西條剛央のブログ：構造構成主義

明日，システマのインストラクターの北川さんとI will be社長の松前さんと一緒に仙台にいくことになりました。

現時点では，支援物資は食料など基本的なものに加えて ，「QOLの向上」という視点で考えるとがよいかなとも思いました。

「被災地に届けるので」とスーパーなどと交渉して大量に購入させてもらうことができました。

今のところこんな感じです。


□お酒→義理のお母さんが大量に買ってくれたようです（避難所でお酒や熱燗は喜ばれるようです。香川の絶品ふぐ料理屋さんのみの屋さんの大将からいただいた大量のふぐひれも持って行きます。大将はさらに送ってくれるそうなので被災地で本格的なフグのひれざけを振る舞えればと思っています）。

□お菓子を箱で大量に（避難所にはお年寄りや子どもも多いみたいなので）→これは一生分以上買いました。

□リップクリーム，ハンドクリーム，化粧水，化粧品といったコスメ関係（被災地では意外と稀少）

□風船，しゃぼんだま，カードゲーム，花札，落書き帳といった子どもの遊び物関係→大量に買いました（子ども達に好きなものを選んでもっていってもらえたらと）

□養命酒→20本以上購入（温まるし健康にもよい。これはいくらあってもよいと思っています）。

□カセットボンベ→交渉してなんとか27本購入。しかし仙台市では（一部は通りはじめているようですが）ずっとガスが止まったままで（すぐ通ると言われたらしいのですが）復旧までまだまだかかるらしく，いくらあっても足りないようです。

□濡れティッシュも大量に買いました（お風呂に入れないため大変重宝するようです。あって困ることはないでしょう）

□生理用品，紙オムツ(大人用・子供用)，「下着類(パンツ・靴下)」も足りないところは足りないようです（近くのレンタカー屋さんも物資を運ぶらしく集めた物資が余っているといっていたので明日もらっていこうかな）。

□レトルト食品，缶詰（あって困るものではないでしょう。しかも沿岸部にはうまく行き渡っていないところがあるようです）


基本的な物資についてもやはり，海岸部やマイナーな避難所や，特に半壊の家に住んでいる人，避難所にいっていない人には物資が行き渡っておらず困っているようです。

仙台市街には物流が届いているのですが，ガソリンがないため肝心の被災地の人が買いにいくことができないのです（僕の実家は仙台市から15分ぐらいのところですがそこでも今日ようやくガソリンを入れることができたのです）。

とはいえ，自分たちが運べる量に限界があるので，もし上記の物，あるいはそれ以外の基本物資（レトルトや缶詰はあって困ることはないはずです）を，宅急便にて4月3日（日）までに送っていただけるようでしたら（多少過ぎても大丈夫です），

(1)お名前
(2)荷物の到着予定日時，
(3)中身と分量

を外側に大きく明記の上（ようするに中身を開かなくてもわかるようにできるだけ詳しく書いてもらえたらと思います），

【981-0923 仙台市青葉区東勝山2-6-18 】までお送りください。

責任をもって避難所など不足しているところに行き渡るようにしたいと思います。自分たちで捌ききれない場合には現地のそうした活動をしている人と連携していきます（もし可能なようでしたら一つの箱がすべて○○という状態だと現地で捌きやすいと思います。そうじゃなくても大丈夫です）。

どれだけの物資が届くかわからないため，受け付け期間は4月3日（日）までにしたいと思います（状況次第でその前に締め切らせていただくことがありえます）。

事前に
Twitter（saijotakeo）か
saijotakeo@gmail.com　までお名前，住所，連絡先，送りたい物資名とその名前をご連絡をお願いします。
（できるだけお返事させていただきますがすぐにできないかもしれませんのでご容赦ください）

どうぞよろしくお願いします。

他に何か避難所にはなさそうだけど（一般的にあまりつかないけど），あったら便利，もらったら嬉しいという物資アイディア，あるいは誰も言っていないけど実はここには物資が届いていないという情報があればご連絡をお願いします。

乱文ご容赦ください。
どうぞよろしくお願いします。



（早稲田大学大学院専任講師　西條剛央）


・ご意見，お気づきの点などございましたらTwitter（saijotakeo）物資にてお気軽にコメントいただけるとありがたいです。

・この日記は後ほど削除させていただく可能性があります。

・その他の大震災関係の記事はこちら→http://p.tl/J9Xt