たので、ちょっと疲れたのかも。ゴールデンウィークの時、いつも聞いてるラジオのDJが「振替休日ってなんですか」とリスナーに聞いて(オーストラリア人なので)、仕組みを説明されると、「日本てスバラシイじゃないですか皆さん。いやあ、大好きですねニッポン」と叫んでましたが、私にゃちっともそうは思えん。ここ10年ほどで、どんどん変わっちまっただ。なんというか、ヒステリックで、一部の上っかすだけが都合いいよう仕組みを変えて仲良く分け合って、その他大勢を理不尽に振り回しているような。スーパーに行ったら、店員さんがみんなマスク。ま、それはクリスマスやハロウィンの帽子よりいいけども。ドラッグストアに行ったら、右を見ても左を見ても、客は殺菌除菌関係の商品を握り締めてます。薬用石鹸とか除菌スプレーとかキレイなんとかとか。葛根湯とか(マスクはもう置いてなかった)。椿油と絆創膏を持って並ぶと、浮くような気がしました。100円ショップに行っても、みんなマスクとかスプレーとか買っていました。昨晩から、何度も救急車の音がするし。本当に、現実の世界だろうか、なんて思ってしまう。他人事としてテレビで見ていた時は、ちゃんとマスクしなきゃ、消毒もしてよ、と思っていましたが、自分の身に降りかかると勝手なもので、のんきなことを考えてしまうのです。殺菌とか除菌とか、今ものすごい勢いでその手のものを消費していて、ごみに捨てたり下水に流したりしていますが、それってどうなるんだろうなぁ。長い目で見て、そういうことが、より毒性の強いものを出現させることに繋がったりはしないのだろうか。いや必要なものもあると思うけれども、気分が悪くなるほど強い消毒薬のにおいのする保育園の前を通るたび、今はこういうのをいくら使ってもOKってムードだなぁと、つい同じことを思ってしまいます。こないだまでは、安心安全って、違う意味でうるさいく言いまわってたのに。ウチでは、先週の終わり頃から、母が風邪気味です。といっても、ひと一倍食べるし、熱もないし、毎日1時間歩きに出てるけど。持病のため喉が弱いので、エッヘンオッホンとうるさ過ぎ。何かの拍子にひゅっと喉がおかしくなると、しばらく咳き込んで止まらなくなるのですが、今は電車や店の中で遠慮して苦しい、そうです。一応、外から帰ったら一番に手洗いとうがいをしていますが、ホントに気にしだしたら、キリがないほど穴があるし、はっきりいって、もう世の中津々浦々広がっているのではないかという気さえします。正直言って、今日からちょっと喉もいたいけど、これはあれよ、暑かったり寒かったりで布団の調節がうまくいかなくて寝冷えしただけさ。ホントに、他の国の感染者はあれだけなんだろうかなぁ。積極的に調べるかどうか、という面も、あるんではないだろうか。。他国より突出して患者が多い、という事態を避けたいとか。経済的マイナスを、自国のせいにされたくないとか。新米のウィルスの立場からすれば、勢いのある若者のからだを使って勢力拡大したいところなのかも?とか、今若者が多く罹っているのも、早く免疫を獲得することが生存競争を勝ち抜く上で有利だからでは?とか、勝手に妄想が膨らんでしまうなぁ。ま、そんな分かりやすいことじゃないんだろうけど、今分かってきているような、学校など組織的にフォローできるようなケースはそう問題ではないような気はします。社会保険からはみ出すと、簡単に病院にかかれないし、公的な助けの元だと好きなときに好きなところにかかれなかったりで、ホントはもっと深刻に不安を抱えている人がたくさんいるのでは。また、医療現場が疲弊したり麻痺すると、元々持病を抱えている人が医療機関にかかれなくなり、病状が悪化することによって、インフルエンザに対するリスクも高まってしまう、ということにもなりかねないのでは。って自分のことを棚にあげて、じつは、通院が済んだところで少しホッとしてます。いや、南の方は、来月が危ないのかなぁ。。