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カテゴリ:絵本について
最近は朝に日記を書くことが多いです。
まず、来てくださったところを回って、掲示板などのお返事を書いてからはじまります。 でも、皆さん日記おもしろすぎ。 つい書き込んでしまって、気づくとそれだけで一時間すぎちゃってるんです。 五時半に起きていますが、もう六時半です。 というわけで、今日もお散歩が終わって、 やっとここにたどり着きました。 子どものころ、割と絵本はある家でした。 というのも、叔父が絵本の出版社に勤めていたからです。 でも、その出版社のものがほとんどだったので、 ちょっとラインナップは偏っていたんですけど。 娘を育て始めたら、そんな絵本たちとの再会がはじまりました。 最初に娘に買ったのは、 『めがねうさぎ』 でした。 このとぼけたおばけの味わいが大好きで、何度も読んで絵本を壊してしまったほどです。 幸い、娘も気に入ってくれてたのですが、 最近、怖いものが一切だめらしく、ちょっと遠ざかっている絵本です。 それから『ねずみくんのチョッキ』 黒一色にチョッキだけ赤という 子供向けとは思えないセンスの配色の絵本です。 当時の日本の絵本ではかなり画期的ではないかな。 そのうえ、内容がウィットに富んでいるのです。 ちょっと辛口な笑いで、 お話もセンスがあるんです。 こんなにセンスがいい絵本が、 面白いことに子どもにも魅力的なのです。 子どもって直感でもののよさがわかるのでしょうね。 ちなみにこの絵本、文字は少ないので、 0才の赤ちゃんでも大丈夫です。 でも、でも、なんと私は小学校六年まで繰り返し読んでいました!! そういう意味でも息が長い絵本です。 さらに『1.2.3 どうぶつえんへ』 エリック・カールです。 この表紙のライオンの迫力あるイラストをよく覚えていました。 数が主人公という不思議な内容も魅力的で、 割と早い頃に娘に買ってあげたと思います。 そして、 『たろうのおでかけ』 これも好きでした。 とにかく、お友達に持っていくアイスクリームがおいしそうなんです。 交通ルールを教える内容なのですが、 「だめ」連発で読んでいて辛いところもあります。 でも、最後に野原で駆けることができて、 「だれもだめって言いませんからね」 って、書いてあるのがいいんです。 逆に自分の「だめ」発言を反省させられたりします。 そして、最近再会したのが 『かみながひめ』 これも子どものころ絵の魅力にとりつかれて好きでした。 秋野不矩さんの絵なのですが、 かみながひめのお母さんが荒海に飛び込むところなど 怖いほどの迫力なのです。 その絵は、大人になっても覚えていました。 手抜きなしでつくられた絵本って、 子どもの心にきちんと残るんだなと身をもって感じました。 ちなみにこの絵本、作者が有吉佐和子さんだったのです。 本当にぜいたくな絵本ですね。 そのうえ、かみながひめって、聖武天皇のお母さんなんですね!! し、知らなかった。 内容を細かく覚えていなかったので、かなりびっくりしました。 だって、かみながひめの長い髪に魅かれて、養い親になるのが、藤原不比等なのです。 えほんに「ふじわらのふひと」と出てきたときは、 本当に驚いてしまいました。 それから、安珍清姫で有名な道成寺の開山に関係していたなんて。 とにかく、再会してそのスケールの大きさに驚いた絵本です。 『めがねうさぎ』 『ねずみくんのチョッキ』 『1.2.3 どうぶつえんへ』 『たろうのおでかけ』 『かみながひめ』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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