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カテゴリ:医療・看護
最近、各大学ではしかのため休講が相次いでいる。
うるおぼえの情報で申し訳ないのだが、どうも30歳?以下の人ははしかに弱いみたい。予防接種打たれるようになってまだかかっていないのと、その効果が10年ちょいしか効かないから、効果が次第に切れてくるということがあるとか。 僕より上の年代は予防接種がなく、ほとんどかかっているから大丈夫らしい(僕も一通りかかるべきものにはかかったと昔母がいっていたから大丈夫のはずだ。先日実家で聞いてみたら確信(記憶)が揺らいでいたけども)。 はしかの何がやっかいかといえば、ウイルスがしばらく死なないため、空気感染するため相当感染力が強いということもあるみたい。 それに大人になってかかるとかなり酷いことになるというのは本当みたいだ。テレビで実際かかった人が「これまでかかったどんな病気よりも辛い」といっていた。もっとも、死ぬ確率は万が一レベルだった気がする(記憶は確かじゃないけど、「低!」と思った記憶がある)。 ともあれ、大事を取る分には批判は浴びることはなくて、他方、万が一流行して死者の一人でも出たら、「マニュアルはあったのか」「対策は万全だったのか」とかこぞって批判される(ぶったたかれる)のを知っており、かつ休講にして大学側が失うものは何も無いわけだから、条件が整えば休講にするのはセオリー通りといえるだろう。 さらには、全国ネットで「実名入りで安全性に留意する大学です!」と無料でアピールできるわけだから、広報効果もあり、一石二鳥?かもしれない。 まあ都内の大規模大学で「万」単位の学生を抱えていれば、数十人ぐらいかかるのは必然のようにも思えるけどね(小規模大学の数十人とはわけがちがう)。 休講期限の時点で、はしかが沈静化していなかったら休講延長するのかな。ヘタしたら前期まるまる休講なんてこともしちゃうんだろうか。まあ、それはしないだろうね。それじゃもはや詐欺になってしまうから。 しかし、よく考えると、いくら休講にしても、外出して駅や人の集まるところに行く限り意味はないと思う。だって、電車は一両あたり、一日何千人っていうひとが出入りしているわけだよね。山手線なんてウイルスの宝庫だろうに。元気な人に家でじっとしてなさいといっても聞くわけはないし。 それに僕が大学院の頃、「構内全面立ち入り禁止」にされたら、すごい困ったと思う。家にパソコンがなかったから、研究できなくなる。図書館使えないのも痛い。 一度かかっている人や抗体のある人、最近予防接種を受けた人はオッケーにすればいいのになあ。学生はお金払っているわけだから、勉強したい学生の権利は最大限の保証してあげる方が、妥当な対処のようにも思える。 今後、「5月病が蔓延しているので休講措置とします」なんてことがあったらおもしろいかもしれないが、ウイルスは観察できても、心はみえないからダメなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/29 08:19:52 PM
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