坂野上事務所・本音の日記

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• 最近、作務衣を着ています。

  先日、JR東日本のショッピングカタログが自宅に届き欲しいものがいくつかあったのですが極力無駄遣いを避け紺の作務衣だけ買って見ました。作務衣って、寺の修行僧が掃除をするときに着ているアレです。これからの時期、軽くて涼しい作務衣は大変有難いです。やたらにヒモがついているので特に手首とかは結びにくいですが・・・・。これにしても、JR東日本で商品を買ったことはないと思うのですが何故カタログが送られてきたのか不思議です。人気ブログランキングへ

  June 25, 2008

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• 北陸税理士会高岡支部の総会

  先週に引き続き今日は北陸税理士会高岡支部の総会です。というか、富山県は全国でただ一つ、県下の支部がそろって総会をするという変わった（？）県です。私は税理士になったときからずっとこのような形で支部総会をやっていますので何ら違和感はありませんが、どうやら普通は支部単位でやるようです。その代わりといってはなんですが、今日のいろんな総会が合わせて一斉にあります。まず、北陸税理士連盟富山県支部の総会、富山県税理士協同組合の総会、その後各支部に分かれて支部総会、また一同に集まって県連の合同総会、そして最後に懇親会。半日でこれだけの総会をこなす訳ですから大変です。でも、それぞれ別の日、別の場所で毎年やるよりは一日で皆集まった日に全てやってしまうというのも合理的ではあります。この支部総会は富山市と高岡市の隔年持ち回り開催です。大きな会場はそういくつもないので富山市でやるときは名鉄トヤマホテル、高岡市でやるときはホテルニューオータニ高岡と会場が決まっています。富山県には富山、高岡、魚津、砺波の４支部がありますが、魚津と砺波は支部総会を自分の支部区域でやることはありません。今年は２年任期の役員改選がない年ですから高岡市で開催です。私も高岡支部の役員をやっておりますので朝からホテルニューオータニで準備に借り出されています。今日一日、長い日になると思いますが頑張ってきます。人気ブログランキングへ

  June 24, 2008

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• 成果主義給与

  一昨日の続き。では、我が国の会社は固定費のうち大部分の占める人件費をどのように扱ってきたのか？ということですが、まずは首切り。リストラという言葉に負のイメージを植えつけるには十分過ぎる行動でした。社員に首を言い渡す人事部の責任者まで精神病になりかかったとか、ある程度人員の整理がついたな、と思っていた段階で次はその責任者までもが首になってしまったとか深刻な社会現象となっています。しかし、企業は人なり。社員を減らすと確かに会社から出て行くお金は減るのですが、入ってくるお金も減ります。今までの売上を残された人員で完全にカバーすることはできない場合が多いからです。断腸の思いで社員を減らしてきた結果、利益も減ることになったとか資金が行き詰まってしまったとあっては浮かばれません。そこで、次に話題になったのは成果主義の給与体系。これは「人件費の変動費化」という意味合いが込められています。つまり、売上が上がれば給与も上がるけれども売上がなければ給与もないということになります。これも経済的には合理性のあるやり方なのですが、生活を背負っている生身の人間の感情にはうまく作用しなかったようです。もちろん、若手のバンバン仕事をする人にとってはいい制度なのでしょうが、これまでの年功序列で今から給与が上がるというタイミングだった人にとっては痛い制度です。年齢にして４０代後半から５０台くらいになると若い頃会社に貢献してきた分の給与の取り戻しがこれからという場面になってきます。生活でも教育費や住宅ローンで湯水のごとくお金が出て行く時期です。このような時に給与体系が変わり若手の成果を上げた人に配分が行ってしまうと大変困るのです。給与を支払う企業側とそれにより生活していかなければならない従業員側。変動費、固定費で割り切れない世界がここに存在しているのです。人気ブログランキングへ

  June 23, 2008

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• 悲しいできごと

  昨日、突然の訃報に接しました。仮面ライダー響鬼でライダーをサポートする立花家の次女、日菜佳（ひなか）役を演じていた神戸みゆきさんが急逝したというのです。２４歳の若さでの旅立ちだったということです。私はこの仮面ライダー響鬼はリアルタイムでは見ておらず、今年になってDVDを借りてきて娘と見ていました。この作品は他の仮面ライダーシリーズとは違い、大人の作品でライダーを演じるのも中堅俳優の細川茂樹で化け物退治を職業とする職人軍団のようにライダーが描かれている異色作でした。そんな落ち着いたストーリーの中にあっておちゃらけ、ずっこけ路線を演じていたのが神戸さんでした。仕事には一途だけれども失敗が多く他の先輩ライダーに迷惑をかける仮面ライダー轟鬼に恋心を抱くちょっと変わった乙女という役でしたが、とてもさわやかな演技が光っていたように思います。昨日は娘と神戸さんの出ている動画などを一緒に見ました。娘も神妙な顔つきで見ていました。舞台を体調不良で降板したとは聞いていましたが、突然の訃報に何ともいえない悲しい気分になりました。神戸さんのご冥福をお祈りします。人気ブログランキングへ

