[これぞ醍醐味！歌舞伎の大向う] カテゴリの記事

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• 1月のルテアトル銀座、初春花形歌舞伎は中止

  今夜8時から歌舞伎俳優がキャンセルせずに記者会見しているようです。今夜のほうがよっぽど体調不良でしょうけど・・・。無期限で海老蔵の公演を停止するってことまで発表されましたね。本人が言っているのだから書きますが、自らの驕りから起こしたような事件ですから、これくらいのペナルティはけじめとして当然かも。歌舞伎俳優を辞めさせられるところまで行かなかっただけでも良しとして、当分、稽古に励むことだよな。歌舞伎美人サイトにも------------------ルテアトル銀座1月公演「初春花形歌舞伎」公演中止に伴うお詫びとご報告 お客様各位平素より松竹主催・製作の公演にご理解とご支援を賜りまして誠にありがとうございます。予定しておりましたル・テアトル銀座１月興行「初春花形歌舞伎」公演を諸般の事情により中止させていただきます。本公演の観劇券をご購入いただいていた皆様並びにお待ちいただいていた皆様には誠に申し訳なく深くお詫び申し上げる次第です。　払い戻しの方法等に関しましては下記「払い戻しについて」リンクよりご確認ください。多大なるご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。平成22年12月9日 松竹株式会社----------------------払い戻しのことなどは、こちら。

  2010年12月07日

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• 明日のテレビ番組から

  師走の気忙しさに振り回されないように、しっかりと過ごしたい日々であります。忙中に閑があるかどうか分かりませんが、テレビ番組の録画設定だけはしておき、暮れのテレビ番組で見るものが無いときに観ることにします。--------★12月7日（火）午前8:30～9:55　TBSテレビ　はなまるカフェゲスト＝笹野高史さん◎平成中村座でご活躍になっています。数年前には、武士の一分で日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞になりました。★12月7日（火）午後1:20～1:55 テレビ朝日 徹子の部屋尾上菊之助出演◎日生劇場のお話しとか、お正月の国立劇場のお話でしょうか。----------------今月の歌舞伎は、まだまだ先ですが、そろそろ幕見でも行きたいものです。

  2010年12月06日

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• 今度のお正月の歌舞伎中継はBS2だ

  これまで普通に見ていたテレビはアナログとか言うらしいけれど、これに変わって完全に来年7月には地上波デジタル放送とやらになるとのことであります。すでに対策している方はともかく、まだ対策していない場合はアナログ電波のテレビが映らなくなっちゃうってことですよね。それだけならまだしも、ＢＳだとかＣＳとなりますと、訳が分かりません。分からないながらも、ＢＳ幾つとか数字で言われると、地上波だけ対応しても見られないってことくらいは感じます。実は、お正月の歌舞伎中継が、たしか、「こいつは春から・・・」とか言うタイトルでNHK教育テレビか何かで、1月2日の夜に放送されていたはずなんですが、どうなるのでしょうか。何故なら、こんな案内があったからであります。---------------------平成23年　初春歌舞伎公演2011年1月3日（月）12:10～16:15 NHKBS2 正月、新春をむかえた日本全国のお茶の間にお届けする、恒例の歌舞伎生中継。東京・国立劇場大劇場から・・・・----------------詳細を見ると・・・-----------正月の華やいだ雰囲気にあふれる劇場内ロビーでの、ゲストのトークや、芝居見物を盛り上げるためのミニコーナー、楽屋インタビューを織り込みながら、ＢＳならではの、ゆったりと公演を楽しめる番組。演目は「四天王御江戸鏑（してんのうおえどのかぶらや）」。菊五郎劇団を中心とした国立劇場での復活狂言はもはやお正月の風物詩。今回は、尾上家ゆかりの“土蜘蛛”のスペクタクルをはじめ、宝物をめぐっての息も吐かせぬ展開やお馴染みの大立廻りなど、見どころ満載。この作品は初演以来約２００年ぶりの復活となる演目で、文化１２（１８１５）年に江戸・中村座の顔見世狂言として上演された。四世鶴屋南北と同時期に活躍した福森久助が、当時の人気俳優を揃えた大一座のために執筆。題材となっているのは、平安中期の勇将・源頼光や“四天王”と称される家臣たちの活躍、敵対する平将門一族の野望などを描いた『前太平記』の世界。また三代目菊五郎の襲名披露を兼ねていたので、尾上家の家の芸である“土蜘蛛”を登場させて、スペクタクルの要素も盛り込んでいる。-----------当日は劇場で観る予定ですから、放送は必要ありませんけど、幕間に二階のロビーにセットされた小奇麗なインタビューコーナーで、どなたがお話ししているところを観られるかってことも楽しみです。放送のほうは、これまでの恒例の中継っぽい放送ですけど、ＢＳ放送対応しないと生放送では見られないってことで、後日、地上波で再放送されるのでしょうか。

  2010年12月05日

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  和菓子の勧進帳

  歌舞伎がらみのお土産をいただきました。写真の右は弁慶羊羹、中が富樫最中、上が義経の笛。これぞ、和菓子の勧進帳です。製造者は、石川県小松市の（株）御朱印。

  2010年12月04日

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• テレビ番組のミヤネ屋で・・・「南座は任せて」と愛之助さん

  読売テレビ系列のテレビ番組で、午後のワイドショー「情報ライブ　ミヤネ屋」でも地元の利を生かしてか、リポーターが京都南座での取材を続けている様子が放送されていたようです。話題の中心は成田屋の御曹司のことですが、それ以上に、南座で代役を務めるお二人にもスポットを当てているところが他とは違います。リポーターのブログでも初日に続いて三日目に取材し本日の放送内容の一部が報告されてました。一部引用してみます。------------------------アナウンサー・藤村幸司BLOG生涯、一喋り手でありたい…。フリーアナウンサーのひとりごと。きょうも愛之助さんに会いに・・・ 2010-12-03 Fri 14:47京都・南座の顔見世興行、その評判が日に日に上がっています。片岡仁左衛門さんと坂東玉三郎さんの“孝玉コンビ”復活となった『阿国歌舞伎夢華（おくにかぶきゆめのはなやぎ）』、突然の配役変更ながら見事に演じきっている片岡愛之助さんの『外郎売（ういろううり）』と、くしくも海老蔵さんの急な降板によって実現した演目が話題をさらっています。連日満員御礼の大盛況で、チケットも残りわずかだとか。・・・・・・・・・・夜の部を観て出てきたお客さんに感想を聞くと、誰もが最初に口にするのが「愛之助さんの外郎売が素晴らしかった」という声。初日、楽屋入りの際、私に「お客さまに迷惑をかけないよう努めます」と話してくれた愛之助さんでしたが、迷惑どころか大きな感動をくれています。・・・・・・・・・わずか3日でマスターしたということ。これは驚異的なこと、愛之助さん、すごすぎます。そんなことを涼しげな微笑みとともに話してくれたのですが、最後に「隆俊くん（海老蔵さんの本名）、早く良くなってください。南座は任せてください」ときっぱり。原文は、こちら。---------------------観ておかないと後悔することになるだろうとは言うけれど、京都に行ける日程が取れないからなぁ～。お近くの方は、ぜひ、ご覧になっておいてくださいませ。

  2010年12月03日

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• 12月日生劇場の歌舞伎で舞台に破風屋根、幕見席

  師走の歌舞伎は、先月30日から始まった京都南座の顔見世に続いて本日の東京では、日生劇場でも初日を迎えました。日生劇場は歌舞伎を上演するのは少ないので、あまり行ったことはありません。建築物としては由緒あるものだそうですが、劇場内部は歌舞伎を上演するつくりになっていませんから、何となく違和感があります。ところが、今月は、素晴らしいアイデアで趣向をこらしているようですよ。11年振りで舞台に破風屋根がついているんですって！！それに、幕見席も用意されているそうですから、気になる場だけを観るには好都合ですね。歌舞伎美人のサイトで初日の様子が出ていました。---------------舞台に破風屋根がお目見え！日生歌舞伎 初日の賑わい～日生歌舞伎通信Vol.312月2日（木）、日生劇場で「 十二月大歌舞伎」が賑々しく初日を迎えました。舞台には11年ぶりに破風屋根がお目見え！芝居小屋の雰囲気に包まれた場内では、お客様からはそのスケールの大きさに、驚きの声も聞かれました。ロビーには売店も設けられ、『達陀（だったん）』上演にちなんだ東大寺のお土産も販売。歌舞伎ならではの活気溢れる賑わいを見せていました。今回日生劇場で初めて導入された幕見席も登場！さっそく幕見席の案内板を前に撮影をする歌舞伎ファンの姿もお見かけしました。菊之助の玉手御前、菊五郎初役の合邦道心はじめ豪華な配役でお送りする通し狂言『摂州合邦辻（せっしゅうがっぽうがつじ）』、松緑が、時蔵の青衣の女人を得て、本興行では初めて集慶を勤める『達陀』を上演する「十二月大歌舞伎」。公演は25日（土）千穐楽まで。チケット好評発売中です。・・・・・・・・・日生歌舞伎幕見席のお知らせ平成22年12月、日生劇場で上演される「 十二月大歌舞伎」において 日生歌舞伎幕見席 をご用意することになりました。幕見席とは気になる幕のみをお気軽にご覧頂けるサービスです。日生劇場での歌舞伎公演では初めての試みですので、ぜひこの機会に歌舞伎をご体験くださいませ。ご入場料は以下の通り摂州合邦辻　序幕（住吉神社境内の場）～三幕目（天王寺万代池の場）　2,000円摂州合邦辻　大詰（合邦庵室の場）　2,500円達陀　2,000円受付で申込書をご記入後、座席指定券とパスを受け取りご入場ください。※お席の移動はできません。※パスはご観劇後、松竹受付にお戻しください。※販売時間は30分前から当該幕の開演までとさせて頂きます。各幕ごと入れ替え制ですが、お客様のご覧になりたい芝居が各幕で連続している場合に限り、二幕（もしくは三幕）分のお切符をまとめてお求め頂くことができます。連続でご購入をされていなく、引き続き次の幕をご覧なるお客様は再度松竹受付にて、お切符をお求め下さい。詳しいことは、こちら。-----------------昼も夜も同一演目ですから、前売り段階では、かなりゆったりとしているようです（つまり、売れてない・・・）通しで摂州合邦辻がかかることや、尾上松緑家の持ち芸である達陀がかかることも少ないですから、貴重な舞台とも言えるので、今からでも足を運んでみてはどうでしょうか。日生劇場十二月大歌舞伎平成22年12月2日（木）～25日（土）昼の部　午前11時～夜の部　午後4時30分～ 料金(税込み)一等席 15,000円 二等席 6,500円 三等席 3,000円 詳細は、こちら。

  2010年12月02日

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• さすが！仁左衛門、愛之助

  京都南座で昨日から始まった歌舞伎、吉例顔見世興行の初日の様子です。さすがにと言うか、やっぱりと言うか、愛之助であります。--------------市川海老蔵：不在でも興行は盛況、代役絶賛　３０日に初日を迎えた京都・南座での「吉例顔見世興行　東西合同大歌舞伎」。目玉だった市川海老蔵は傷害事件で重傷を負ったため休演したが、チケットが完売していたこともあって満員御礼。観客からは代役を務めた片岡仁左衛門（６６）、片岡愛之助（３８）を絶賛する声も相次ぎ、皮肉にも興行的には大成功の開幕となった。　まずは海老蔵の代わりに仁左衛門が名古屋山三役を務めた、昼の部第３幕の「阿国歌舞伎夢華（おくにかぶきゆめのはなやぎ）」。　昨年の南座「吉例顔見世興行　東西合同大歌舞伎」で実現し、話題となった仁左衛門と坂東玉三郎（６０）による“孝玉コンビ”がくしくも復活。仁左衛門ファンで、６０年以上歌舞伎を見ているという大阪府の主婦（７９）は「かえってよかった」と拍手を送った。　さらに、愛之助が主役の曽我五郎を演じた、夜の部第１幕の「歌舞伎十八番　外郎売（ういろううり）」。歌舞伎十八番とは市川宗家の芸で、観客からは愛之助を絶賛する声が相次いだ。　神戸から来たという５０代の女性は「最初に“愛之助が相勤めます”とあいさつしただけでドッと沸いた。すごく上手に演じていました。拍手が物凄かった」とべた褒め。歌舞伎通を自認する４０代の女性は「なんであんなに市川家のものを、すらすらできるのだろう。団十郎さん、海老蔵さんと同じように演じていた。びっくりした」と感服していた。（スポニチ）-------------------原文は、こちら。なんであんなにスラスラと、って言うことは、そりゃぁ並みの歌舞伎俳優じゃないってことだよ、愛之助！！楽日まで頑張れと、応援しております。松嶋屋～！！

  2010年12月01日

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• 師走は京都が燃える

  本日から京都の師走を飾る歌舞伎、南座12月「當る卯歳　吉例顔見世興行」の初日の幕が開きました。何かと話題があって、歌舞伎を観たことの無い方にも、連日のように歌舞伎のことやら南座のことなどがニュースで目につくかもしれませんね。印象の良い話題ならともかく、歌舞伎を知らない方にはマイナスイメージの話題でしたから、ちょっと気になっていました。しかし、先日のブログで、ここに、災い転じて福となる（だろう）京都南座顔見世、と配役変更に触れましたが、初日の様子を拝見する限りでは福となっているようです。南座のまねきが見られる動画News 55秒は、こちら。　「初日：満員御礼」だそうです。それよりなにより、急遽、歌舞伎十八番の一つ、外郎売を演じることになった合い愛之助さんも、早口言葉をしっかりと語りあげて見事に演じきったとのツイッター情報が溢れていました。いや～、さすがに松嶋屋でございます。初日の入りの姿がテレビでも映し出され、「お客様をがっかりさせないように・・・」と答えていたとか。舞台だけではなく、こうした日頃の何気ない言動もお人柄の良さを垣間見ることが出来ますね。プロは、公私両面において、こうでなければと言うお手本のようなものです。公演後半のチケットは、戻りが沢山出ていたようですが、今夜で無くなるかもしれませんね。

  2010年11月30日

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• 歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展

