カテゴリ:色*駅
あと半月ほどで4月を迎えます。4月は年度の始まり。住むところから通ううところまで何もかも劇的に変わる方もいれば、単に学年が変わったり、専業主婦暦や職歴など継続年数が上がるだけの方もいらっしゃいます。とはいえ、冬の閉ざされた環境から大きく窓を開け放つ、いわば新鮮な空気が入りやすい季節には変わりありませんね。
変化の幅はさておき、外側の環境が変わる4月。せっかくなので、何か始めるのもいいかもしれませんね。 さて、今回は、住むところが変わる場合、あなたは何をポイントにして家具や雑貨、家電を選びますか。しっかりとテーマを持って部屋つくりをなさる方は以降の内容はあまり参考にならないでしょうが、ただ漠然と・なんとなく・気に入ったから・・などの理由でチョイスしがちな方は、ちょっと立ち止まって周りの色を見つめてみてください。 選ぶ際のポイントは3種類あります。 1.部屋の色をベースにする 2.心理から好きな色をチョイスして、その色からコーディネイトしていく 3.色彩の力をとりいれるために色を選択する 1.部屋の色をベースにする 方法 しっかりしたカラーコーディネイトのカラー計画を元に作られている部屋には、ある規則があります。それは、コア(核)になるものを決めて、そこからカラー計画をされているのです。たとえばドアの色を基準に壁・床をコーディネイトしていくという方法がありますが、気になる方は井上千保子さんの著書をご参考ください。 著書:井上千保子 「3BASE COLOR インテリアコーディネート ザ・ドア論」 src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f9246%2f92461846.jpg%3f_ex%3d80x80&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f9246%2f92461846.jpg%3f_ex%3d64x64" border="0"> 2.心理から好きな色をチョイスして、その色からコーディネイトしていく 赤が好きだったり、青が好きだったり。また、自分がなりたいイメージに近づくためにそのイメージを表す色に囲まれて暮らす。。 私事ですが、何もかも上手くいかなかったとき、カーテンをオレンジに変えました。すると、朝陽の光がオレンジのカーテンを通して、鮮やかにしかもドラマチックに部屋に彩りを与えてくれたことがありました。何もかも上手くいっていなかったのに、朝が来たことを「ありがたい」と思って目を覚ますことができて、いつしか上手くいっていなかったコト自体なんだっけ?と忘れていったのです。 3.色彩の力をとりいれるために色を選択する 食欲を増す色は暖色(赤・オレンジ・黄)、眠りに誘う色は、気持ちの高揚を抑えてくれる寒色(青)など 暮らしに彩りを与えるのはあなたです。あなたの感性でまずは色を選んでみてください。 ☆…☆…☆… ところで、前回までのファッションを通してのカラー計画シリーズはいかがでしたでしょうか。 イロイロな感想があると思いますが、ある方にはこんなご意見もあるのでは。 「なんとなく分かったけど、例に挙げたファッションは自分のタイプではないなぁ」 それでいいのです。コーディネイトとつくものには何らかの法則はあっても正解・不正解はないのですから。ある人にとっては心地よい組み合わせでも、ある人にとっては違和感を覚える。。なので、あなたがコーディネイトしたい目的をはっきりさせてからカラー計画を立てていくことが大事です。調和しやすい配色法はあっても、その配色は1種類ではありません。 そこをご理解いただいたうえで、次回は、インテリアにあるモノを取り入れる際のカラー計画案をご紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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