Panzerlied:マーチ・ドイツ軍パンサー戦車隊の歌
パンツァー・リート(ドイツ語:Panzerlied)は、1933年に、作詞クルト・ヴィーレ (Kurt Wiehle)、作曲アドルフ・ホフマン (Adolf Hoffmann)によって作られた、ドイツ軍の行進歌 (Marschlied) である。行進歌とは文字通り行進する時の歌で、軍隊、民間を問わず歌われる。英語のマーチングソングに相当する概念である。その内容は軍隊や戦争を歌ったもの以外に、恋の歌や、故郷を自慢する歌等幅広い。第三帝国時代に作られた行進歌であるが、戦後もドイツ連邦共和国陸軍で歌詞を一部変更しながら歌われていた。その元々のメロディーはルイスカリート (Luiskalied) という漁師の歌から取られているといわれる。ところが第1次大戦後の反共義勇軍 (Freikorps) の行進歌「鋼鉄の軍団 (Das eiserne Schar)」が偶然同じルイスカリートのメロディーを使用しており、それがナチス時代の親衛隊歌集に収録されていたため、ドイツ連邦軍の歌集に親衛隊の歌が収録されているという批判が行われ、最近では歌われなくなった。この歌はMGM映画「バルジ大作戦」の中でドイツの戦車兵たちが合唱するシーンで使われ、世界的に有名になった。映画では1番のみが繰り返し歌われている。先年ドイツ連邦軍の参謀総長が来日した際、日本の自衛隊の音楽隊はこの歌を歓迎会でドイツ語の歌唱付で演奏し遠来の賓客を驚かせた。その後、陸上自衛隊の音楽隊では、「パンツァーリート」を演奏する伝統が生まれた。第1師団の音楽隊や、東部方面音楽隊がこの曲を定期演奏会で何度か演奏した。 歌詞1. Ob's stürmt oder schneit, Ob die Sonne uns lacht,Der Tag glühend heißOder eiskalt die Nacht.|:Bestaubt sind die Gesichter,Doch froh ist unser Sinn,Ist unser Sinn;Es braust unser PanzerIm Sturmwind dahin. : Wikipediaより抜粋 映画で歌われたシーン http://www.youtube.com/watch?v=QU9l_Ead9c8