  歌舞伎美人から、歌舞伎座の120年展のお知らせです。----------------名優たちの貴重な写真で綴る「歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展」開催12月9日（木）～25日（土）に、銀座・和光6階の和光ホールにて、「歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展」が開催されます。　銀座の地に、第一期の歌舞伎座が誕生したのは、1889（明治22年）11月。それから120年あまり、歌舞伎座は同じ場所で歌舞伎の殿堂として歳月を重ねてきました。2010年4月をもって、第4期の歌舞伎座は、建て替えのために閉場となり、現在は2013年春の新築再開場に向けて建設が進んでいます。「歌舞伎の殿堂　歌舞伎座の120年展」では、歌舞伎座で活躍した各時代の名優を中心に、その歩みを振り返ります。写真をはじめ、名優たちにゆかりの品々が展示されます。この機会にぜひ、ごゆっくりとご覧ください。「歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展」■場所 和光ホール　本館6階東京都中央区銀座4丁目5-11地図は、こちら。■会期平成22年12月9日（木）～25日（土）無休10:30～18:00（最終日は17:00まで）--------------------観た事の無い舞台や俳優さんたちに会えるかな。

  2010年11月29日

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• 新しい歌舞伎座の舞台に1200本の百年檜

  あきれた行動で歌舞伎界のイメージを貶める若手役者には目をくれることなく、あくまでも芸の向上や伝承、歌舞伎のイメージアップに地道に努力する役者を使っていただきたいと考える、ここ数日です。大怪我して手術するらしい方におかれては、その後において、周囲に甘えることなく、ご自分の努力と精進で舞台を汚さぬようにしていただかねばなりませんよね。（いつまでのあると思うな親と金って言われてますけどね）さて、気分を変えて、劇場の舞台には檜が使われているわけでして、どこから調達するか・・・。今、銀座で工事中の歌舞伎座でも新しい劇場の舞台に檜が使われるのですが、歌舞伎座のサイトで、使用する檜が紹介されていました。それによると・・・・。---------------新劇場の舞台用　「1200本の百年檜」丹沢の山中で明治31年から植林された檜が舞台用の檜材約1200本を選別。生い立ちを聞いて納得、材質も納得の「百年檜」にめぐり合いました。----------------何と、1200本もの檜を使う大きな舞台なんですね。これだけの舞台ですから、この先も多くの名舞台を繰り広げていただきたいものです。原文と写真など公式サイトは、こちら。

  2010年11月28日

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• 災い転じて福となる（だろう）京都南座顔見世

  暮れも近いのに、わけのわからぬことで大怪我している歌舞伎俳優がいて、えらい迷惑かけてるようであります。何たって、京都南座の顔見世に出演することになっていた役者ですから、困ったもんだ。松竹も開幕まで期日が迫っているから、超高速で準備が進んだのか、こうなることを想定していたのか、早々と南座顔見世の配役変更が発表されました。以前も大阪松竹座でケガをして仁左衛門さんとか愛之助さんに代役してもらった、どこかの御曹司だもんね。急遽して代役が出来るっていうのは、歌舞伎の凄いところかもしれません。まして、歌舞伎十八番を愛之助さんが演じるのは、貴重な体験でしょうし、観客からしても滅多に見られない舞台になりそうです。何だか、変更後のほうが、良さそうだよ。----------------------南座12月「當る卯歳　吉例顔見世興行」配役変更のお知らせこの度、南座12月「當る卯歳　吉例顔見世興行」出演予定の市川海老蔵が休演につき、下記のように配役を変更して上演させていただきますので、皆様には何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。●昼の部　『阿国歌舞伎夢華』　　名古屋山三　　片岡 仁左衛門●夜の部　『外郎売』　　曽我五郎　　　 片岡 愛之助　　小林朝比奈　　市川猿弥　　梶原景時　　　市川寿猿-----------------------猿弥さん、朝比奈ってことは、以前の新橋演舞場で疲労のために舞台で倒れた役ではありませんか。寿猿さん、ご高齢ですが、奮闘を祈ります。暮れの京都に行く事は出来ませんが、観劇された方の感想を楽しみにしております。配役変更のお知らせは、こちら。南座顔見世は、こちら。

  2010年11月26日

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• 仕事への自覚とか自己管理

  硬いタイトルですが、お話は至って簡単です。体調不良はだれでもあることだから、仕方がありません。そのために製作発表記者会見をキャンセルしたのに、その晩、何処へか飲み歩き朝になってから大怪我をして帰宅して、大騒ぎになっているのでは、大人としての自覚が無さ過ぎる。30日から年末までの興行にも顔を並べているし、新年早々から二月までも仕事のスケジュールが入っていることは、本人が一番良く知っていることでありましょう。いずれにしても、自分の仕事に対する自覚が希薄だと思われるのではないでしょうか。どんな仕事だって、自己を管理出来なければ良い仕事には結びつけようがありません。成田屋御曹司よ、歌舞伎十八番を継承するのは、あなたしかいないことを肝に銘じて歌舞伎に打ち込んでいただきたいものです。

  2010年11月25日

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• 速報！亀治郎は二月花形歌舞伎に出演

  いろいろな役者さんが出演出来るようにするには、歌舞伎座が無くてもどこかしらで歌舞伎を上演すれば、宜しいわけでして、ようやく来年の一月浅草に続いて、ル・テアトル銀座でも市川亀治郎公演が行われます。親友である市川染五郎さんとの共演は、まさに時分の花であります。この情報は、はるか四国の彼方の澤瀉屋贔屓の方には、先日、速報第一弾を大阪でお伝えしたのですが、もちろん、東京の歌舞伎ファンにとりましても、待ち遠しいです。何故なら、なかなか東京の舞台に出演してくれないこともありまして、待ち望んでいますよ。----------------- 二月花形歌舞伎に出演決定！（2011年2月　ル テアトル銀座）2010年2月、亀治郎はル テアトル銀座「二月花形歌舞伎」に出演致します。「二月花形歌舞伎　公演概要」●日程：2011年2月1日（火)【初日】～25日（金）【千穐楽】●時間：昼の部 午前12時半～／夜の部 午後4時半～（午後6時半開演もあり）　●会場：ル テアトル銀座●演目と配役【昼の部】（午前12時半開演）一、猿之助四十八撰の内『於染久松色読販～お染の七役～』（おそめひさまつうきなのよみうり）油屋娘お染／丁稚久松／許嫁お光／後家貞昌／奥女中竹川／芸者小糸／土手のお六：市川 亀治郎鬼門の喜兵衛：市川 染五郎【夜の部】（午後4時半開演／午後6時半開演）一、『女殺油地獄』（おんなごろしあぶらのじごく）河内屋与兵衛：市川 染五郎女房お吉：市川 亀治郎●料金(税込)：１等席 13,500円／２等席 7,500円／３等席 3,000円●一般発売日：2010年12月20日（月）午前10時より電話予約・web予約発売開始 市川亀治郎公式サイトこちらです。----------------昼の部はお昼過ぎ開始になるんですね。1等席が1月の花形よりも高いけど、2等席は安く、3等席まであるではないか～。さあ、日程を相談しておかなければ・・・・。鬼を笑い殺せるかな？

  2010年11月24日

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• 本日24日のテレビ番組から

  出かける前に、本日の歌舞伎に関連するテレビ番組から。録画設定をしておきました。--------------11月24日（水）13:05～13:55　NHK総合「スタジオパークからこんにちは」尾上菊之助出演----------------

  2010年11月24日

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• 大阪平成中村座（11月21日）

  10月から大阪城西の丸庭園に特設の芝居小屋を建てて始まった、大阪平成中村座も今週で大千穐楽を迎えるところまで進んできました。先月は千穐楽に行きましたが、今月は、初めて平成中村座に行かれる方と日程を合わせてご一緒することに。朝から快晴で気温も上がり、暖かな一日で大助かりでした。新幹線で新大阪駅に到着する少し前の時間から、浅草新春歌舞伎の申込みが始まり、電話しまくりましたが、いつもの如く、なかなかつながりません。ホームのベンチで携帯電話からチケットWEB松竹にアクセスすると、あっと言う間に確保出来たので、大阪入りして先ずは最先良しってことでした。さてさて、写真の記録だけでは芝居の中身は分かりません。この日、この場にいることがわかっても悪さしているわけではないからどうってことはないのですが、それがまずいなら人目に触れるような行動をしなけりゃ良いわけでありんすよ。（そうだろ。違うかい）でもって、自分的観劇記録をしておくといたしましょう。お席のほうは、椅子席16列目。日曜日で満席とあって、昼は（夜は記憶が怪しいwww）羅漢席（舞台上手が二人、下手が4人）が出ていました。昼の部の演目は「法界坊」。元々、近松門左衛門の「双生隅田川（ふたごすみだがわ）」で善人として初登場した法界坊が、時代を経るにつれて破壊僧として描かれるようになり、奈河七五三助の「隅田川続俤（すみだがわごにちのおもかげ）」において通称「法界坊」といわれるものになったとのこと。この原作を元にして、串田和美さんの演出で浅草平成中村座において上演したのは10年前。それ以来、何度も練り上げられて、今回の上演にと繋がっています。時間も短くなっているし、不要な部分を削ったり短縮して、テンポアップしているとでも言えるでしょうか。登場人物は、永楽屋の手代要助・実は吉田松若（勘太郎）、その許婚の野分姫（七之助）、松若と恋仲の永楽屋の娘お組（扇雀）、お組に横恋慕するのが法界坊（勘三郎）や勘十郎（笹野高史）に永楽屋番頭の正八（亀蔵）、そして松若を支える甚三郎（橋之助）、永楽屋の主人である権左衛門（弥十郎）ら。いつもながら幕開けでは、それらの登場人物が順に登場して紹介しながら始まってまいりますので、かなり分かり易いですよね。始めのほうこそ、喜劇仕立てで、あくまできっちりと歌舞伎をする要助、野分姫らと好対照に法界坊と権十郎、正八らの滑稽さに大笑い。笹野さんに助けられて亀蔵さんが歌うのも見られたけれど、橋之助さんや勘太郎さんは手と首を横に振ってくすくすと笑ってました。笹・亀コンビで串田演出・十二夜の練習かい？場面が進むにつれて、序幕第二場の八幡裏手の場あたりから法界坊や権十郎らの本性が現れて・・・・。と言うことで（どういうことかは、残り数日の舞台で観てね）、次第にオドロオドロシイお芝居へと変化するのであります。序幕第二場の八幡裏手の場あたりから、見覚えのある場面が削られたり短縮されて、法界坊が道具屋市兵衛を籠に乗せて縄を巻きつけるところで縄跳びをするのですが、実にあっさり。この場面まで来ると、法界坊が残忍さをむき出しにしてくるのでありますから、そのところを際立たせるってことで笑わせるよりも、息抜き程度のほうが緊張感が途切れなくて良いのかもしれませんね。法界坊が野分姫を口説けなくて、要助に頼まれたと嘘を言って殺してしまうのって、短絡的だよね。こうした殺され方をしたことで、その後の場で亡霊となって現れるってことでもあります。また、法界坊もお組を助けた甚三郎に切り殺され埋めてしまうわけで、主役がいなくなってしまうのですが、ここは何でも有りの歌舞伎ですから、二人の亡霊が合体することでお次の幕へとあいなるわけです。この二幕目からは、椅子席の11列に座りたかったのですが、15列あたりまでは普通のチケット確保方法では、取れなかったようです。ここで幕間が25分。差し入れにいただいた柿の葉寿司を初めて食しましたが、一つ一つが食べ易い大きさでしたし、お味のほうも大変結構でした。さっと飛ばして、大喜利の隅田川の場「双面水照月（ふたおもてみずにてるつき）」。舞台上手に竹本、下手に常磐津がそろいましての所作事です。要助とお組が野分姫の死を悼んで形見の袱紗を手にすると気絶してしまい、花道のスッポンからもう一人のお組が・・・。何を隠そう、これこそ法界坊と野分姫の合体した怨霊なのであります。最後の見物は、桜吹雪が舞う中での総勢20人の花四天との大立ち回り。しかも、噂に聞いた舞台後ろを開放して大阪城天守閣が・・・。う～ん、これは絵になる。大阪ならではの法界坊でした。定式幕が閉じても鳴り止まぬ拍手で、カーテンコール。客席の方はみな立ち上がってしまいました。花四天などの方たちが前に出ての挨拶をする間には、舞台後方で大阪城のほうに向かって手を振るお姿も。舞台写真を撮影していた篠山さんも舞台に上げられて、舞台から客席を撮影。来年9月に大阪・新歌舞伎座での公演もありますが、大和屋と淡路屋が来られないとの挨拶も。三度のカーテンコールで追い出しとなり、入れ替えのために外に出ると、中村屋奥方様と勘太郎夫人がお見送りでした。夜の部は、入れ替え時間が長かったですけれど、開場時間は5分早まりまして、4時前に入場。今度は、「夏祭浪花鑑」です。お席は左1列の中ほどで、平場や椅子席よりも一段高いので、前を遮るものはありませんし、花道での演技は目の前でもあります。定式幕が開いたままの舞台で、4時10分になると花道に太鼓が並べられ、地元の福島天満宮地車講の方による演奏が始まりまして10分ほどするとあちらこちらから祭り衣装などの役者が客席へと登場。いやがうえにも祭り気分が溢れて参ります。大阪ならではの演出だよね。ダブルキャストで、磯之丞を前半が七之助さん、後半が勘太郎さん。さらに床屋の三吉も前半が橋吾さん、後半がいてうさん。そして、お辰も前半が勘太郎さん、後半が七之助さん。前半の組合せは、以前にも観たことがありましたから、今度は後半の組合せってことで、これで両方を観られました。勘＠お辰は、自ら任侠の世界に生きる雰囲気で、七＠お辰は一寸徳兵衛の恋女房かな。みどころは満載ですが、淡路屋こと笹野高史さんの義平次が怖すぎる。これって、舞台そのまんま！「悪い人でも舅は親」ってことで、いやな奴なんで仕方が無いかもしれませんが、カーテンコールでも変わりませんでしたよ～。なりきり義平次～！！真っ暗で静まり返った中、面灯りで団七と義平次の絡みは、圧巻です。泥んこ本水の中に落ちたり出たり、汚れた身体を井戸の水で洗い流したり、そりゃまあ役者さんは大変なこってす。最前列で観る方も備え付けのビニールで必死に除けてましたけどね。-----------傳左衛門日記　10月30日でも、（一部抜粋させていただきます）今回は再びご当地の福島天満宮の地車講の方々がいらっしゃるので、彼らへのリスペクトもあり、なるべくだんじり囃子を避けるべく、繋ぎの音楽の編成を変え、上田君の和太鼓と門弟の傳十郎の笛だけとし、シンプルで小回りが利くようにした。「夏祭」の音楽といえば派手なだんじり囃子、或いは江戸の祭り囃子、立ち回りの囃子に気をとられ勝ちであるが、中村屋型に限らず、江戸の型の「夏祭」の音楽で最も重要なのは、通称「泥場」と言われる舅義平次殺しの場面の、団七とのやり取りの静かな笛と大太鼓の"鎌倉"という囃子である。一見(一聴か)地味だが、遠景のような風情、凄惨な殺しの前の義平次と団七の心情を表現している。本文はこちら。-----------------そうだったのか～と、納得。いつも納得いかないのは、団七が奥の部屋いるのに一寸が団七の女房に手を出すってところかな。それと、屋根の場で幕が開くと、笑い声が起こるのは、ミニチュアだからでしょうか。まあ、硬いことは抜きにして、目の前で繰り広げられる橋吾じゃなかった、梯に登っての大立ち回りも圧巻です。今回の席選びで考えたのは、このあたりの場面の迫力をきっちり観られることもありました。初見のお連れさんに教えてしまったけれど、立ち廻りでは吹き替えも登場しているってことなんか知らないほうが幸せだよ。最後は捕り手に追われる団七と一寸の二人が最後に開放された舞台奥からライトアップした大阪城めがけて飛び出して幕となりました。さすがに、大阪府警のパトカーなんか出てきても、ここでは野暮ってもんでござんす。ここでも観客総立ちでアンコールに応えてくれる、チーム中村座。大阪府知事も観ていた、夜の部も興奮のうちにお開き～。一年後の浅草を楽しみに待ってます。筋書きやら、当日券のことなど、大阪平成中村座は、こちらです。

