PCもスパコン並みに
汎用PCもテラコンピューティング時代へ、米AMDが「Accelerated Computing」AMD、次期GPU R600×2+Opteron搭載PCで1TFlopsの演算能力を実演AMD製デュアルコアCPU Opteronと次期Radeonに搭載されるGPU R600を2基搭載したPCで1TFLOPSの浮動小数点演算能力を発揮したそうです。1TFLOPSと言うのは、浮動小数点演算を1秒間に1兆回行うことができることで、10年前のスーパーコンピューター並の処理能力になります。もともとPC用のCPUは汎用プロセッサーのためOpteronでも数十GFLOPS程度しかありません。しかしビデオカードで使われるGPUは、3D計算をしなければならないために浮動小数点演算は得意なところで、R600等の最新GPUでは500GFLOPSを超えるとも言われています。そのGPUを2個搭載することで1TFLOPSのスコアを出せたのでしょう。GPUの様な特定の演算に特化したプロセッサーとCPU(汎用プロセッサー)を組み合わせることでPCの性能が一気に向上する可能性もありそうです。