公務員の異常な世界
元公務員のライター、若林亜紀さんの書かれた「公務員の異常な世界」という新書を読み始めました。この本の帯には「この年収に平常心でいられるか?みどりのおばさん800万円!(練馬区)、清掃のおじさん1,000万円!!(大阪市)公共バスの運転手1,300万円!?(神戸市)」とあります。公務員の四季を月別に4月から綴ってあり、今4月と5月まで読み終えたところですが、印象に残ったのは「公務員は仕事ではなく身分。だから仕事がなくてもお金がもらえる」「役人に公務員の浄化はできない」「労働組合から脱退すると左遷させられる」などといったところです。今話題のコネ採用のことにも触れられていますし、なかなか楽しめそうな本です。若林氏はこの辺を徹底的にまともに直していけば増税なしで国の財政を黒字化することができるとまで言っておられます。古代ギリシア帝国のデマゴーグのようなことが我が国でも起こっているような気がしてなりません。歴史は繰り返す。そうならないように我々国民がもっと監視の目を持ち発言していかなければならないと思います。人気ブログランキングへ