  2010年11月23日

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  大阪平成中村座の写真記（その３・終り）

  大阪平成中村座の写真記（その１）とか、その２に引続きまして、その３です。11月の大阪平成中村座は、昼の部と夜の部の間が時刻表どおりなら1時間40分ほどあります。入れ替え時間は全員追い出されるので中で待っていることは出来ません。カーテンコールがありますから、実質1時間半くらいになるのでありますが、夜の部は4時半開演でも4時10分ころから地元の方による太鼓の演奏が始まり、10分もすると役者さんたちがぞろぞろとあちらこちらから客席に入ってきます。つまり、開演時間前から夏祭りが始まって雰囲気を作り上げているってことです。それを計算に入れて、昼と夜の入れ替え時間に、天守閣へと向かいました。エレベーターを使わず、階段を歩いて登ってきましたよ。眼下に西の丸庭園と中村座の小屋が・・・。ある特定の時間に天守閣から手を振れば、舞台から手を振って応えてくれる平成中村座であります。昼も夜も大詰めは、後ろの扉を開放して大阪城天守閣を借景に。カーテンコールでは、後ろに下がった役者さんたちが、天守閣に向かって手を振ってくれるのであります。チケットを買えなかったら、時間を見計らって天守閣に登り、中村座に向かって手を振るのも面白いかもしれませんね。チョ～ン、と柝が入りまして、11月21日の大阪平成中村座を写真で振り返るの場は、これにて幕となります。【ご連絡】「真理子の」とか、「私の」と無駄なトラックバックは、その労力を生産的なことに振り向けましょう。永遠に表示されません。

  2010年11月22日

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  大阪平成中村座の写真記（その２）

  大阪平成中村座の写真記（その１）に引続きまして、その２です。何度観ても、わくわく、ドキドキ、テンションが上がるのが、平成中村座であります。普段でも歌舞伎をやっている劇場の周囲には役者さんが出入りするのを待っている方たちがいることはいるのですが、大阪平成中村座でも、こんな光景がありましたよ！！西の丸庭園の奥に進み、芝居小屋の裏側にある楽屋口前に行くと、はるか彼方から幾人かの歩いてくる人影が・・・・。近づくに連れてはっきりと分かりました！！楽屋口前で、入り待ちのファンにも気さくに応じている勘三郎さんを発見！！記念写真を撮影してました～。そのとき、舞台裏では、間もなく始まる法界坊のセットを準備していました。長い塀に沿って入り口へと進むと酒樽が・・・。見ているだけでも酔っ払いそうです。入り口の脇から天守閣を振り返ると・・・。ずっと奥の方まで行ってから振り返ると・・・。中村座の正面を見る位置には記念撮影する方が・・・。小屋のお隣には、迎賓館も。小屋の中のトイレが少ないから、こちらのトイレも使えば順番待ちも少なくなるかなwwwと言うことで、これまた長くなるので、この後もう一回、その３へと続きます。

  2010年11月22日

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  大阪平成中村座の写真記（その１）

  昨日は、早朝より大阪へと向かいました。行き先は大阪城西の丸庭園で開催されている大阪平成中村座です。携帯電話の充電機も持って行きましたので、いくらかtwittterでも呟きましたぁ～。まずは、写真で綴ってみることにいたします。中村屋の定紋と言えば、隅切銀杏ですが、秋も深まりまして、この時期になると大阪城への入り口では見事に黄色く染まった銀杏の木が。先月は気づきませんでしたが、こんな周回バスもあるんですね。時間があれば乗ってみたかったなぁ。西の丸庭園に入る前に、当日券売り場があります。まだ11時前なのに、夜の部のほうに並んで待っている方が・・・・。チケットを見せれば、西の丸庭園に入れます。秋晴れの空に浮かぶ天守閣です。こちらの縦長のは携帯のカメラで撮影。写真も縦に長いし、まだまだあるから長くなりそうなので、続きは、この後にいたします。どんな場面が出てくるのか、ドキドキしてしまいます。

  2010年11月22日

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• 龍馬伝にも出ている筧さんの「じゃじゃ馬馴らし　あとがき」

  今さらですが、10月から埼玉県を皮切りに九州、大阪と公演が続いた「彩の国シェイクスピア・シリーズ第23弾『じゃじゃ馬馴らし』」も、11月17日に千穐楽でした。出演者全員が男性で、ヒロイン役を歌舞伎俳優の市川亀治郎さんが演じ、ヒロインの相手役と言うか、それ以上かと思える膨大な台詞を早口でまくし立てたのが、筧　利夫さんです。筧さんは、間もなく放送が最終回になる大河ドラマ、龍馬伝にもご出演になっているので、舞台をあまり見ない方でもテレビでご覧になった方はどなたかお分かりになるかと思います。その筧さんは、蜷川シェイクスピアに初めて出演したのですがご自分のブログで、いきさつやら上演されるまでの長い時間を振り返っておりました。-----------------筧　利夫じゃじゃ馬馴らし あとがき蜷川さんじきじきの初オファー！もちろん二つ返事です。その瞬間から私の長い旅は始まったのです。2010年3月下旬の事でした。--------------------あの長くて膨大な台詞との格闘が記されています。本文は、筧　利夫　じゃじゃ馬馴らし あとがきブログには、お宝写真も出ていて、その２が、筧さんと亀ちゃん（じゃじゃ馬馴らしじゃないよ）。その１は、じゃじゃ馬馴らしのお宝写真　キャタリーナとペトルーチオです。

  2010年11月20日

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• 伝統芸能を受継ぐ人材育成から一生の仕事にすることも

  世間では、就職難と言われていますけど、運良く、どこかの会社に入社しても一生働き続けられるか先行きの読めない時代ですね。就職は職業に就くことであって就社では無いことを考えれば、自分の一生の職業になることを身につけることも選択肢の一つかな。国立劇場では、歌舞伎を始めとして文楽などの伝統芸能で活躍する人材を育成する事業をしているのですが、ご存知でしょうか。今年は歌舞伎俳優の育成は募集していませんが、研修生出身の方たちは澤瀉屋さんを始めとして、中堅として多いに活躍しています。ことに、歌舞伎は、東京だけでなく全国各地で公演をしているので、竹本だとか鳴物は人数が必要です。会社に入ることも、こうした技能を身につけて一生を賭けてみることも、それぞれの人生のありかたですよね。---------------第20期　歌舞伎音楽(竹本)研修生募集　この研修は、歌舞伎音楽(竹本―歌舞伎の義太夫)の演奏者になるための基礎教育を行うことを目的とします。募集人員　　若干名 研修期間 平成23年4月から平成25年3月まで(2年間) 原則として、月曜日から金曜日までの毎日午前10時から午後6時まで、場所は国立劇場(東京都千代田区隼町4‐1)で行います。 内容は、義太夫・三味線・筝曲・胡弓・講義・舞台実習・楽屋実習・公演見学等です。 研修開始後8ヶ月以内に適性審査を実施し、正式に合格者を決定します。 受講料は無料。適性審査に合格した者には、独立行政法人日本芸術文化振興会から伝統芸能伝承奨励費の貸与資格が与えられます。 遠方からの研修生に対する宿舎の貸与があります。但し、審査があります。 応募資格　中学校卒業以上、原則として年齢23歳以下の男子。その他、独立行政法人日本芸術文化振興会及び協力団体が適当と認めた者。経験は問いません。 選考試験日時：　平成23年3月16日(水)場所：　国立劇場内容：　面接、作文、簡単な実技試験及び健康診断を行います。結果は即日発表します。受験料は無料です。 その他、詳細は、こちら。----------------------他には、次のような研修生も募集していますよ。-----------------------第15期　歌舞伎音楽(鳴物)研修生募集　この研修は、歌舞伎音楽(鳴物)の演奏者になるための基礎教育を行うことを目的とします。募集人員　　若干名こちら。------------------------大衆芸能(太神楽)第7期　大衆芸能（太神楽）研修生募集この研修は、大衆芸能(太神楽)の演技者になるための基礎教育を行うことを目的とします。募集人員　　若干名こちら。---------------------文楽 －（大夫・三味線・人形）第25期 文楽研修生を募集します文楽の後継者を養成するため、独立行政法人日本芸術文化振興会は財団法人文楽協会と協力して、下記の要項により、将来舞台で活躍する志をもつ文楽研修生を募集します。こちら。-------------------------まずは、どのようなことをするのか、見学から。研修見学会のお知らせ　国立劇場では、歌舞伎音楽＜竹本＞・歌舞伎音楽＜鳴物＞・太神楽の3コースについて、来期の研修生を募集しております。研修内容をより一層知っていただくために、下記の日程で見学会を実施いたします。 ・12月12日（日）・平成23年1月16日（日）各日午後1時開始・4時終了予定 (2)場所 国立劇場　（東京都千代田区隼町4-1） (3)内容 歌舞伎音楽＜竹本＞・歌舞伎音楽＜鳴物＞・太神楽の3コースを、見学していただきます。実際に研修内容を体験する時間や質問コーナーも設ける予定です。　その後、養成課から簡単な選考についての説明を行います。こちら。

  2010年11月19日

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• 来年2月の新橋演舞場は・・・

  歌舞伎座が建替え工事のために歌舞伎の常設劇場が、新橋演舞場になるかのように言われていましたけれど、今年の歌舞伎は11月までなんですね。さらに年が明けて2月も歌舞伎は掛かりません。でも、新橋演舞場の公演紹介サイトにて発表されていたものを見ると・・・・。2月は、こんな顔合わせで、こんな演目なら、私は、文句を申しませんよ。----------------------2月1日（火）～25日（金）新橋演舞場「ペテン・ザ・ペテン」出演：中村勘三郎、柄本明、藤山直美、渡辺えりほか。脚本：鈴木聡演出：ラサール石井--------------------新橋演舞場の公演紹介サイトは、こちら。歌舞伎よりもお客の入りは良さそうな予感がするのは、私だけでしょうか。

  2010年11月18日

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• 明日18日から銀座ミキモトで写真展~中村屋が受継ぐ歌舞伎の世界

  拙ブログの右側に、歌舞伎などの上演や催しの予定を列記していますが、その中の一つが、明日から銀座で開催される写真展です。開催期間も12月6日までありますから、お時間のある方は、ちょいと入り込んでみてはいかがでしょうか。-----------------中村屋が受け継ぐ歌舞伎の世界　明緒写真展2010年4月、建て替えのために幕を閉じた歌舞伎座は、1889年の開場以来、数多くの名優が活躍してきました。本展では、写真家・明緒がその最終公演の舞台裏を撮影した撮りおろしによる未発表作品をはじめ、脈々と受け継がれていく芸の世界を約70点の写真作品により展観致します。11月18日（木）～12月6日（月）※期間中無休　午前11時～午後7時「～Life in Legacy～中村屋が受け継ぐ歌舞伎の世界　明緒写真展」場所：ミキモト本店6階・ミキモトホール入場無料こちら。-------------------------宝石を買うわけではありませんから、このようなときに入ってみるのも良いかもしれませんね。夜はクリスマスイルミネーションが綺麗なことでしょう。歌舞伎美人ニュースは、こちら。

  2010年11月17日

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• 第27回浅草芸能大賞に團十郎さん

  浅草公会堂の入り口脇に俳優や役者たちの手形が並んでいますが、あれは毎年の浅草芸能大賞に選ばれた方達なのですね。大相撲の手形ではありません、なんて、誰も思わないか。今年の第27回浅草芸能大賞で、大賞に市川團十郎さんが選ばれました。今月の團十郎さんは、国立劇場に出演中です。おめでとうございます。第２７回浅草芸能大賞受賞者決定について！こちら。俳優協会のニュースを速報する、サイトでも・・・・。----------------------------市川團十郎さんが浅草芸能大賞を受賞第27回（平成22年度）浅草芸能大賞の受賞者が発表され、(社)日本俳優協会財務理事・(社)伝統歌舞伎保存会理事の歌舞伎俳優・市川團十郎さんが大賞を受賞することが決定しました。浅草芸能大賞は、大衆芸能の奨励と振興を図るために(財)台東区芸術文化財団が昭和59年に創設した賞です。大衆芸能の分野で東京を中心に活躍している芸能人から、過去の実績と活動状況を勘案して贈られます。選考に当たっては、一般から公募した「区民審査委員」からの推薦をもとに、芸能関係に精通している専門家９人で構成された「専門審査委員会」で慎重な審議が行われます。授賞式は平成23年３月12日(土)午後３時から、東京・浅草の浅草公会堂で、浅草名人会・「スターの広場」手型顕彰式などとともに行われる予定です。 --------------------------公式サイトは、こちら。

