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テーマ:おもちゃ(2)
カテゴリ:おもちゃについて
赤ちゃんが生まれて、しばらくしたら、ファーストトイをどうしようか考えました。それで、「赤ちゃん おもちゃ」で何度も検索したものです。
その当時、『語りかけ育児』と『赤ちゃんからのシュタイナー教育』『ホワイト博士の育児書』をよく読んでいました。この三冊にはテレビの付き合い方などのほかに、月齢別のおもちゃなども書いてあって、とても参考になったのです。 その中でベビージムというおもちゃが出ていました。 さまざまな形のおもちゃがぶら下がっていて、赤ちゃんはそれを見たり、いじったりして遊ぶものです。なかなか楽しそう。 そこで、彼女の私からの最初のプレゼントはこれにしようと思いました。でも、これは結構大きくて、派手な色を使ったものだと、部屋がごちゃつくなぁと考えたのです。 それで、木製だったら、そんなに派手ではないのじゃないかなと、早速「木製 ベビージム」で検索してみました。 当時は今ほど木のおもちゃはなくて、何度か検索して、ようやく見つけたのです。ベビージムがあったサイトは木のおもちゃを沢山扱っていました。その中にベビークリップもあって、あまりのかわいさに思わずそれも注文していたのです。 それから、木のおもちゃにはまっていきました。 当時は、木のおもちゃの輸入元「ニキティキ」木のおもちゃと絵本のお店「おばあさんの玉手箱」かある「吉祥寺」が数駅先にあるという木のおもちゃフリーク(!)にはたまらない場所に住んでいたのです。 そのため、どんどんエスカレートしていきました(笑) 最初は「かわいい」というだけの理由で木のおもちゃにはまっていたのですが、いろいろ本を読んだり、木のおもちゃ関係のサイトを覗いたりするうちに、その奥の深さに感心させられることが多くなりました。 日本には子どもとおもちゃの関係についての研究はあまりされていません。けれど、ヨーロッパでは、フレーベルやシュタイナーといった人たちによって、幼児の発達における玩具の重要性について考えられていたのです。 玩具に思想があるのです。その思想を元に考えられているおもちゃは子どもへの愛情に満ちています。 キャラクターをつけておけば、子どもが欲しがって買うだろうという安易な発想とはかけ離れています。 そうして、私は考えてしまったのです。いったいどちらのおもちゃが子どもを幸福にするだろうかと。 作り手の思いというのは、案外いろいろな影響があると思います。おもちゃの職人さんが、「このおもちゃを使って、楽しく遊んでいい子に育て」と願いながら作ったおもちゃは、お守りにも通じるものがあるのではないかなと。 そんなわけで、私の木のおもちゃが大好き病はなかなか治りそうもありません。
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