Ｂｕｒｎｉｎｇ　Ｒｅｄ

食事の準備の一環として米を洗いながら西村京太郎の十津川警部シリーズをエロゲ（ｏｒギャルゲ）化する場合、やっぱ捜査一課メンバーは全員美少女化するのかなとか考えてました。

主人公は省子タンで、相棒はカメ姐様。ちなみにシーンによってこの二人の年齢差とか血液型はころころ入れ替わります。―――しょうがないよね、長寿にも程があるってくらい続いてて、なおかつ毎月の様に新刊が出てるシリーズが元ネタなんだもん！！

そういえば昔読んだ一作（確か「怒りの追跡」とかその辺だったような気が）では十津川警部は、悪い人の手で砂漠に捨てられてました。自害用の一発しか弾丸が入ってない拳銃だけ持たされて。―――すごすぎるぜ、西村京太郎！！

「一千万人誘拐計画」（だっけ？）に収録されてた十津川警部じゃない、敬語の一人称で喋る刑事さんのお話が気に入ってたんだけどあのシリーズはもう書かないのかな？



ついでに十津川警部シリーズと同じくらい二時間ドラマの定番となっている浅見光彦の方は、地方色豊かな美少女が主人公の行く先々で食べ放題（下品）な感じなら割と作りやすいと思います。

っていうか、あのシリーズは普通に一作ごとにマドンナ的女性が出てたような出てないような。

―――あ、地方色豊かな…って一歩間違えたら暗黒太極拳で切なさ炸裂なゲームになってしまうねセンチメンタル・光彦・グラフィティ。

１０５円で買ったけどＯＰだけ見て放り投げてしまったトンデモゲーの思い出。２の設定が発表されたときには心の底から驚愕したりゅん。セン光グラの場合、隠しキャラとして実家のお姉様とか幼い頃から面倒を見てくれたメイドさんとかを準備してほしいです。



西村、内田…ときたら、やっぱこの場合女帝様である山村美紗様のシリーズについても考えなきゃいけないんだろうけど残念ながらこの方の作品は殆ど読んでないんであんまし言及できない。

とりあえずドラマをチラ見した印象では、主人公である行動力バッチシな女性をメインヒロインとして、よくその側に配置されてるちょっと頼りない（けどやるときはやる）男性を主人公っていうか視点人物にすれば、その時点で典型的エロゲのシチュエーションができるのではないかと。

主人公が毎回敵側の陰のある美人に迫られ（てそのまま…）なのがお約束で。



個人的には西村・内田・山村に次ぐ（或いは同等）くらいのポジションにいると思うけど、意外にドラマ化の機会には恵まれていない赤川次郎（映画は多いけどね「セーラー服と機関銃」とか。突飛過ぎる設定がドラマには向かないのかな？）の作品は、シリーズによっては設定がまんまそれなんてエロゲ？だったりするんでいくらでもどうぞ。

三毛猫ホームズシリーズは初っ端からして女子大潜入だし、それ以降も何作か女子大が舞台の話があったような…好きなんですかね、女子大生。

個人的には南条姉妹シリーズが好きだったんでそれでやって欲しい。おっとりｏｒ攻撃的と性格が好対照で瓜二つな双子の姉妹って大分需要がありそうだし、ややがさつで天然ボケ…では済まされないレベルだけど一応メイドさんもいる豪邸が主な舞台だし。

…そういえば、あのメイドさん（お手伝いさんだけどね。正確には）と歌の上手い子分のカプを妄想しては少しだけ萌えてた幼き日の思い出がチラリ。絡みも多いし、お似合いだったと思うんだけど。

―――あ、でも南条姉妹シリーズの場合は舞台は洋館になると思うけど、それだと「館は最後には燃えるものよ！！」の法則に反することになっちゃうな。うーん。





結論としては、十津川警部シリーズみたいなヌル目の推理もので時刻表と格闘したり、年来の友人であるカメ姐様とイチャイチャしたり、清水さんが何回も殉職したり、彼氏をﾋﾟｰされた元部下で陰のある感じの私立探偵な橋本ちゃんと語り合ったり、同居してる直子お姉様とベタベタしたりできて、タイトルが『Ｄｏｋｉｄｏｋｉトラベル　捜査一課物語ッ★　－三浦の海に女は消えた…　十年前の悲しき過去が、今明かされる！！－』みたいな感じのエロゲとかか出たら買うよ、ということで。