  2010年11月17日

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• 竹本清太夫さんのこと

  二年前の浅草平成中村座で仮名手本忠臣蔵の浄瑠璃を語った後、歌舞伎から姿が見えなくなっていた竹本清太夫さんですが、姪御さんのブログによれば、今月には退院してリハビリに励んでいることが分かりました。-----------------歌舞伎　義太夫で活躍していた　竹本清太夫の病状2010年11月14日07:19歌舞伎界で有名な叔父の入院竹本清太夫☆彡退院し自宅療養中☆彡------------------こちらには、叔父や母から依頼されて更新したという、挨拶で、「お陰をもちまして経過も非常に良く11月8日に退院し自宅療養に専念致しております。」とのことです。ブログは、こちら。たまたま、twitterにて、こちらの方の熱いコメントもありました。『歌舞伎の竹本清太夫さんのことを、古典芸能ネタブログにまとめました。長文なので、興味のある方だけどうぞ。要介護ながら、舞台への復帰を信じてリハビリに努める７５歳に圧倒されっぱなしです。』そのブログから一部をお借りしますと・・・・・。----------------------　その返事は、予想外だった。　「勘三郎さん、もう演目も決めてはるよ」　えっ、と声が詰まったのに畳みかけて、教えてくれた。　「この間、平成中村座で来てる太夫さんたちと勘三郎さんが飲んだ時、清太夫さんがだいぶ元気になったと聞いて、その場でさすがに『研辰』みたいな長いもんはムリだろうけど、コレだったらできそうだ、決めたからね、清さんに言っといてよ！って」-------------------------大きな目標を支えに復帰目指して、お稽古を再開しておられるご様子にて、何よりであります。ファンではありますが何も出来ない歯がゆさを感じて過ごしてきました。兎に角、全身で浄瑠璃を語る清太夫さんの姿と声をもう一度見られる日が来る事を祈るばかりです。詳しくは、こちらのブログです。山口照美さんのtwitterは、こちらです。

  2010年11月16日

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• 大阪松竹座の二月大歌舞伎演目

  巷では、かなり前から二月の大阪松竹座に仁左衛門さんが昼夜とも奮闘公演なさると話題でありましたが、本日、歌舞伎美人に予告ポスターとともに発表されました。共演の役者さんは一切出ていませんが、大いに気になるところです。昼の部は、「毛谷村 (ケヤムラ)」と言う場が有名と言うか、普段は、ここしかかからない彦山権現誓助剱の通し狂言であります。通し狂言と言えば、国立劇場と相場が決まっているかのようですが、このところ松竹も通し狂言を多用しているようです。夜の部は、五大力の入墨を三五大切に書き換えてしまう三角関係のもつれやら、実は忠臣蔵だったりと訳の分からなくなりそうな「盟三五大切」。この演目は、二年前に歌舞伎座で仁左衛門さんの主演、昨年の新橋演舞場で染五郎さんの主演で観たことがあります。どちらも、お芝居のことは、ちょっぴりしか書いてありませんが、こんな感じでした。歌舞伎座120年顔見世歌舞伎昼の部から夜の新橋演舞場へすっげぇ～松緑、愛之助の超ダイナミックな獅子の精（新橋演舞場 花形歌舞伎　昼の部）いずれにしても、出演者数が結構必要な演目ですから、相手役やら脇を固める役者さんたちの人選は進んでいるはず。あっと驚くような配役があるか、ありきたりになるか、それ次第で遠征するかどうか決めたいと思います。------------------------大阪松竹座片岡仁左衛門 昼夜の仇討二月大歌舞伎平成23年2月1日（火）～25日（金）昼の部通し狂言　　彦山権現誓助剱（ひこさんごんげんちかいのすけだち）毛谷村六助　　仁左衛門夜の部通し狂言　　盟三五大切（かみかけてさんごたいせつ）薩摩源五兵衛　　仁左衛門ポスターなど詳しくは、こちら。--------------------------参考資料（これだけの出演者が必要）劇場 歌舞伎座 公演年月 2008年11月 (昼夜公演) 公演時間 昼の部 1 公演名 盟三五大切(カミカケテサンゴタイセツ) 場名など （通し）佃沖新地鼻～深川大和町～二軒茶屋～五人切～四谷鬼横町～愛染院門前(ツクダオキシンチハナ～フカガワヤマトチョウ～ニケンヂャヤ～ゴニンギリ～ヨツヤオニヨコチョウ～アイゼンインモンゼン) 配役 薩摩源五兵衛・薩摩源五兵衛実は不破数右衛門 = 片岡仁左衛門(15代目)船頭笹野屋三五郎・笹野屋三五郎実は徳右衛門倅千太郎 = 尾上菊五郎(7代目)芸者妲妃の小万・芸者小万実は神谷召使お六 = 中村時蔵(5代目)徳右衛門同心了心 = 澤村田之助(6代目)家主くり廻しの弥助実は神谷下部土手平 = 市川左團次(4代目)船頭お先の伊之助 = 中村錦之助(2代目)賤ヶ谷伴右衛門・賤ヶ谷伴右衛門実はごろつき勘九郎 = 河原崎権十郎(4代目)富森助右衛門 = 中村東蔵(6代目)若党六七八右衛門 = 中村歌昇(3代目)出石宅兵衛 = 中村翫雀(5代目)十二軒の内びん虎蔵 = 市川團蔵(9代目)廻し男幸八 = 大谷友右衛門(8代目)芸者菊野 = 中村梅枝(4代目)道具屋やらずの弥十 = 片岡當十郎(3代目)判人長八実はごろつき五平・ごろつき五平 = 片岡仁三郎(初代)夜番太郎七 = 尾上菊十郎(4代目)ますます坊主 = 片岡松之助(4代目)日雇取りの市 = 中村又之助(2代目)日雇取りの鉄 = 中村富志郎(初代)仲居頭お弓 = 中村鴈乃助(2代目)里親おくろ = 中村芝喜松(2代目)長屋女房お秀 = 中村時蝶(初代)長屋女房お守 = 中村扇乃丞(2代目)長屋女房お常 = 尾上菊三呂(初代)長屋女房お熊 = 片岡嶋之亟(2代目)道具屋はしたの甚介 = 市川左十次郎日雇取りの辰 = 片岡たか志(初代)仲居おきく = 片岡和之介(初代)仲居おやす = 片岡りき弥杵正の若い者 = 片岡松次郎若い者 = 澤村光紀(初代)若い者 = 中村翫哉若い者 = 片岡當吉郎若い者 = 片岡松四朗捕手 = 山崎咲十郎捕手 = 市川竜之助(4代目)捕手 = 市川茂之助捕手 = 尾上音之助義士 = 中村東志也義士 = 中村蝶八郎(初代)義士 = 市川段一郎義士 = 片岡千次郎(2代目)義士 = 片岡佑次郎義士 = 中村蝶三郎義士 = 中村富彦備考 歌舞伎座百二十年吉例顔見世大歌舞伎、松三郎改め片岡仁三郎名題昇進、通し狂言、四世鶴屋南北作、郡司正勝補綴・演出、織田絋二演出 劇場 新橋演舞場 公演年月 2009年11月 (昼夜公演) 公演時間 昼の部 1 公演名 盟三五大切(カミカケテサンゴタイセツ) 場名など （通し）佃沖新地鼻～深川大和町～二軒茶屋～五人切～四谷鬼横町～愛染院門前(ツクダオキシンチハナ～フカガワヤマトチョウ～ニケンヂャヤ～ゴニンギリ～ヨツヤオニヨコチョウ～アイゼンインモンゼン) 配役 薩摩源五兵衛実は不破数右衛門・家主くり廻しの弥助実は民谷下部土手平 = 市川染五郎(7代目)船頭笹野屋三五郎実は徳右衛門伜千太郎 = 尾上菊之助(5代目)芸者妲妃の小万実は民谷召使お六 = 市川亀治郎(2代目)若党六七八右衛門 = 片岡愛之助(6代目)廻し男幸八 = 坂東亀寿(初代)十二軒の内びん虎蔵 = 尾上松也(2代目)芸者菊野 = 中村梅枝(4代目)富森助右衛門 = 市村家橘(17代目)賤ヶ谷伴右衛門実はごろつき勘九郎 = 片岡亀蔵(4代目)徳右衛門同心了心 = 坂東竹三郎(5代目)船頭お先の伊之助 = 尾上菊市郎(初代)判人長八実はごろつき五平 = 坂東三津之助(3代目)ますます坊主 = 尾上寿鴻(初代)出石宅兵衛 = 尾上辰緑(初代)夜番太郎七 = 尾上松太郎(初代)仲居頭お弓 = 坂東玉之助(4代目)里親おくろ = 中村紫若(2代目)長屋女房お秀 = 尾上梅之助(3代目)長屋女房お守 = 市川段之(初代)長屋女房お常 = 尾上菊三呂(初代)長屋女房お熊 = 尾上徳松(初代)道具屋やらずの弥十 = 尾上緑三郎(初代)道具屋はしたの甚介 = 坂東八重蔵(2代目)日雇取りの市 = 市川澤五郎日雇取りの鉄 = 中村蝶八郎(初代)日雇取りの辰 = 澤村國矢仲居おきく = 尾上音三郎(3代目)仲居おやす = 片岡りき弥若い者 = 片岡千藏若い者 = 片岡千志郎若い者 = 尾上音二郎若い者 = 尾上音一郎杵正の若い者 = 尾上松五郎(2代目)捕手 = 坂東八大捕手 = 尾上辰巳(初代)捕手 = 松本錦二郎(2代目)捕手 = 尾上松男義士 = 尾上みどり義士 = 片岡千壽郎(初代)義士 = 尾上隆松義士 = 中村蝶之介義士 = 中村蝶一郎義士 = 坂東竹朗義士 = 上村純弥(初代)備考 新橋演舞場花形歌舞伎、通し狂言、鶴屋南北作、郡司正勝補綴・演出、織田絋二演出

  2010年11月15日

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• youtubeにAPECの連獅子が

  横浜で開催されていたAPECのレセプションで、中村勘三郎さん、勘太郎さん、七之助さん親子が連獅子を演じておりました。今、中村屋は大阪平成中村座公演の最中で、13日の昼の部を１時間繰り上げ、夜の部を休演して大阪から横浜へと移動したわけですね。もちろん、他にも弥十郎さんや亀蔵さんとか、後見をなさる方やら附け打ちさんまで大移動だったようです。特に、このための稽古日などあろうはずもありません。それでも、きっちりとこなしてしまう歌舞伎俳優さん達って、凄いですよね。まずはお出迎えから。（少し長いかな）-----------------文化行事(首脳入場1-1)/Cultural Event(Leaders Entrance1-1) こちら。------------------続いて、連獅子の後シテから5分余りの動画です。----------------APEC歌舞伎　中村勘三郎親子による連獅子文化行事(歌舞伎観劇)/Cultural Event(Kabuki Performance) こちら。-----------------毛振りの始めのほうは、少し合っていませんでしたが、すぐに三人揃ってしまうのは、さすがに親子です。世界の首脳陣に、どう見られているのか、気になりますが、感想などのインタビューはありませんでした。連獅子がアップされている同じ場所に、松羽目の舞台で首脳らが記念写真を撮影している動画もありましたけど、所作板の上に敷かれた緋毛氈の上を歩かず、所作板の上を歩いてしまっていたのは説明不足です。---------------------首脳フォトセッション/Leaders' Photo Sessionこちら。--------------------始めに土足で所作板を歩いていたのは、こともあろうに、日本の、あの方でしたぁ～。おまけは、こちら。『夏祭浪花鑑』今夜は年に一度のブルーに染まる大阪城！幻想的な大阪城ですよ。

