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Burning Red

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魚焼き機@ ……ツンデレ。 それはもう十分に素敵なツンデレだと思う…
世亜羅@ 私的には・・・ デレ対象は冷や汗を垂らしつつも 「旨い…
2006.07.15
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カテゴリ:妄想
冷房が嫌いで、タイマーをいれないで就寝していたら、暑さのあまり朝の6時前に目を覚ましています。いつから私の部屋は温室になったんだ。それも温度調節機能が壊れた。朝っぱらからかなり汗をかくんで気持ち悪いです正直。



それはともかく。



先日発見した、私の中にある新たな萌え属性「振り回されっ子萌え」。ひょっとしたら…というより、多分すでにこの萌えに対応した別の名称があるとは思いますが、取り敢えず本日は、私なりの「振り回されっ子萌え」シチュエーションについて語ってみたいと思います。



その1 そもそも「振り回されっ子」って何?

書いて字の如くです。

たとえば「地を穿つ魔」におけるアンリ-ローラン・ド・マリニーは、タイタス・クロウの突拍子もない行動(いきなり手紙&電話呼びつけられて対クトゥルー邪神群戦に協力させられたり、朝っぱらから自宅に押しかけられたうえに書斎へ無理矢理連れ込まれて変な呪文を唱えられたりとか)に巻き込まれ、若干の混乱こそしたもののクロウを支持し、最終的には一緒に異界に逃亡―――と、素晴らしいまでにクロウの行動に振り回されまくってます。

(ついでに「メルカトルと美袋のための殺人」で、ただひたすら一方的にメルカトル鮎に振り回され弄ばれる、美袋三条くんについても書きたかったんだけど、何度も言うように家の周りの本屋・古本屋では「メルカトルと~」だけが手に入らない!!)

…若干話がずれましたが、まぁ兎にも角にも上記した両名のような「いつもいつもマイペースな相棒(親友、とかでも可)の突拍子もない行動に巻き込まれ、驚愕に目を白黒させながらも、なんだかんだ言ってその行動に付き合い、時にはリスクをも一緒に背負う」といった辺りが、私的「振り回されっ子」の特徴であるわけなのです。

そして、実はこのパターンは「俺様な男×気の強い女主人公」のような形で、割と古くから少女マンガ界なんかではよく見られるパターンだったり、「エキセントリックな美女×情けない男」という形態で男性向けの作品でも散見していたりもするのですが―――まぁ、その辺はまた別の機会に。



その2 「振り回されっ子」の魅力って?

「振り回されっ子」の魅力、それは一言で言うならば「諦観」に尽きると私は考えております。

手元にあった国語辞典によると「諦観」とは1・本質をみきわめること 2・あきらめることという意味で、実は私は2の意味でこの単語を上げたんですが、1の意味の方でもそれはそれで萌えの対象となるよなぁなどと少々驚いておりますが、それはまた別の話。

「あきらめること」というのは、通常どちらかといえばマイナスのイメージで使われることの多い言葉ではありますが、この「振り回されっ子」萌えに関する限りでは、その言葉はそんなくらいイメージとは程遠いある種の甘さを持った言葉へと変貌を遂げうるのです。

想像してみてください。

ちょっと気の弱い系統(そして「振り回し側大好き」)の「振り回されっ子」が「振り回し側」の突拍子もない行動に巻き込まれて痛い目を見た後に、弱々しい、けれど暖かな笑みを浮かべて「まぁ、しょうがないか…」などと呟く姿を!!

あるいは、

割と気の強い系統(さもなくば「振り回し側大好き」ではない)の「振り回されっ子」が「振り回し側」(中略)後に、苦々しいがちょっと力のない表情で「何でこう、毎回毎回!!」と、やり場のない怒りを噛み殺している姿を!!

萌えるでしょう萌えるでしょう萌えるでしょう!? この萌えこそが「振り回されっ子」萌えの心なのですよ!!



―――コホン、話を元に戻しましょう。

例としてあげた二つのシチュエーションの場合、一つ目の方は「前向きな諦観」であり二つ目の方は「後ろ向きな諦観」と言えるでしょう。

一つ目のシチュエーションの場合、「振り回されっ子」は「振り回し側」に対し、圧倒的な好意というものが前提にあり、このケースでは「振り回し側」の行動を受け入れているが故に、ある種の母親的目線を持ってその行動を許しているわけなのであります。

それに対し二つ目のシチュエーションは、やや複雑です。この場合の「振り回されっ子」は「振り回し側」に対して、一つ目の例の「振り回されっ子」ほどの圧倒的な好意を抱いているわけではなく、それどころか怒りの感情の方が上回っていたりするわけなのですが、「こいつにはどうやったって勝てない」「こいつにはもう何を言っても無駄だ」等の「後ろ向きな諦観」を持ってその場を受け流し、結果的に許しているのと同じ状態になってしまっているわけなのです。

これって萌えませんか?

相手の行動に振り回されて痛い目を見、それでもその相手のありのままの行動を受け入れる―――それは信頼関係というものの行き着く一つの終着であると思うのです。

それがたとえ力関係などに基づく「後ろ向きな諦観」による物であったとしても、その力関係自体が外的要因によるものではなく、両者の関係で生み出された自然発生的なものであるとすれば、それはそれで二人が共に居ることで築き上げたかけがえのない絆であると思うのです。

(余談になるけど私はこの逆の「外的要因による力関係」に基づく「後ろ向きな諦観」に支えられた「振り回されっ子」にはまったくといっていいほど萌えられない。…だって、そういうのってアンフェアだし一方的に可哀想じゃん)



エキセントリックな行動とその結果によって浮き彫りにされる、「振り回す側」と「振り回されっ子」の絶対的な信頼関係。

ある二人の場合は長年の友情に支えられた暖かな信頼だったり、また別のある二人の場合は圧倒的な力関係の強弱に支えられた「何をやってもこいつは俺より下」的な「振り回し側」の高慢な自信ゆえのとんでもない信頼だったり。

そのどちらにせよ微笑ましいなぁ…と、うっとりと萌えてしまう私は、やっぱり「振り回されっ子」萌え属性持ち主なんだろうなぁ。





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Last updated  2006.07.15 16:49:23
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