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カテゴリ:東日本大震災
昨日の南三陸町レポートをしていきます。20日ぶりぐらいに行きました。壊滅状態なのは同じですが、国道沿いは同種の瓦礫が集められるなどされており、だいぶ人の手が入って整理されているという印象を受けました。
無茶苦茶に破壊されまくったという状態から、人の手が入った跡がある分、カオス性は低くなったように感じました。ただ、それは国道沿いだけで、志津川高校に向かう道など、それ以外の地域はまだまったく手つかずの状態です。 僕は以前の状態を体験しているので心理的負荷はあまりありませんでしたが、やはりはじめていった甲田さんは、僕が以前行ったときと同じように、言葉が出ず、立ちつくすしかなかったとおっしゃっていましたので、初めて現地に行かれる方は相当“心して”行く必要はあると思います。 * 嬉しかったのは、三浦さん、佐藤さん、島津さんといった現地でつながりがあった皆さんと再会できたことです。やはり以前お会いしたときよりもお元気そうでした。また志津川高校で料理を作っており、みうらさんばりにナイスなキャラのアリウープ兄弟など新たな出会いもありました。 以前南三陸町レポートhttp://p.tl/qvtx でも書かせていただいた佐藤さんが、そのときの縁がもとで、みうらさんチームとして一緒に連日物資を配っておられたようで、思わぬ再会ができたのも嬉しかったです。 驚いたのは島津さんとの縁です。島津さんはみうらさんのファンで、「ふんばろう南三陸」のサイトをみてみうらさんの連絡先がわかり、その後仙台から連日チームみうらの一員として支援活動をされていました。そのこともあって僕とはしょっちゅう電話で話して情報交換などさせていただいていたのです。 昨日これも思わぬ形でお会いできて握手させていただきました。その後、車で移動中父に島津さんは島津商事をされていると話したところ、「何?」となり、島津さんの父は父の大学の空手部の先輩の島津さんだったことが判明。家にも遊びにこられたこともあり僕も知っている方の息子さんだったのです。 他にも孤立していた個別避難宅エリアを開拓していたところ、千葉からこられてチーム三浦として1週間活動されていた方が、最後の最後でたまたま探していた知人のご両親にあたり老夫婦に出会うということもありました。こんな奇跡の連鎖みたいなことってあるんだなと驚きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/28 09:39:40 AM
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