  2010年11月14日

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• 新橋演舞場　吉例顔見世大歌舞伎夜の部

  忘れないうちに記録をしておこうと思いつつ、遅くなってしまいましたが、11日に観た、新橋演舞場の吉例顔見世大歌舞伎、夜の部を記録しておきます。結構ネタばれもあるから、これから観る方は、ここで引き返してくださいませ～。昼の部から観ないで夜の部を先に観るというのは、一つだけ初めて観る演目なので多いに気になる演目があるからです。それは、河竹黙阿弥の出世作と言われる「傾城花子　忍ぶの惣太　都鳥廓白浪（みやこどりながれのしらなみ）」があるからでもあります。手元の解説本によれば、---------------能の『隅田川』で有名な、吉田梅若が人買いの忍ぶの惣太にかどかわされて隅田川の畔で死んだ故事をもとにしている。眼目の「おまんまの立廻り」は、前髪姿で黒の着付けの松若丸がどっかと腰掛けて、ご飯を食べながら捕り方をあしらうのですが、長々と糸をひいている納豆や沢庵を使っての立廻りというのはとてもユニークで楽しいものです。幕切れは松若が片足で捕り方をふんずけながら片手で差し出す茶碗に、蜂蔵が同じく片手で土瓶からお茶をつごうというところで柝の頭になる。----------------と、ありました。そうなんです、観劇に行く前日に放送されたテレビ番組、はなまるカフェでも登場した、あの場面なんです。（と申しましても、テレビを観ていなければ分からないかもしれませんね）放送では沢庵を足元にいる捕り手に落として食べさせるところが、失敗だったのですが、観劇した日は、お見事に成功して、拍手喝采！お話のほうは、お家騒動で家名断絶になり若君の松若丸も行方知れずに。吉田家の元家臣・忍ぶの惣太が、家宝都鳥の印を探す旅に出ていた松若丸の弟、梅若丸を間違って殺してしまうところから始まります。目の見えない忍ぶの惣太が梅若丸と知らずに奪った金子（きんす）の行方は・・・。さらには、手に入れた家宝の都鳥の印の行方は・・・・。序盤から面白い展開でしたよ。梅若丸の梅枝さん、いかにも女方の、か弱い弟君でした。吉田家の元家臣だった忍ぶの惣太が女房のいる前で傾城花子を身請けして女房に出て行けなんて、今だったらとんでもない家庭争議だわいなぁ。さらなる伏線は、忍ぶの惣太が梅若丸と知らずに奪った金子（きんす）が暗闇で懐から落ちて、いわゆるだんまりで、半分を取られているのですが、この金子は・・・。何だかんだと、花子実は天狗小僧霧太郎に騙される場面なんか面白いですし、家宝の都鳥の印を摩り替えたり、身ぐるみはがしてしまうなど、滑稽さたっぷりの歌舞伎味たっぷり。女房のお梶が自らの腹を刺し切って、忍ぶの惣太に妙薬だと言って血を飲ませると目が見えるようになるなんてあたりは摂州合邦辻のぱくりかな。目が見えるようになって、天狗小僧霧太郎を追う忍ぶの惣太・・・。捕り手に囲まれながらの傾城姿から松若丸の黒の衣装への着替えとか、ご飯を食べながらの立ち廻りなど、最後はさながら黙阿弥ワールドです。ご飯をよそったり沢庵を渡したり、最後にお茶をつぐ木の葉の峰蔵とのコンビネーションは、やはり音羽屋親子ならでは。一人で喜んでいては、申し訳ありませんが、百聞は一見にしかずとは、まさにこのお芝居のことでしたぁ。順序が前後していますけど夜の部の最初は、逆櫓。遠見の船の場面がありませんから、船の四隅で櫓を漕いで自由自在に船を操ると言う逆櫓の操船方法は観られません。それでも、最後の大立回りでは、24人もの捕り手を使って船の形の真ん中での見得だとか、さすがに見どころ満載の高麗屋。これは、昼の部も高麗屋と音羽屋そろい踏みですから、楽しみです。夜の部二つ目の演目は、舞踊で梅の栄ですが、次の世代を引き継ぐ若手が凛々しく舞ってました。最初と二つ目の演目はお祖父さんとお孫さんの共演による顔見世と言う趣も・・・・。以下に歌舞伎美人からお借りしまして、夜の部の配役とみどころを記録しておきます。------------------夜の部一、ひらかな盛衰記（ひらかなせいすいき）　逆櫓船頭松右衛門実は樋口次郎兼光　　　　幸四郎お筆　　　　魁　春船頭日吉丸又六　　　　友右衛門同　明神丸富蔵　　　　錦之助同　灘吉九郎作　　　　男女蔵槌松実は駒若丸　　　　金太郎畠山の臣　　　　尾上右近畠山の臣　　　　萬太郎女房およし　　　高麗蔵漁師権四郎　　　段四郎畠山重忠　　　　富十郎＜みどころ＞源義経の木曽義仲討伐を背景にした物語です。　船頭の権四郎は、娘およしと孫の槌松を連れて巡礼に出ます。その旅先で騒動に遭い、子供を取り違えてしまいますが、その子を本当の孫として育てています。そこへ現れたお筆という女によって、その子が義仲の若君駒若丸であると知らされると、およしの夫松右衛門は態度を一変させ、身分を明かします。実は松右衛門は、義仲の遺臣樋口次郎兼光で、主君の若君を守り、船の前方にも後方にも櫓を設けて前後両方に船を進ませる"逆櫓"の計略により義経に近づき、亡君の仇を討つ魂胆だったのです。計略むなしく樋口は敵の大軍に捕り囲まれますが、舅の権四郎のはからいで、若君は敵将畠山重忠に助けられ、樋口は潔く縄にかかるのでした。　忠義と人情溢れるスケールの大きな時代物を上演いたします。二、梅の栄（うめのさかえ）梅野　　　　芝　翫雄吉郎　　　種太郎佑太郎　　　尾上右近暁之丞　　　種之助修之助　　　米吉駒之丞　　　宜生＜みどころ＞梅の咲き誇るのどかなある日。梅野は、春の景色をながめながら、可憐な梅の花にたとえて、女心を明るく華やかに舞いはじめます。　梅を織り込んだ、美しい情景豊かな品格のある舞踊をどうぞお楽しみください。三、傾城花子　忍ぶの惣太　　都鳥廓白浪（みやこどりながれのしらなみ）　　　序　幕　三囲稲荷前の場　　　　　　　長命寺堤の場　　　二幕目　向島惣太内の場　　　三幕目　原庭按摩宿の場忍ぶの惣太／木の葉の峰蔵　　　　菊五郎傾城花子実は天狗小僧霧太郎実は吉田松若丸　　　　菊之助葛飾十右衛門　　　　團蔵下部軍助　　　　権十郎吉田梅若丸　　　　梅　枝植木屋茂吉　　　　男女蔵御台班女の前　　　　萬次郎お梶　　　　時　蔵宵寝の丑市　　　　歌　六＜みどころ＞京の吉田家ではお家騒動が起こり、家名は断絶。嫡子松若丸は行方知れずとなります。吉田家の家臣であった忍ぶの惣太は、家宝都鳥の印を探す旅に出ていた松若丸の弟、梅若丸をあやまって殺してしまいます。惣太は都鳥の印を手に入れますが、自分が身請けした傾城花子に、中身をすり替えられ、逃げられてしまいます。花子は実は松若丸で、都鳥の印を探すために、霧太郎と名乗り盗賊になっていたのです。惣太は花子を追ってやってきますが、やがて斬り合いになり......。　「梅若伝説」をもとに趣向をこらした河竹黙阿弥の世話物。松若丸が食事をしながら捕手と立廻りをする「おまんまの立廻り」は歌舞伎的なおかしみをふんだんに盛り込んだ場面です。 ------------------歌舞伎美人の公演情報。

  2010年11月13日

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• 本日11日のテレビ番組から

  本日の歌舞伎関連テレビ番組から、一つ。出かける前に録画設定しておきます。------------★11月11日（木）14:00～14:44NHK教育「芸能花舞台」　～玉菊の世界～中村福助出演------------

  2010年11月11日

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• 『演劇界』2010年１２月号

  今月号の演劇界は、すでに5日に発売されていましたが、ようやく本日購入してきました。まだ舞台写真のページしか見ていませんが、御園座の菊之助さんと大阪平成中村座の七之助さんが弁天小僧を演じていて同じ場面の写真が掲載されています。よ～く、見ると・・・・。額のキズの向きが違うのです。何かわけでもあるのでしょうか。ご存知の方、教えてください。と言うことで、今月号の内容は・・・。---------------------表紙■『連獅子』親獅子　坂東三津五郎撮影■篠山紀信題字■伏木壽亭 ◎小道具ものがたり ―― 湯川弘明 『仮名手本忠臣蔵』「五、六段目」の縞の財布 ◎スペシャルインタビュー　平成風姿花伝 　中村芝翫 　　　聞き手＝小玉祥子 ◎巻頭大特集 「実ハ」の世界 アパートの隣室にマリー・アントワネットが住んでいたら――橋本 治 「実ハ」の世界――古井戸秀夫 歌舞伎の世界の「幸福の王子」たち――岡野竹時 嘘のようなホントの話――変転した「実ハ」――今岡謙太郎 変化の魂胆――木本公世 曽我狂言の末裔たち――犬丸 治 「実ハ」の魅力――岩豪友樹子 ◎小松成美の「今、この人に聞きたい」 　市川高麗蔵 ◎渡辺保 ――私の歌舞伎遍歴 　玉三郎の『桜姫』 ◎秋の舞台 　○新橋演舞場 　○国立劇場 　○御園座 　○大阪平成中村座 　○日生劇場 　○赤坂ACTシアター 　○三越劇場 　○市川亀治郎東照宮奉納歌舞伎 ◎劇評 　新橋演舞場 水落 潔 　国立劇場 児玉竜一 　御園座 安住恭子 　大阪平成中村座 亀岡典子 　日生劇場 石井啓夫 　赤坂ACTシアター／三越劇場 林 尚之 ◎連載 　歌舞伎に溺れる 　　　　赤穂饅頭と忠臣蔵 絵・文=金子國義 　戦後歌舞伎クロニクル――吉田千秋の視線 　　　　1974年――相つぐ新作の再演 文=伊達なつめ 　かぶき曼陀羅――90歳の元気 文・絵=河竹登志夫 　ことばの華―心に届くセリフ――『中将姫古跡の松』中将姫 文=竹田真砂子 　歌舞伎、のようなもの 　　　　"その気"スイッチ 文・絵=中野 翠 　子ども歌舞伎をたずねて 　　　　千葉県こども歌舞伎アカデミー（千葉県千葉市） 　演劇界・人物誌――安藤鶴夫 文=上村以和於 ◎情報 　十一月の歌舞伎 　今月の歌舞伎　見どころ 　演劇界情報 　家で楽しむ歌舞伎 私のこの一冊 ――吉田弥生 テレビ・ラジオ放送ガイド 　資料　上演記録　10月 　バックナンバーのお知らせ 　次号予告 今月号には、10月の舞台から次の俳優カラー写真が掲載されています。※[演目]俳優名　役名●新橋演舞場　錦秋十月大歌舞伎七世坂東三津五郎五十回忌　八世坂東三津五郎三十七回忌　九世坂東三津五郎十三回忌追善狂言【連獅子】巳之助の狂言師左近　三津五郎の狂言師右近【頼朝の死】 魁春の尼御台所政子 【頼朝の死】 梅玉の将軍源頼家 【盲長屋梅加賀鳶　加賀鳶】 團十郎の按摩竹垣道玄 【近江源氏先陣館　盛綱陣屋】 仁左衛門の佐々木三郎兵衛盛綱 【近江源氏先陣館　盛綱陣屋】 孝太郎の早瀬 【近江源氏先陣館　盛綱陣屋】 秀太郎の微妙 【艶容女舞衣　酒屋】 我當の宗岸 【艶容女舞衣　酒屋】 福助のお園 ●国立劇場　十月歌舞伎公演【将軍江戸を去る】 吉右衛門の徳川慶喜 【天保遊?録】 芝雀の堀の芸者坂本屋の八重次 【将軍江戸を去る】 染五郎の山岡鉄太郎 ●御園座　吉例顔見世通し狂言【旭輝黄金鯱】 菊五郎の盗賊柿木金助 【伽羅先代萩】 藤十郎の乳人政岡 【舞妓の花宴】 時蔵の白拍子和歌妙 【伽羅先代萩】 翫雀の荒獅子男之助 【弁天娘女男白浪】 菊之助の弁天小僧菊之助 ●大阪城西の丸庭園内特設劇場　大阪平成中村座　十月大歌舞伎【恋飛脚大和往来　封印切】 勘三郎の亀屋忠兵衛 【一谷嫩軍記　熊谷陣屋】 橋之助の熊谷次郎直実 【一谷嫩軍記　熊谷陣屋】 扇雀の相模 新歌舞伎十八番の内【紅葉狩】 獅童の余吾将軍平維茂 新歌舞伎十八番の内【紅葉狩】 勘太郎の戸隠山の鬼女 【恋飛脚大和往来　封印切】 彌十郎の丹波屋八右衛門 【弁天娘女男白浪】 七之助の弁天小僧菊之助

  2010年11月10日

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• 明日10日のテレビ番組から

  明日の朝の放送時間帯なので、前夜のうちに。-----------11月10日（水）8:30～9:55　TBS　はなまるマーケット　はなまるカフェに尾上菊之助出演-----------

  2010年11月09日

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• 感謝！本日３０万アクセス

  拙ブログは毎日のように、お越しいただいている皆様のおかげで、本日、午前9時55分に３０万アクセスを超えました。有難うございました。m(__)m（ペコリ）思い起こせば2006年（平成18年）6月1日に、---------------------本日より始まりはじまりィ～ 本日よりの～んびりと始めてゆきます。---------------------と、始めたブログですが、歌舞伎初心者ゆえにどこまで続くか五里霧中でありました。歌舞伎座で初めて観たのが2005年（平成17年）7月21日、『ＮＩＮＡＧＡＷＡ　十二夜　（初演）』です。その頃は、記録をしておこう、なぁんて思っていなかったのですが、毎月、歌舞伎座に通うようになって、いつ何を観たのか忘れてしまいそうになり、歌舞伎の記録をしておこうかな、くらいの軽い気持ちで開始してみました。そして、さらに翌月から数ヶ月先の公演情報もあるし、備忘録のようなブログになってきました。そんなブログでも、お出でいただいている皆様のおかげで、4年4ヶ月9日で３０万アクセスになったのです。ここに、これまでのお礼を申し上げまして、今後とも「の～んびり」と続けられる限り続けて行こうと思います。これは、ログですが、毎度お馴染みの会社の方もお出でになっていたようです。--------------300000 2010-11-09 09:55:49 *.ucom.ne.jp 299991 2010-11-09 09:30:26 *.shochiku.co.jp ---------------

  2010年11月09日

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• 何だかなぁ。ぎんざ日乃出が休業だって

  毎月、新橋演舞場には行っているのですが、どうしても三原橋交差点を通らなくなって、幕間のお弁当も演舞場前あたりで買ってしまいがちになりました。三原橋の交差点には、ビルを新しくして間も無い、ぎんざ日乃出の売店があり、小さめのお寿司なんかは幕間に食べ易くて歌舞伎座で観る時の２～３回に１回は買ってたのであります。しかしながら、足が遠のく傾向は自分だけでは無かったようでして、歌舞伎座閉場の影響が如実に現れたような気がします。サイトには・・・・・-----------------休業のご案内お客様各位ぎんざ日乃出は、平成22年10月31日を持ちまして、休業致す事となりました。長年にわたるお客様のご愛顧に心より御礼申し上げます。店主-----------------このように記載されていました。Twitterでも、いろいろな方が呟いていて、実際に今夜、見て来た方もおりました。歌舞伎座まわりのお食事といえば日乃出ずしが・・・歌舞伎座裏の店も何軒かなくなったり変わったり。ええ！別ブランドの穴子チラシが好きだったのに先月いっぱいとの張り紙がありましたTLで、ぎんざ日乃出の休業を知ってびっくり。今、実は、三原橋にいるのですが…ほんとに日の出が…

