西條剛央のブログ：構造構成主義

マグニチュード9.0という超巨大地震が起き，津波，火災，原発といった世界でも経験したことがない未曾有の複合災害が東日本を襲いました。

僕は実家が主被災地の一つである仙台市です。

今も大好きな伯父さんの安否がわからず（無事を信じていますが），仙台市の消防局で災害予防を専門としている兄からも時間の経過とともに明らかになる被害の甚大さを聞いて，胸を痛めています。

広大な地球の長い歴史上，人類が経験したことがない激震災が，今日本の自分の故郷で起きるなどということは確率的にはかなり起こりえないことです。

そこで生まれ育った自分ができることはあるはずだと思い，今はその「使命」を果たそうと思っています。

心理学や科学哲学（構造構成主義）といった領域横断的な専門性を持つ僕にしかできない提言があると思い，そうした観点から，少しでも多くの人に役立つ考え方を提供していきたいと思っています。

以下に最近書いた記事の中で，ある程度一般性がある知見として参考になるかなと思うものを紹介しています。

主被災地か被災地か，それ以外の地域かによって状況は異なり，また現在刻一刻と状況は変化しているため，そのまま受け止めるのではなく，それぞれが自分の状況に照らして参照していただければと思います。



・この未曾有の震災をどう受け止めればよいか？(3.17.)→http://p.tl/4_el

・ 今は「こころ」を中心に考えましょう(3.18.)→http://p.tl/23_P

・デマと事実をどう考えればよいのか？(3.18.)→http://p.tl/SeNF　

・疎開論に関して広くわかりあえる考え方とは？（3.20.）→ http://p.tl/PsVJ



・以下は池田清彦先生の東日本大震災を克服するための提言です（3.13.）。今後政府がとるべき政策について重要な示唆がなされていると思います（子ども手当については，一律にばらまくのではなく本当に困っている人にだけ「手当」するというのはよいことかと）。
　http://ike-64.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-565c.html






（早稲田大学大学院専任講師　西條剛央）

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その他の大震災関係の記事はこちらを下に下がっていくとあります→　http://p.tl/XcQA