台風被害は、住まいと畑の見回り
大雨をもたらした今回の台風10号ですが、小田原・早川のみかん園の被害はどうか、
9月2日(月)に見回りに行ってきました。
今回の台風10号は、結果として台風の中心は、小田原のみかん園には来なかったんですが。
しかし、それにもかかわらずニュースで報道された通り、
神奈川県の海岸沿いの地域では、長期間降り続きました。
これまで当地では、こんなに雨が大量に降り続くなんてことは経験したことがないんですが。
小田原のみかん園でも、
8月27日(火)午後から、28、29、30、31、9月1日(日)まで、雨が降続きました。
私などは、27日昼に帰京して、八王子から注視するしかなかったんですが。
降水量は、たちまちに300ミリが伝えられ、さらに降り続き500ミリ余とのことです。
今日・9月2日は晴れで、雨は収まりました。
しかし、この地域でも、まだ全体の様子は分かりません。
私などは、八王子-小田原間の交通に支障がなくなるまでは動くことはできません。
以前の経験で、直後にむかったら、途中の厚木市あたりが道路の開通待ちの車で、めちゃくちゃで。
動けなくなり、ゆくことは不可能で、帰ることも容易でなく、難義したことがあります。
今日・9月2日(月)は、午前9時半発でしたが、
途中の交通事情は、いつも通りにもどっていました。
それで、小田原・早川のみかん園の見回りに行ってきました。
相模川も酒匂川も、中州は見えだしていましたが、草は倒されていて、一変していました。
今回の眼目は、みかん園と周辺の見回りと、近所の人たちのお見舞いのみです。
この台風は、勢力も大きく、ゆっくりした移動でしたから、
ニュースにも見られますが、各地に大きな被害をもたらしていると思います。
被災された受けた方々には、お見舞い申し上げます。
上の写真は、9月2日(月)正午頃の、みかん園から見た小田原の市街地方面の様子です。
天気は晴れ、台風一過の強い日差しにもどっています。
左の電柱の先の方のところに小田原城が見えています。
鉄塔の右側に広がっているのは相模湾ですが、泥水により海の色が変わっています。
これは、酒匂川が運んだ泥水が海に流れて、それが広がっている様子です。
雨の大きさを示しています。
台風の中心は当地からは遠くにあるのに、その大きな渦によって海から湿った風が吹きつけてくる。
それが丹沢山系や箱根山にぶつかって、小田原に今回の大雨をもたらした。
それが長時間続き、500ミリ余と、当地の降水量も大きくなった。
これまで雨というのは、台風の中心が通過するせいぜい1日か、2日のことでしたが。
今回の場合は、台風の中心が来ていないのに、7日間も大雨が続いた。
こんなことは、これまでには経験したことのないことでした。
今回は、行って、見て、帰るのとんぼ返りの小田原行きでした。
とにかく、住宅とみかん畑の周辺で、何か問題が発生していないか、その現地見聞です。
また、近所の人たちはどうか、問題はないか。
そのことを、ざっと見てまわっただけで、すぐのとんぼ返りでした。
さいわいにして、見聞できた限りでは、いずれも、大事はありませんでした。
やれやれですが。
これから、残暑か雨かの、目まぐるしい天候ですが。
明日からふたたび、
全体の状況を調べながら、普段の作業にとりかかります。