  2010年11月08日

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• 新橋演舞場の『壽 初春大歌舞伎』発表

  昨夜の日記でお正月の花形歌舞伎を記録しておきましたら、今夜は、歌舞伎美人に新橋演舞場の『壽 初春大歌舞伎』が発表になっていました。片や息子世代に対して、新橋は親父さん世代です。さあて、行くかどうか決めかねるところもありまして・・・・。---------------壽 初春大歌舞伎平成23年1月2日(日)～26日（水）昼の部　午前11時～夜の部　午後4時30分～ 演目と配役昼の部一、御摂勧進帳（ごひいきかんじんちょう）　加賀国安宅の関の場武蔵坊弁慶　　橋之助九郎判官義経　　錦之助斎藤次祐家　　彌十郎富樫左衛門　　歌　六二、妹背山婦女庭訓（いもせやまおんなていきん）　三笠山御殿漁師鱶七実は金輪五郎今国　　團十郎お三輪　　福　助橘姫　　芝　雀豆腐買おむら　　東　蔵蘇我入鹿　　左團次烏帽子折求女実は藤原淡海　　芝　翫三、寿曽我対面（ことぶきそがたいのめん）工藤祐経　　吉右衛門曽我五郎　　三津五郎大磯の虎　　芝　雀小林朝比奈　　歌　昇鬼王新左衛門　　歌　六曽我十郎　　梅　玉夜の部一、寿式三番叟（ことぶきしきさんばそう）翁　　富十郎翁　　梅　玉附千歳　　鷹之資千歳　　魁　春三番叟　　三津五郎二、源平布引滝　実盛物語（さねもりものがたり）斎藤実盛　　團十郎葵御前　　福　助瀬尾十郎　　段四郎小万　　魁　春三、浮世柄比翼稲妻（うきよづかひよくのいなづま）　　　浅草鳥越山三浪宅の場　　　吉原仲之町の場名古屋山三　　三津五郎不破伴左衛門　　橋之助浮世又平　　彌十郎葛城太夫／お国　　福　助料金(税込み)1等Ａ席 16,000円 1等Ｂ席 11,000円 2等Ａ席 9,000円 2等Ｂ席 5,000円 3階Ａ席 5,000円 3階Ｂ席 3,000円 桟敷席 16,000円 17,000円（ポスターが正しいでしょう）※一幕見席はございません---------------歌舞伎美人サイトは、こちらです。

  2010年11月06日

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• 閑話休題：お正月の花形歌舞伎二つ

  日々の流れの中に埋没しそうな時には、歌舞伎のお話で疲れた脳みそを癒しているこの頃です。昨日の国立劇場は平日だったからかどうか分かりませんが、1階席が空いていましてびっくりしました。歌舞伎座が工事のためにお休みしている間は、観客もお休み状態なのでしょうか。こんな状況ではありますが、お江戸のお正月は、歌舞伎が4ヶ所で同時に上演されるのですが、果たして如何なることに・・・。すでに発表されていますので、備忘録としてまとめておきます。-------------------ル テアトル銀座　初春花形歌舞伎市川海老蔵　歌舞伎十八番　新歌舞伎十八番　相勤め申し候平成23年1月3日（月）～25日（火）※21日夜の部は貸切公演です。昼の部 午前11時開演一、新歌舞伎十八番の内　高時（たかとき）二、市川海老蔵 歌舞伎十八番　新歌舞伎十八番 上演　　口上（こうじょう）三、歌舞伎十八番の内　蛇柳（じゃやなぎ）夜の部 午後3時30分開演一、歌舞伎十八番の内　七つ面（ななつめん）二、新歌舞伎十八番の内　二人袴（ににんばかま）三、歌舞伎十八番の内　勧進帳（かんじんちょう）料金(税込み)一等席 15,000円 二等席 9,000円 二階BOX席（2名様） 30,000円 ※二階BOX席はチケットホン松竹にて2名ひと組での販売となります　（チケットWeb松竹でのお取扱いはございません）座席表は、こちら。ル　テアトル銀座　こちら。---------新春浅草歌舞伎平成23年1月2日（日）～26日（水）第１部（午前１１時開演）お年玉〈年始ご挨拶〉一、三人吉三巴白浪（さんにんきちさともえのしらなみ）　　　序　幕　大川端庚申塚の場　　　二幕目　巣鴨吉祥院本堂の場　　　　　　　裏手墓地の場　　　　　　　元の本堂の場　　　大　詰　本郷火の見櫓の場　　　　　　　　浄瑠璃「初櫓噂高音」お嬢吉三　　中村 七之助お坊吉三　　市川 亀治郎和尚吉三　　片岡 愛之助二、猿翁十種の内　独楽（こま）独楽売萬作　　市川 亀治郎第２部（午後３時開演）お年玉〈年始ご挨拶〉一、壺坂霊験記（つぼさかれいげんき）座頭沢市　　片岡 愛之助女房お里　　中村 七之助二、猿之助四十八撰の内　黒手組曲輪達引（くろてぐみくるわのたてひき）　　　忍岡道行より　　　三浦屋裏手水入りまで　　　　浄瑠璃「忍岡恋曲者」　　　市川亀治郎三役早替りにて相勤め申し候番頭権九郎／牛若伝次／花川戸助六　　市 川亀治郎三浦屋揚巻　　中村 七之助鳥居新左衛門　　中村亀鶴紀伊国屋文左衛門　　片岡愛之助料金(税込み)１等席 9,000円 ２等席 5,500円 ３等席 2,000円 （学割…11月26日（金）より浅草公会堂窓口のみ発売1等席6,500円 2等席4,000円）-------------------------どちらも意欲的な取り組みが期待できそうです。自分的には、この二つでは、浅草常連の勘太郎、男女蔵などの名前が無いのは寂しいですが、浅草を優先することになるかも。何しろお正月は、国立劇場と新橋演舞場で歌舞伎があるし、ろくでなし啄木（勘太郎出演）、十二夜（亀蔵、笹野高史出演）を観たいですからね。

  2010年11月05日

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• 国立劇場、国性爺合戦

  この秋一番の話題作だって言うことなので、二日目の本日、三階席の最後部センターで観劇してきました。二日目なので、ネタばれしない書き方しときますので、ぜひ、舞台で観てくださいませ。今回の『国性爺合戦』、国立劇場では何年か前に鑑賞教室で松緑さんによる上演を観ましたけれど、一部分の上演で、どうして日本人がお隣の国で英雄になり国を立て直すのか分かりにくかったのを覚えています。それが、今回は通しての上演なので、分かり易かったですよ。作者は、近松門左衛門で、時代浄瑠璃の最高傑作として知られる代表作の一つとのこと。人形浄瑠璃（今の文楽）で初演され翌年には歌舞伎になり、さらに三年後に江戸でも人気作品になったとさ。特に、当時の市川團十郎が荒事の型式で演じてから成田屋のお家芸みたいになって、現在に継承されているのだそうです。江戸時代の人々が観てきたお芝居を、今でも観られるっていうのは伝統芸能の良いところであります。さて、近松作品に限らず、浄瑠璃から歌舞伎になった作品は、史実に基づいて時代設定を変えてみたり登場人物の名前を変えたりしてるのは普通のこと。今回の作品も17世紀の中ごろに動乱の中国に渡った人物が滅亡した明朝復興のために清朝と闘ったと言う史実に基づくものだそうですよ。舞台のほうでは、明朝の御家騒動、大明御殿の場から始まりまして、異国情緒たっぷり。明朝の拵えなので、だれがだれだかさっぱり・・・。配役一覧を見ながら観ていると、舞台がおろそかになってしまいますけど、皇帝が家橘さん、忠臣だと思ったけど裏切り者になった李とう天が翫雀さん、呉三桂が右之助さん。かろうじて皇帝の妹の亀鶴さんは、すぐに分かりました。こんなときには、イヤホンガイドをお勧めいたします。場面が、肥前国平戸の浦の場に変わって、日本国内になりますが、日本の場面は、ここだけです。主人公の和藤内・團十郎さん、父の左團次さん、母の東蔵さんもここから登場します。二幕目からは、また中国。虎退治の場面、初めて拝見いたしました。なかなか虎っぷりの良い虎でしたね(^_^)和藤内の長い刀が抜けそうになって、はっとする場面もありましたよ。三幕目の獅子ヶ城楼門の場からは、一度観たことがある場面。錦祥女の藤十郎さんは、ここからの登場です。どうしてこの方を訪ねて行ったのかは、前の場から観ていると分かるってことになります。四幕目の獅子ヶ城甘輝館の場になり、初めて甘輝の梅玉さんが登場。何だか主要な人物は後の方でようやく揃うことになりますので、寝るなら前の部分で寝るってことですけど、結構寝ている方がいました。国を取り返す正義の闘いに挑む和藤内と親子兄弟の血の繋がりと仕える主君との義理と複雑に絡み合うドラマでありますよ。隈取をした荒事の團十郎さんの異国の装束などは、和中折衷とでも言うのでしょうか。なお、和藤内の刀は、やっぱり重たいようで、お芝居の中では大の男が四人がかりで持ち上げてましたぁ～。いずれにしても、平日だったので、一階席がとても寂しい二日目でありました。筋書きは、こちらｓ。

  2010年11月04日

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• もうひとつの平成中村座

  今夜の関西テレビ、スーパーニュースアンカーで、「華やかな歌舞伎界で熱血修行中の弟子たち・一夜かぎり夢舞台…もうひとつの平成中村座」が放送されたようです。関西ローカルなので、いわば地域限定番組でしたから、東京では視聴することは出来ませんでした。そんな時は、Twitterにて、誰かしら呟いてくれています。--------------------------中村座試演会＠アンカー　　始まりましたよ！アンカー見てます。　　『もう一つの平成中村座』橋吾丈が　　橋之助丈を一瞬　　お嬢が橋吾丈が　　どなしたねん・・・更級姫の　　後ろ姿お嬢　　荒れてるのか？眉無し橋　　ヤの字？橋吾丈の熱演を見つめる　　誰だろう？？？いてう丈と談笑する　　これも誰だろう？？？予想以上に七嬢が映ってた　　勘三郎さんたちは？？？全体の流れ的に橋吾丈がメイン。先輩インタビューは　　橋叔父&お嬢。----------------------------さっくと見つけたところでは、こんな感じの短い取材放送のようでした。

  2010年11月03日

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• APECで中村屋の連獅子

  いや～、知らなかったです。何やら横浜市で開催されるAPECと言う国際会議の13日のレセプションで、中村屋親子による連獅子がお披露目されるのですか。11月は、本日から大阪平成中村座が開幕したばかりですし、その途中で横浜に来て舞踊とは、ハードスケジュールですね。どうりで、13日（土）から14日（日）の平成中村座の日程が変則だってこともうなずけました～。歌舞伎ついでに、APECってどんなものなのか、ちょっこらお勉強になるかもしれません。中村勘三郎に聞く　APECと21世紀の和こちらです。

  2010年11月02日

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• 親子で歌舞伎「にほんごであそぼ」に歌舞伎の歌

  4歳から小学校低学年くらいの子どもと親を対象にNHK教育で放送中の「にほんごであそぼ」。11月1日より歌舞伎の歌「たのしやかぶき」がオンエアされます。歌舞伎美人の案内によると・・・・。---------------------------歌っているのは市川亀治郎と、歌舞伎の子役で活躍中の秋山悠介。踊りの振付は紫派・藤間流二代目家元代行でもある市川笑三郎。歌舞伎囃方の田中傳左衛門と尺八奏者の藤原道山も間奏中、踊りに参加しています。歌の途中には切られ与三や武蔵坊弁慶のセリフも挿入。当番組が対象としている4歳から小学校低学年くらいの子どもと親が、楽しく歌舞伎のセリフやしぐさに親しめるよう、歌詞もメロディーも覚えやすくつくられています。ＮＨＫ教育テレビ『にほんごであそぼ』月～金曜日　午前7：25～7：35【再放送　午後 5:05～5:15（10分）】■「たのしやかぶき」　今後の放送予定時間はすべて午前7：25～7：35----------------------たのしやかぶき　～切られ与三・武蔵坊弁慶～----------------------11月1日（月）11月15日（月）　----------------------たのしやかぶき　～切られ与三～----------------------11月2日（火）　　11月4日（木）11月16日（火）　　11月18日（木）----------------------たのしやかぶき　～武蔵坊弁慶～----------------------11月3日（水）11月5日（金）11月17日（水）11月19日（金）※詳しくは 『にほんごであそぼ』番組ホームページこちら。

  2010年11月01日

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• 明日の関西テレビで『もうひとつの平成中村座』

  大阪平成中村座の事業を展開している関西テレビで、10月の試演会の様子が放送されるようです。東京ではフジテレビ系列の放送局なんですが、番組表に記載が無いので、関西テレビだけの放送かもしれません。なので、関西地方の方には、ぜひ、見ておいていただきたいです。--------------------11月1日（月）16:53～19:00　スーパーニュースアンカー　関西テレビ「華やかな歌舞伎界で熱血修行中の弟子たち・一夜かぎり夢舞台…もうひとつの平成中村座」番組表は次のように記載されていました。16:53スーパーニュース　アンカー裁判員裁判で初の死刑判決か？▽超氷河期の就職戦線・苦悩する高校生と先生▽華やかな歌舞伎界で熱血修業中の弟子たち・一夜かぎり夢舞台…もうひとつの平成中村座17:54ＦＮＮスーパーニュース　アンカー裁判員裁判で初の死刑判決か？▽超氷河期の就職戦線・苦悩する高校生と先生▽華やかな歌舞伎界で熱血修業中の弟子たち・一夜かぎり夢舞台…もうひとつの平成中村座 -------------------関西テレビエリアの方は、お見逃し無く。

  2010年10月31日

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• フジテレビアナウンサーらによるコレド室町オープン記念公演

  フジテレビアナウンサーらによるコレド室町オープン記念公演昨日、幸四郎さんや染五郎さんによるこけら落とし公演が行われた、コレド室町の日本橋三井ホールで、11月にはちょっと変わった記念公演も行われるようです。仮名手本忠臣蔵の朗読ライブと言うものだそうですが、お話しとか朗読だったらお手の物だと思われる放送局のアナウンサーですし、これに演技の要素がからむと、どうなるかも楽しみかな。---------------朗読LegendIIフジテレビアナウンサー・演劇倶楽部『座』　愛と情念の朗読ライブ「仮名手本忠臣蔵」コレド室町オープン記念公演11月５日（金）、６日（土）日本橋三井ホール（コレド室町）5日（金）13：00～ ／ 18：30～6日（土）13：00～ ／ 18：00～計2日間 4公演※開場は開演の30分前です 【会場】日本橋三井ホール東京都中央区日本橋室町2-2-1 ＣＯＲＥＤＯ室町5Fフジテレビアナウンサー・演劇倶楽部『座』愛と情念の朗読ライブ、仮名手本忠臣蔵とは・・・。「演劇」と「朗読」のコラボレーションにより、ストーリーの朗読は勿論のこと、登場人物の語りや心の動きを表現するなど、演劇要素と朗読要素をミックスした、今までにない朗読ＬＩＶEです。「忠臣蔵」は単なる「仇討ち話」ではありません。運命の渦に巻き込まれた人々の、深く細やかな、哀しく潔い心と姿の物語です。それは今なお我々に民族の、魂の根幹を問い続けています。今回は、フジテレビアナウンサーと演劇倶楽部『座』のコラボレーション第二弾。前作「宇治十帖」とはひと味違う立体朗読ライブです。独創的且つ優艶で華麗な力強い言語の芸術「朗読Legend」を、耳で、目でお楽しみください。公式サイトは、こちら。-----------------------このお話しは大石内蔵助らによる主君の無念を晴らすために吉良上野之介を討ち取る四十七士の仇討ちものですから、男性が多いですよね。フジテレビのアナウンサーからの出演者は女性が多いのですが、どんな風になるのか、ご覧になられた方のルポをお待ちしております。

