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カテゴリ:トライ・トラベル・トラブル
そして、テーマが「絶景、露天風呂!」とか「海の幸満喫!」なんてお題だと大喜び・・・ そしてそして、自分が行ったことのある場所など映し出されようものなら、まるで自分チがテレビに出たような騒ぎで、間が悪く私がお風呂に入っていたりすると「早く早く!●●温泉が出てるよ!!」と大声で呼びにくる・・・(んなスグ出られないってばよ) 去年秋に高山に旅行した時、久々に奈良井宿を歩いた話を書いたが、ああいった「古き良き日本の風景」も大好き。 そんな主人。テレビで大内宿を知って以来、ずっと行きたがっていた。 福島と言えば、五色沼、会津、猪苗代。 会津と言えば白虎隊、鶴ヶ城・・・しか知らなかった我々バルタン星人。 「まだまだ、近場でも知らないところはいっぱいあるよなあ~」 「へ?」 「大内宿だよ、調べたら(いつの間に?)会津のすぐ近くなんだってさ、全然知らなかった~」 そんなわけで、次に向かうは「大内宿」である。 磐越道を会津で下り、かなり細い山道をくねくねと進む。 道端の「大内宿まで●●キロ」という小さな看板。よく注意していないと、うっかり迷子になりそうだ。 暖かい日だったが、でもまだ春浅い福島。 山道のあちこちに白い雪の塊が残っている。 ひたすら続くくねくね道に、生あくびが出る頃、ようやく視界が開けてきた。 「第一駐車場」の入り口でオジサンが小旗を振っている。 車を停めると、途端にガオガオと騒ぎ出すチッチ、とりあえず下ろしてリードをつける。 駐車場からは、風景が良く見えない。 通りを横切り、田んぼのあぜ道の横を少し上がっていくと、なるほど、築100年は経っていそうな、大きな茅葺屋根家が累々と建っている。 道の両端には用水路が通っていて、雪解け水ですごい勢い。 ガハガハと興奮しているチッチに水を飲ませようと思うが、勢いが強すぎてチッチの腰がひけている。 一番奥の急な石段をあがると、小さい神社(?)があり、皆さんそこから写真を撮っているので、私たちも上がってみた。 雪でベチャベチャしているので、チッチは足が濡れるとちょっとブルー。 そして、主人は誰に聞いてきたか「ネギそば」を食べるのだと張り切っている。 大内宿の名物だそうで、たしかにあちこちに「ネギそば」と書いてある。 チッチを連れて入っても良い、と言ってくれたお店で、ネギそばを食べることに 大きな囲炉裏を切っている広ーい部屋。 昔はこの部屋をどう使っていたのかなあ? 玄関(?)に大きな冷蔵庫が置いてあり、その手にチッチをつながせてもらう。 ここなら私たちの席からもチッチが見えるし、ちょうど良いのだが、食べ物のにおいがするせいか、ピイピイうるさいこと・・・(~_~;) 玄関を出入りされるほかのお客様や、お店の人が笑っている(恥ずかし~) そして「はいどうぞ!」 と出てきたネギそばにビックリ!! どどーん!長ネギが1本! 私は予備知識がまったくなかったので、心底驚いてしまった。 ネギそば、というのだから、よっぽどたくさん薬味をかけて食べるんだろうな・・くらいに考えていたのだ・ このネギをかじりながらおそばを食べるのだという。 長ネギはスキだけど、かじったことはない・・・ えー!!と戸惑う私(案外食に対して保守的(^^ゞ)に、郷に入っては・・の主人。やおら長ネギを掴みガリボリとかじりだした。 「すご・・・」 私もやってみるが、辛くてあえなくリタイア・・・ 「なんだよ・・食えねえの?」 私の分まで長ネギをガリボリする主人・・・(野生児?) たしかに、長ネギをかじった後だと、おそばがすっごく甘く感じる。 大盛りネギそばセットと、温かいネギそばを完食~(主人が・・・(^^ゞ) 御土産物屋をのぞきながら車に戻る。 途中、瀬戸物屋さんの軒先にいたニャンコをパチリ。 すっごくかわいくって、ナデナデしたくて(←無類の猫好き)だだーっと近寄ったら、チッチを見てすごく怒ってた。 「あ、ごめん・・・」 と撤収~ 次は「塔のへつり」へ・・・ 実は我が家で、前々から話題になっていた「塔のへつり」 「へつり」ってなに? 主人の両親は旅行で何度も行ったことがあるという。 私も主人も行ったことがなかったので、すごく不思議に思っていた・ 大内宿からは10キロもない。 なるほど、川沿いに奇岩が立ち並ぶかなり不思議な景色だった・・・が、その前に私は川に架かっているつり橋が気になる・・・ ジェットコースターも高いところもへいちゃらな私だが、なぜか知らん吊り橋が大の苦手なのだ・・・ 「せっかく来て、ここ渡たらなきゃ意味がないだろ!」 チッチとどんどん渡っていく主人。 イジワル~!待ってよ~ 幸い風がそんなに強くなかったので、ただひたすら前を見て一気に渡る・・・ 奇岩から見下ろす翠色の渓谷は噂どおりきれいだった。 チッチはあちこち移動してお疲れ気味~ 写真を撮ってもこの表情・・・ チッチは、こういうお出かけをどう思っているのかなあ・・・ 時々ふと思う。 車の乗り降りでは大興奮だし、疲れきって寝ている顔を見ると、もしかして留守番させていた方が、チッチは楽なのかなあ・・・なんて思うこともある。 でも、チッチを留守番させて旅行しても、私が楽しめないのだ。 あちこちのキレイな景色をバックに、チッチを抱っこして写真を撮るのがうれしい。 せめて、チッチがまだ若くて元気な今のうちは、辛抱して付き合ってもらおうかな? チッチ、また一緒にお出かけしようね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.29 21:53:54
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