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カテゴリ:トライ・トラベル・トラブル
興奮冷めやらぬまま、上高地の帰り道。
当初の予定では、帰りに奥飛騨の方へ周り、温泉にでも入ろうかと話していたのだが、すっかり遅くなっちゃった。 安房トンネルを抜け、平湯に出てきたら、ビックリ 上高地はカラっと晴天だったのに、平湯は今にも雨が降りそう。 山ひとつ隔てただけで、こんなに違うものなのね・・・ 平湯バスターミナルまで戻ってきた。 アカンダナ駐車場へのシャトルバスを待つ間、ふと見ると「平湯温泉観光案内所」がある。 考えてみれば、ここ平湯も温泉場なのである。 他を周る時間はないけど、せっかくだから平湯で温泉に入っていこうか・・ 観光案内で「一番シブイ温泉はどこですか?」と教えてもらったのが「神の湯」 そういえば、ワンパラへの帰り道に看板があった。 ちょうどいいや、行ってみよう! これがまた! 大ヒット。 小川のわき道を山に向かって少し上がっていく。 ホント、天然の温泉に、屋根をつけただけ・・という風情の、素朴な温泉である。 駐車場で、頭からホカホカと湯気の上がってるオジサンとすれ違う。 「これからですか?いや~、いいですよ。ここの温泉!」 うれしそうにそう教えてくれた。 混んでいるかと思えば、貸切状態。 温泉は大好きだが、すぐのぼせちゃうので長湯の出来ない私。さっとひとっ風呂浴びて出て行くが、主人は当然まだいない。 塀の外から声をかけると、男湯も主人一人。 「いや~、いい気持ち~、すごくいいよこの温泉~」 あまりうれしそうなので、写真を撮ってあげた。(放送禁止のためお見せできないのが残念です) 暖かいお湯に浸かったおかげで、足の疲れがとれた気がする。 さあ、帰ってチッチを迎えに行かなくちゃ。 きっと1日ケージの中で、ずっと寝ていただろうから、せめて明るい時間にドッグランで遊んであげよう。 ワンパラに戻ると、車は主人にまかせてチッチの請け出しへ・・・ フロントの後ろのドアから、出てくるはずのチッチが、なかなか出てこない。 たまりかねてドアの隙間から「チッチ~?」と呼ぶと ガタッ!パタパタパタっ!チッチが出てきた。 「ただいま~」(感動の再会!)←私だけ? フロントにお礼を行って、ドッグランへ。 ところが、チッチのやつ生あくび。 ドッグランに行っても、いつもの調子で、走り回るでもなく・・・、なんだか眠そうである。 後で聞いたのだが、高山ワンパラの「ワンコ預かり」 別にケージに入れておくわけでなく、ここの看板犬のトイプー「アップちゃん」や、他の預かり犬達と(その日はゴールデンちゃんもいた)、受付の後ろにある事務所で、わらわらと過ごしているのだそうだ。 要するにチッチ、他のワンコと一日遊んで(果たしてあのチッチが遊べていたかは別として・・)いたわけで、そりゃ眠いわけだ。 「げ!?ス、スミマセン、ウチの犬尻癖が悪いんですけど、粗相をしませんでしたか?」 「いや、別にそんなことなかったですよ~」 なんて大らかというか・・・(^_^;) 暗くなってきたので、部屋に戻り、食事の前にお風呂。(食べたらまた寝ちゃいそう) 高山ワンパラは完全家族風呂。 10個くらい、色々な種類のお風呂があり、中にはワンコと一緒に入れるのもある。 混んでいる時は、選べないが、今は夕食の時間なので、どこも使えるという。 「チッチと温泉入ってみる?」 一日留守番させていたし、また部屋に待たせるのもと、思い切ってチッチも一緒にお風呂へ・・・ プール好きなチッチ、おもむろに人間用の温泉に入ろうとしている。 「チッチ、そこは熱いから入れないよ・・・」 ワンコ専用のバスタブにぬるめのお湯を張り、チッチと主人が「一緒に温泉~」 チッチもまんざらでもない様子・・・ そして、今夜もワンコメニュー「ポテトササミボール」をゲットし、ご満悦なチッチ。 ウエイトレスのお姉さんとも、すっかり顔なじみである。 「チッチ君~こんばんは・・・」 「???」 「あ、今日昼間事務所で遊んでいましたから・・・」 「なーるほど・・・」 美味しいディナーと土産話に盛り上がりつつ、高山ワンパラ2泊目も過ぎていくのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.22 22:47:53
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