  2010年10月31日

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• 日本橋の新しいホールで幸四郎さん、染五郎さんらがこけら落とし公演

  何でも古い物は壊して、新しい物に変えてしまうのが一般的なようですが、お江戸日本橋では、「日本を賑わす、日本橋」をコンセプトに、江戸時代の日本橋の賑わいを再現しようと古い物を生かして新しい街にする再開発が進んでいるようです。このほど、室町に新しいビルがオープンして、一部にホールなども出現し、本日、こけら落としが行われました。テレビのコマーシャルでもお馴染みですが、幸四郎さんや染五郎さん達がこけら落としの記念公演をなさった記事がありました。-----------------------------コレド室町：開業記念に松本幸四郎さんらが公演　東京 写真は、日本橋三井ホールのこけらおとしイベントで歌舞伎を演じる松本幸四郎さん（中央）ら東京・日本橋の新しいランドマークとして今月開業した新商業施設「ＣＯＲＥＤＯ（コレド）室町」内の多目的ホール「日本橋三井ホール」で３０日、歌舞伎俳優の松本幸四郎さんらによるこけらおとし公演が行われた。オープンを記念して「寿是（ことぶきこれ）江戸（ど）三番叟（さんばそう）」が上演され、松本さんと市川染五郎さんが親子で出演。能の「翁」を模した歌舞伎舞踊をアレンジし、振り付けは市川さんが出がけた。続いて「京鹿子（きょうかのこ）娘道成寺」など歌舞伎の名場面を繰り広げながら、モデルの冨永愛さんらが新作ファッションを身にまとって登場。伝統とモダンを融合させたステージを披露した。コレド室町は、日本橋室町東地区の再開発で建設された「室町東三井ビルディング」（地下４～地上２２階）の地下１～地上６階部分で、２８日に営業を開始。日本橋の老舗や飲食店など２５店舗が入っている。【明珍美紀】毎日新聞の記事です。-----------------------------日本橋三井ホールとは、こちら。三井不動産の室町東三井ビルルディングなどの再生計画などは、こちら。

  2010年10月30日

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• 昨日は歌舞伎座起工式

  昨日は、歌舞伎座の起工式が行われ、いよいよ新しい歌舞伎座再登場へと向かって行きます。歌舞伎座のＨＰでも、すでに「サンプル採取」などして、第4代目の歌舞伎座の一部を新たな歌舞伎座に生かすことが伝えられ、どこにどう使われているかも楽しみです。-------------今回は、第四期歌舞伎座から採取された、部材サンプルについてお伝えします。瓦、石材、木材等は丁寧に取りはずされ、その一部は、今後の様々な用途のため、整然と保存されています。今まで親しまれてきたこれらの採取部材は、サンプルとして保存され、新しい歌舞伎座に再利用するもの、デザインを継承するものなど、今後検討されていきます。こちら。-------------起工式のニュースなどは、こんなのがありました。-------------テレ朝newsこちら。　「歌舞伎座跡地で起工式　地上29階建て新劇場建設へ」は、ニュース映像つき。中村吉右衛門さん：「（Q．千秋楽と同じ雨ですが）『雨降って地固まる』と申しますから」東京・銀座の歌舞伎座跡地には28日、雨のなか歌舞伎役者ら関係者が集まって起工式が行われました。新しい劇場は、オフィス部分を兼ね備えた地上29階建て、総工費は約430億円で、2013年の春に完成予定です。中村勘三郎さん：「近寄るのもちょっと寂しくなるからやめてたんですけど、本当に何もなくなって。早くこの歌舞伎座の舞台に立ちたいと思います」----------------毎日jpこちら。「新歌舞伎座：起工式行う　中村芝翫さんら１３０人が出席」　写真も掲載。２０１３年春に再開場する新しい歌舞伎座の起工式が２８日午前、東京都中央区の旧歌舞伎座跡地で行われた。午前１１時からの神事には、中村芝翫（しかん）さんや松本幸四郎さん、中村吉右衛門さん、中村勘三郎さんら歌舞伎俳優と松竹関係者ら約１３０人が出席。氏神である鉄砲洲稲荷神社の神職による祝詞や関係者によるくわ入れなどが行われた。歌舞伎座は建て替えのため１０年４月いっぱいで興行を終了。建物は解体され更地となっている。【小玉祥子】------------------YOMIURI ONLINEこちら。「約４００人集まり、新・歌舞伎座の起工式」　も写真つき。約４００人集まり、新・歌舞伎座の起工式「歌舞伎の殿堂」として親しまれ、４月に閉場した東京・銀座の歌舞伎座跡地で２８日、新劇場の起工式が行われた。事業主体の松竹関係者や、歌舞伎俳優の松本幸四郎、中村吉右衛門、中村勘三郎さんら約４００人が集まり、２０１３年春の再開場に向けて工事の無事を祈る神事を行った。雨が降って肌寒い中、松竹の迫本淳一社長が「新しい歌舞伎座は、銀座のランドマークともなる」とあいさつし、歌舞伎俳優で日本俳優協会会長の中村芝翫(しかん)さんが「完成のあかつきには、素晴らしい舞台を見せられるよう、芸道に精進します」と述べた。新劇場は、地上２９階建てのオフィス棟とともに建て、歌舞伎文化を紹介する施設を備える計画で、総事業費は４３０億円。　-------------------日本経済新聞　「５代目歌舞伎座が起工式　中村芝翫さんら『くわ入れ』」　５代目歌舞伎座が起工式　中村芝翫さんら「くわ入れ」 こちら。今年４月に一時閉館し、2013年春に新劇場として生まれ変わる歌舞伎座（東京・銀座）の起工式が、28日開かれた。これまでの建物は４代目で1950年完成。純日本風の外観で親しまれたが、築60年を経て老朽化。惜しまれながらも解体され、建て替えに向け更地になっていた。起工式には人間国宝の中村芝翫さんや松本幸四郎さん、中村吉右衛門さんら歌舞伎俳優と、運営する松竹の関係者ら約300人が出席。松竹の大谷信義会長らが「くわ入れ」し、工事の安全を祈願した。中村芝翫さんは「歌舞伎座が今日の歌舞伎の発展に果たした役割は大きい。新劇場完成の暁にはすばらしい舞台をお目にかけるよう、一層芸道に精進したい」とあいさつ。中村勘三郎さんも「きっと良い劇場になる。楽しみにしている」と期待をのぞかせた。５代目となる新しい歌舞伎座は、地上29階建てのオフィスビルを併設。日本風の外観を継承し、旧劇場の瓦など一部は再利用される。松竹はバリアフリー化を進めるほか、展示会も開ける「ギャラリー」なども設ける。----------------------

  2010年10月29日

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• 勘三郎さんらが鹿児島県の硫黄島（三島村）で歌舞伎「俊寛」15年振り再演

  伝説の島で歌舞伎「俊寛」再演へ　中村勘三郎さんら　平安末期に俊寛僧都が流刑された「鬼界ケ島」と伝えられる鹿児島県の硫黄島（三島村）で歌舞伎「俊寛」が１５年ぶりに再演されることが決まり、出演する歌舞伎役者の中村勘三郎さんらが２９日、発表した。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を記念したイベントで、公演は来年３月３０日。　大阪市内で記者会見した勘三郎さんは「前回の公演は忘れられない思い出。島民の皆さんとの再会が楽しみ」と語った。　「俊寛」は近松門左衛門作で、流刑された俊寛の喜怒哀楽をドラマチックに描いた物語。１９９６年の公演と同様に海岸で上演し、勘三郎さんの長男勘太郎さん、次男七之助さんも出演する。鬼界ケ島は、硫黄島のほか、奄美大島の東にある喜界島（鹿児島県喜界町）とする説などもある。　勘三郎さんらは４月２日には鹿児島市で「俊寛」と、幕末の薩摩藩を舞台にした青春群像劇「磯異人館」を上演する。2010/10/29 17:16 【共同通信】原文は、こちら。ーーーーーーーー3月の博多座公演の後に鹿児島ってことでしょう。

  2010年10月29日

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• 初の歌舞伎遠征！大阪平成中村座千穐楽

  行ってきました！！27日の大阪平成中村座千穐楽に！！東京以外で歌舞伎を観るのは初めてのことでして、早朝の東海道新幹線に乗って大阪まで行ってきました。昼ごはんを新大阪駅の中であちこち見ながらお弁当を仕入れて地下鉄で谷町４丁目へ。行ったことの無いところへ歌舞伎の遠征するって大変だ、と言うのが、偽らざる感想であります。ききみみやさんや、きママさん、良くやるよなぁ～。会社員時代には大阪の御堂筋線沿いあたりは頻繁に出張してましたし、札幌やら博多なども夜行日帰りなんて出張してましたが、独立してから地元だけの仕事なので出張なんてありません。遊びに行くのも、相当の覚悟が必要だ～。写真で見る大阪平成中村座（楽日に撮影）でもって、今月のお芝居のほうは、古典ものと新作舞踊などなど。今月は、中村屋とか成駒屋、大和屋の他に澤瀉屋の中堅・若手がご一緒でフレッシュな座組でしたね。幕開きは、「16年はひと昔、　夢だ　夢だ。」の名台詞でおなじみ、熊谷陣屋。橋之助さんの芝翫型が、これまで見慣れた熊谷陣屋とは変わっていて、新鮮でした。小次郎の首実験の場面では、直実が手にした首を相模に見せ、互いにいたわるように小次郎の首をなでるところなんか、戦乱の世の出来事とは言えども親子や夫婦の情愛を強く感じさせて、お涙ものでありました。お次は、紅葉狩ですが、維茂が馬に乗って花道を登場して、これまたびっくり。あの小屋でやるからいいのかもしれません。狭い小屋ながら長い花道を生かしてうまく出来たもんです。（駄じゃれじゃ～）舞台上も下手側に常磐津連中、正面上手よりに長唄連中、上手の床に竹本連中と三方掛け合いもお見事。山神は鶴松くん。鬼女の勘太郎さん、やっぱ凄みがきいてるなぁ。それに、後ろの扉が開いて、大阪城の天守閣がワイド画面のように飛び込んでくるのは圧巻でした。竹席だと、お城がでかすぎて、画面からはみ出して、二段目のあたりまでだったけどね。昼の部の追い出しは、大阪のご当地もので封印切。八右衛門の坂東彌十郎さんが徹底的に憎たらしく、まわりで聞いている井筒屋の仲居さんたちも完全にしらけきってました。仲居さんの中に、一度覚えたら忘れない方がいまして、マイケル・ジャクソンっぽかったと感じたのは私だけでしょうか。じゃらじゃらと廻りくどい上方和事も、忠兵衛と梅川を勘三郎に七之助の親子でやるって言うのなら、たまには観ても良いかな。でも、引っ込みは独りでしたね。幕が閉まってから一旦拍手が途切れまして、拍手が弱かったのですが封印切で勘三郎さんと扇雀さんがカーテンコールでした。昼がはねて、五軒長屋で、堂島ロールの抹茶と普通のを買い、喫煙所にだれもいないから抹茶を食べて休憩。普通のは、帰りの夜行バスの中でおやつにいただきましたぁ～。でも、お茶子さんが来て、「食べ終ったら一度退場してくださいね」とのこと。入れ替えは完全に追い出されるってことだったのかぁ。入れ替え再入場して真っ先に五軒長屋でお弁当を物色。夜の部のお弁当は、Twitterで教えてもらった、すきやき弁当にしました。うどんも入っていて、うまかったよ。さっきから食べてる話ばかりなので、お芝居のほうに・・・。夜の部最初は、これまた、お馴染み俊寛。瀬尾太郎兼康の坂東彌十郎さん、ここでも憎たらしいお役ですが、時代物のほうが合ってますよね。丹左衛門尉基康の勘太郎さんが立派でして、最近観た仁左衛門さんを思い出しました。俊寛の最後をまじまじと、観てると、達観したようにおだやかなお顔になる様子が分かります。海女千鳥は交互出演で、坂東新悟（3～15日）・中村鶴松（16～27日）とのことで、楽日は鶴千鳥です。舞台写真は、新千鳥しかなかったので、頼まれたききみみやさんにはお気の毒なことでござんした。続いては大阪に合わせた新作舞踊ってことで、その題名も「太閤桜」。橋之助さんの秀吉、扇雀さんの北の政所、淀君はこの人しかいないと思われる七之助さん。何故か二階席で演じる獅童の明智が、現代劇そのもの。足軽猿若で勘三郎さん。これまた、幕切れはライトアップされた大阪城が感動的でした。そして、最後の最後は、弁天娘女男白浪と、これまたお馴染みです。もちろん、七之助の菊之助ってややこしい。観なかったけれど、名古屋御園座でも昨夜まで菊之助の菊之助だったんだけどね。五人男の序列でも若いほうの弁天小僧だから七之助さんがぴたりとはまってまして、正体を見破られたところなんか、悪がき少年そのものです。（いえ、実際のことではありませんよ）浜松屋で相手役をつとめる力丸には兄の勘太郎さん。これがまた稲瀬川勢揃いの場とともに良かったよ。こちらもカーテンコールで私服に着替えていた勘三郎さんも出てきて、五人が順に挨拶。一人だけ花道までしゃしゃり出てきた方もいましたけど・・・。それより何より、最後に勘三郎さんが役者だけでなく中村座の縁の下の力持ち、お茶子さんたちを紹介して、労をねぎらうとともに来月の活躍にも期待しておりました。やっぱり、気配りのきく中村屋です！！昼の部１．熊谷陣屋熊谷直実　中村橋之助源　義経　中村獅童藤の方　　坂東新悟堤　軍次　中村萬太郎弥陀六　　坂東彌十郎相模　　　中村扇雀浄瑠璃　竹本鳴門太夫三味線　豊澤淳一郎浄瑠璃　竹本東太夫三味線　豊澤菊二郎２．紅葉狩更科姫　実は戸隠山の鬼女　中村勘太郎山神　　　中村鶴松平　維茂　中村獅童局　田毎　中村歌女之丞腰元岩橋　中村山左衛門従者右源太　中村いてう従者左源太　中村橋吾３．封印切亀屋忠兵衛　　　中村勘三郎丹波屋八右衛門　坂東彌十郎傾城梅川　　　　中村七之助槌屋治右衛門　　中村橋之助井筒屋おえん　　中村扇雀夜の部１．俊寛俊寛僧都　中村勘三郎丹左衛門尉基康　中村勘太郎海女千鳥 ※交互出演　坂東新悟（3～15日）・中村鶴松（16～27日）丹波少将成経　中村萬太郎瀬尾太郎兼康　坂東彌十郎平判官康頼　　中村勘之丞２．太閤桜豊臣秀吉　中村橋之助北の政所　中村扇雀淀君　　　中村七之助明智光秀　中村獅童足軽猿若　中村勘三郎３．弁天娘女男白浪　　　　浜松屋見世先の場　　　稲瀬川勢揃いの場弁天小僧菊之助　中村七之助南郷力丸　　　中村勘太郎赤星十三郎　　中村萬太郎浜松屋伜宗之助 （交互出演）坂東新悟（16～27日）・中村鶴松（3～15日）忠信利平　　　中村獅童日本駄右衛門　中村橋之助番頭与九郎　　中村小三郎鳶頭清次　　　市川猿三郎

