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カテゴリ:東日本大震災
陸前高田フォーラムがはじまった。黙祷。ところどころですすり泣きが。
市長のスカイプでの挨拶。悲痛。人口の1割以上が死亡、行方不明。市役所の仲間60名以上も犠牲に。今も多くの人が愛する人を探している。捜索活動を第一にしたい。国の支援の内容が示されず不安。具体的に示してもらいたい。 こんなに美しい街になったのか、といってもらえるような街にしていきたい。戦いははじまったばかり。半年後、一年後に忘れられないように、あらゆる手段を使って情報を発信していきたい。 最後に「末永く見守っていただきますよう心からお願いを申し上げます」と市長さん。市民を街をなんとしてでも守りたい、復興させたいという強い意志が伝わってくるお話でした。 * 津波主被災地では、本当に国が救ってくれるのか、どこまで支援してくれるのかという不安が広がっているようです。 不幸の津波には負けないで、といわれて、そうだと思えればいいけど、そんなものではないだろう。すべてを失った人が、もう一度前を向いてみようと思えるような支援をしなければならない。僕らが希望を作らなければならない。 フォーラム、最後にお話させていただいた。「ふんばろう東日本支援プロジェクト」について伝えるべきことは伝えることができたと思う。津波防災都市構想を話したときはおおっ歓声があがった。 かなり関心をもっていただけたようで、フォーラム終了後、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞といった大手新聞社、NHKや、イギリスのメディアからも取材依頼がきた。また建設会社をはじめとして強力な支援が可能な企業やNPOからも連携要請が。これでより効果的な支援が可能になる。 いよいよ急拡大していく時期だと思う。体制を強化する必要あり。 イギリスのメディアの方がシェルターボックスの提供元とつながりがあるから、それをボランティア滞在テント村設置のために送ることができるかもしれない、とおっしゃってくださった。テレビでみたことがあるけど、これさえあればすべてが揃うという優れ物。ぜひ!という話になった。 他にも石巻市長など各市長クラスの人に話ができる人が、この試みを伝えてきますとおっしゃってくださっていた。以前から言っていたように行政の上から進められるたら話が早い。 他にも大規模な仮設住宅の建築などできる方が、ぜひ連携したいといってきてくださった。自分たちは支援する気持ちがあるが、地元にうまく入れずに煙たがられることもあるようで、やはりマッチングさえうまくいけば相当なことができると確信した。 * 慶応のMBAの学生、また明治大学の学生達もぜひやれることを支援したいといってくれていた。村上代表は内閣府の小森参事官(災害復旧・復興担当)の方など政府筋の人にも直接「ふんばろう東日本支援プロジェクト」について進言してくれるとおっしゃっていた。 慶応MBAの学生にもぜひスタッフにと打診しました。社会人経験もあり、得意なスキルやネットワークがあり、ある程度の時間もあるのがMBAの学生なので適任かと。その他のMBAの学生でも「ふんばろう東日本支援プロジェクト」に関心がある方はぜひスタッフ登録をお願いします!超大学間連携を! ----- (早稲田大学大学院商学研究科MBA講師 西條剛央 Twitter(saijotakeo)) ・転載等ご自由にどうぞ。 ・ブログトップ→http://plaza.rakuten.co.jp/saijotakeo0725/ ・西條剛央・岩上安身対談Ust中継→http://p.tl/Wsnb ・西條剛央×GACKT×川崎麻世鼎談(「今ぼくらに何ができるのか?--みんなの思いをつなげる新たな支援システムの提案」)、Ust→http://www.ustream.tv/recorded/13965863 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/23 11:43:41 AM
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