  2010年10月28日

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  写真で見る大阪平成中村座（楽日に撮影）

  大阪城天守閣平成中村座と後ろにそびえる大阪城10周年になると「まねき」も大きくなったのか。

  2010年10月28日

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• 本日27日のテレビ番組から

  ★10月27日(水)10:05～11:00　NHK総合「歌うコンシェルジュ」男前列伝中村獅童出演★10月27日（水）13:05～13:55　NHK総合　スタジオパークからこんにちはいとうせいこう出演（コクーン歌舞伎、佐倉義民傳のラップ作詞者）

  2010年10月27日

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• 歌舞伎美人に劇場案内。初回は平成中村座

  歌舞伎美人の中に『平成　劇場獨（ひとり）案内』と言う、歌舞伎が上演される劇場を取材する連載が始まったようです。第1回は大阪平成中村座。平成中村座のトイレにかこつけての宣伝臭が漂うけどね。ーーーーーーーーーーーーーー劇場内の情報はもちろん、周辺のご当地情報やお食事、お土産、さらに建築物としての特徴や見どころなどもご紹介していきます。 第1回は2010年10月、11月に大阪城西の丸庭園内に出現した仮設劇場、大阪平成中村座を取材しました。舞台後方を上演中に開けて、美しい大阪城や庭園の緑を借景とする演出が大きな話題を呼んでいます。 連載タイトルの『平成　劇場獨案内』は、江戸時代、人々に重宝された『江戸買物獨案内（えどかいものひとりあんない）』という江戸の“タウン情報誌”にあやかったものです。初めてその劇場へ足を運ぶ方だけでなく“常連さん”にも興味を持ってお読みいただける情報をお届けしていきます。 ーーーーーーーーーーーーー以下、本文や写真は、こちら。

  2010年10月26日

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• 蜷川さんが文化勲章受章者に、猿之助さんが文化功労者に

  さい芸で亀治郎さん主演の「じゃじゃ馬馴らし」を上演中の折、演出をしている蜷川幸雄さんが文化勲章の受章者に選ばれましたね。文化功労者の中には、歌舞伎から亀治郎さんの伯父さんである、市川猿之助さんもいますね。おめでとうございます。----------------蜷川幸雄、三宅一生氏に文化勲章…ノーベル組も　政府は２６日、２０１０年度の文化勲章受章者７人と文化功労者１７人を発表した。　文化勲章の受章者には、原子核物理学・学術振興の有馬朗人（８０）、建築の安藤忠雄（６９）、ともに有機合成化学の鈴木章（８０）、根岸英一（７５）、演劇の蜷川幸雄（７５）、服飾デザインの三宅一生（７２）、日本中世史の脇田晴子（７６）の７氏が選ばれた。　文化勲章受章者は文化功労者から選ばれるため、ノーベル化学賞の鈴木、根岸の両氏は今回、文化功労者も顕彰される。　文化勲章は毎年５人ほど選ばれているが、今年は鈴木氏ら２人の受章がノーベル賞決定後に決まった。文化勲章の親授式は１１月３日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同４日に都内のホテルオークラ東京で行われる。（2010年10月26日11時31分 読売新聞）こちら。--------------------------文化勲章、「肩ひじ張って生きてきた」演出家の蜷川幸雄さん2010/10/26 12:21更新　「恥ずかしいような照れくさいような、複雑な気持ち」。厳しい演技指導で知られるが、受章の知らせに笑みがこぼれた。「演劇は、人と人とがつながらないとできない“不自由なメディア”。そこに光を当ててくれたことはうれしい」　「リア王」「ハムレット」など国内外でシェークスピア作品を追究。大胆な発想で話題を集めた「ＮＩＮＡＧＡＷＡマクベス」「王女メディア」などで世界的な名声を得た。「初演から見続けている人がいるという緊張感を持って仕事をし、肩ひじ張って生きてきた」と振り返る。　７０歳を超えても驚異的なペースで演出を続ける。高齢者だけの劇団「さいたまゴールド・シアター」など人材育成にも力を注ぐ。　「老害すれすれかなと思うけど、（受章は）もう少しやっていいというメッセージと受け取って頑張りたい」と意欲を燃やした。原文は、こちら。-----------------------文化勲章、三宅一生氏、蜷川幸雄氏ら受章者７人の略歴と業績2010/10/26 11:33更新　有馬朗人（ありま・あきと）東大名誉教授。原子核物理学の研究で優れた業績を残し、東大学長や文相などを歴任、学術振興にも貢献した。８０歳。大阪府出身。東京都世田谷区。　安藤忠雄（あんどう・ただお）建築家。環境との調和を目指した作品など優れた建築を数多く発表、日本の現代建築を海外に認めさせた。６９歳。大阪府出身。大阪市。　鈴木章（すずき・あきら）北海道大名誉教授。ホウ素を使ったクロスカップリングを開発、医薬品製造などの基盤技術として高い評価を受けた。８０歳。北海道出身。札幌市。　蜷川幸雄（にながわ・ゆきお）演出家。躍動感あふれる演出で演劇界に新風を吹き込み、後進の育成にも貢献した。７５歳。埼玉県出身。東京都東久留米市。　根岸英一（ねぎし・えいいち）米パデュー大特別教授。亜鉛を使ったクロスカップリングを生み出すなど有機合成化学の分野で優れた業績を挙げた。７５歳。神奈川県出身。米インディアナ州。　三宅一生（みやけ・いっせい、本名＝みやけ・かずなる）服飾デザイナー。１枚の布という和服の概念を基に現代の衣服を創造、国際的に高い評価を得た。７２歳。広島県出身。東京都港区。　脇田晴子（わきた・はるこ）滋賀県立大名誉教授で石川県立歴史博物館長。日本中世の商業史や女性史などで優れた業績を挙げた。７６歳。兵庫県出身。京都府向日市。　（五十音順、敬称略、住所は自宅）原文は、こちら。-----------------------文化功労者、市川猿之助氏、山中伸哉氏ら受章者１５人の略歴と業績2010/10/26 11:36更新王貞治（おう・さだはる）元プロ野球選手・監督。数々のタイトルを獲得し、通算本塁打８６８本の世界記録を樹立した。７０歳。東京都出身。東京都目黒区。大野和士（おおの・かずし）指揮者。海外の有名な歌劇場に多数出演、高い評価を得ている。５０歳。神奈川県出身。ベルギー・ブリュッセル。吉永小百合（よしなが・さゆり、本名岡田小百合＝おかだ・さゆり）女優。常に新たな役柄に挑戦し、数々の優れた演技を披露。６５歳。東京都出身。東京都港区。市川猿之助（いちかわ・えんのすけ、本名喜熨斗政彦＝きのし・まさひこ）歌舞伎俳優。古典にとどまらず、舞台装置を駆使した「スーパー歌舞伎」で新たな領域を切り開いた。７０歳。東京都出身。東京都港区。田中靖郎（たなか・やすお）宇宙科学研究所名誉教授。エックス線天文学の分野で多くの重要な発見をし、観測装置や衛星の開発でも多大な貢献をした。７９歳。大阪府出身。東京都日野市。中西準子（なかにし・じゅんこ）元横浜国立大教授。定量的な環境リスク評価の研究で優れた業績を挙げた。７２歳。中国・大連出身。横浜市。中野三敏（なかの・みつとし）九州大名誉教授。日本近世文学の分野で、近世中期こそが江戸文化の開花期だったことを明らかにした。７４歳。佐賀県出身。福岡市。中村稔（なかむら・みのる）詩人。優れた作品を発表するとともに、日本近代文学館の理事長などを歴任し文学界の発展に寄与した。８３歳。埼玉県出身。さいたま市。藤嶋昭（ふじしま・あきら）東京理科大学長。酸化チタン光触媒で基礎から応用まで幅広く研究、抗菌などへの実用展開に道を開いた。６８歳。愛知県出身。川崎市。古谷蒼韻（ふるたに・そういん、本名古谷繁＝ふるたに・しげる）書家。書の最高峰の一人とされ、日本書芸院などの役員を歴任し後進の育成に貢献した。８６歳。京都府出身。京都府宇治市。細江英公（ほそえ・えいこう、本名細江敏広＝ほそえ・としひろ）写真家。国内外で高い評価を受け、後進の指導など写真界の発展に大きく寄与した。７７歳。山形県出身。東京都杉並区。松尾浩也（まつお・こうや）東大名誉教授。法制審議会会長や日本刑法学会理事長などを務め、日本の法制度の発展に大きく貢献。８２歳。熊本県出身。東京都大田区。松尾寿之（まつお・ひさゆき）宮崎医科大名誉教授。新しいペプチド微量分析法を開発、生体システム調節機構の解明と臨床応用の研究で優れた業績を残した。８２歳。福岡県出身。神戸市。水木しげる（みずき・しげる、本名武良茂＝むら・しげる）漫画家。「ゲゲゲの鬼太郎」など子どもから大人まで愛される妖怪漫画・歴史漫画を多数発表。８８歳。鳥取県出身。東京都調布市。山中伸弥（やまなか・しんや）京大教授。さまざまな細胞に分化可能な人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を世界で初めて作製、幹細胞研究を飛躍的に前進させた。４８歳。大阪府出身。大阪市。（五十音順、敬称略、住所は自宅）原文はこちら。--------------------------------

  2010年10月26日

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• 明日26日のテレビ番組から

  明日、26日のテレビ番組から、二つ。一つは歌舞伎俳優ではありませんが、とても関係の深い方です。-------------------10月26日（火）13:05～13:55　NHK総合　スタジオパークからこんにちは宮藤官九郎出演（大江戸りびんぐでっど、または、げげげの女房のことなどが出るのかな？）10月26日（火）20:54～21:54 テレビ東京　開運！なんでも鑑定市川右近出演---------------では、今夜も訳あって、早く寝ます。

  2010年10月25日

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• 来月、猿弥さんのお話しと笑也さんの舞踊

  11月のことですが澤瀉屋の猿弥さんがトークに、笑也さんが舞踊にご出演されるようです。猿弥さんのお話しは、面白いこと間違いないでしょう。------------------猿弥「歌舞伎おもしろばなし」に出演 11月20日（土）、セブンカルチャーネットワーク「猿之助一門の人気者ー市川猿弥の歌舞伎おもしろばなし」が開催されます。お申し込み方法など、詳しくは セブンカルチャーネットワークホームページをご覧下さい。こちら。■日時　11月20日（土）14:30～16:00■会場池袋コミュニティカレッジ〒171-8569東京都豊島区南池袋1-28-1西武池袋本店別館8・9階■講師市川猿弥お相手：歌舞伎キャスター鈴木治彦■料金会員 3,150円（税込）一般 3,675円（税込）■お問い合せセブンカルチャーネットワーク 池袋コミュニティ・カレッジ03-5949-5494-----------------------笑也「オーケストラが奏でる歌舞伎の舞」に出演11月27日（土）、日本ニューフィルハーモニック管弦楽団 オリエンタル・クラシック・コンサートシリーズ1「オーケストラが奏でる歌舞伎の舞」が開催され、市川笑也が第2部、舞曲「龍神天の舞」、ワーグナー「愛の死」に出演します。詳しくは 日本ニューフィルハーモニック管弦楽団公式ページをご覧下さい。こちら。日本ニューフィルハーモニック管弦楽団　オリエンタル・クラシック・コンサートシリーズ1オーケストラが奏でる歌舞伎の舞■日時　11月27日（土）15：00開演（14:20開場）■会場東京文化会館大ホール■出演者上野隆史（指揮）市川笑也（舞踊）　漆原啓子（ヴァイオリン）日本ニューフィルハーモニック管弦楽団（演奏）丸山和範（作曲）藤間微野（振付）時広真吾リリック（コスチューム・デザイン）■曲目【第１部】　ホルスト：惑星よりジュピター（木星）　チャイコフスキー：バレエ組曲「くるみ割り人形」より　・行進曲・トレパック・あし笛の踊り・花のワルツ　チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲第一楽章【第２部】　マーラー：アダージェット　丸山和範：舞踊曲 龍神天の舞～舞踊：市川笑也　ワーグナー：タンホイザー序曲　楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 愛の死～舞踊：市川笑也■入場料Ｓ席 8,000円／Ａ席 6,500円／Ｂ席 4,500円／Ｃ席 3,000円■チケットチケットWeb松竹こちら。http://www.ticket-web-shochiku.com/ (携帯) イープラス チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス■お問い合せ日本ニューフィルハーモニック管弦楽団042-401-0199--------------------追加追加があります。市川段治郎　名作語り11月22日・23日 / 12月11日・12日セルリアンタワー能楽堂こちら。芸術の秋を、楽しみましょう。

  2010年10月24日

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