  June 22, 2008

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• 人件費削減を企業が行う理由

  会社がリストラと称して人件費の削減に乗り出してから随分経つような気がします。もっとも、リストラというのは会社の経営の仕組みを根本から変えることであって従業員の首を切ることではないのですが、一つの手法として従業員を辞めさせるという選択肢があったためそればかりが印象付けられリストラ＝人の首切りというふうな理解となってしまいました。何故会社は従業員の首を切るのでしょうか？昨日ここでも申し上げた通り固定費というのは経営を考える上で最もネックとなる項目です。これが多いと損益分岐点売上を押し上げてしまい利益が少なくなります。かといってゼロになるものでもありません。しかし、経営体質を良化させようと思ったら固定費の縮小は避けて通れません。そこで固定費のうち最も大きなウェイトを占める人件費にスポットが当たるのです。これを削減すれば損益分岐点売上が下がり売上が少なくなっても多少は持ちこたえられるという考えです。この考えの危険なところは確かに人件費を下げれば損益分岐点売上は下がります。しかし、もっと大事なところを見落としているように思えます。人を辞めさせると仕事をする人がいなくなってしまうという至極当たり前のことです。結果、残った人に仕事が集中し鬱になる人も出てきます。このような現象に日本の企業はどう立ち向かったのか、また、どうすべきなのか明日書きたいと思います。人気ブログランキングへ

  June 21, 2008

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• 絶対につぶれない民間業種！？

  昨日の続き。景気に左右あまりされずやる気の続く限りつぶれない業種があります。こういうと、食べ物やライフライン関係の生活必需品の仕事とか我々士業のように法律に保護されているカタい職業などを連想されるかもしれませんが、違います。このような業種はいくつかいくつかありますが、代表例として露天商があります。お祭りとか縁日で出ているその日限りのテント商売、あれです。露天商は広範囲にわたって祭りがあるところで商売をします。大変な仕事ではありますが、借金で首が回らなくなってやめたという話はとんと聞きません。なぜでしょうか？露天商は固定費が殆どないからです。売上に比例して発生する費用、例えば原材料費とか商品仕入などといったものは変動費といいそれ以外の（売上にかかわらず発生する）費用を固定費といいます。一般の会社でいうと借入金の金利、人件費、水道光熱費、減価償却費、広告宣伝費、消耗品費、保険料・・・・など上げればきりがないほど固定費というのはいっぱいあります。固定費が大きいとどうなるでしょうか？売上がゼロでもかかってくるのが固定費ですから売上が少ないと損をしてしまうのです。逆に売上が大きくなると固定費の割合が下がりますから利益が大きくなるということになります。この損益がプラスマイナスゼロになる売上のことを損益分岐点売上といいます。さきほどの話に戻って、露天商の固定費って何でしょうか？人件費はありません。移動にかかるガソリン代、お店をやるのに必要な届出の手数料、電気代などの光熱費。こんなもんじゃないでしょうか？しかも、固定費とはいえ、「今日はお店をやらない」と決意したら発生しないものばかりです。つまり、露天商は「仕事をしなくても損をしない」業種なのです。だからドカンと儲けることは難しいですが、絶対につぶれない業種なのです。このように固定費というのは経営を考える上で非常に重要なファクターです。これをコントロールすることが経営の真髄といっても差し支えないと思います。人気ブログランキングへ

  June 20, 2008

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• 変動費と固定費

  来週の今頃は上場企業の株主総会たけなわと思います。そこで必ず決算内容について審議がある訳ですが、その中に損益計算書の提示があります。この損益計算書は雛形が決まっており、会社によって多少の書き方の違いこそあれ、大体売上などの営業収益から始まり原価を差し引いて売上総利益、販売費及び一般管理費を差し引いて営業利益、営業外収益と営業外費用を加減算して経常利益、特別利益と特別損失を加減算して税引前当期純利益、法人税等と法人税等調整額を加減算して当期純利益をそれぞれ表示することとなっています。しかし、この損益計算書は報告用の雛形であるため、利益と費用の発生源泉はよく分かるのですが、どの程度売上が落ちても利益が維持できるとか、もし仮に売上がゼロだったらいくらくらいの赤字になるとかは分かりません。これを補うため、費用を変動費と固定費に分けて考えることが重要になってきます。変動費とは売上に比例して発生する費用で仕入や材料費・外注費などがそうです。これに対し固定費とは変動費以外の費用をいい、売上にかかわらず発生する費用で人件費、減価償却費、金利などが該当します。会社の経営、特に赤字の源泉を考えるとき必ず必要になるのがこの変動費と固定費の考え方です。会社の経営体力を増加させるときはこの固定費の削減に努めます。人気ブログランキングへ

  June 19, 2008

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• 北陸税理士会の総会

  昨日は北陸税理士会の総会が富山市のホテルでありました。北陸税理士会は沖縄を除くと全国で最も会員数の少ない税理士会で、富山・石川・福井の３県から成り立っています。年に１度の総会はこの３県で持ち回りとなっており今年は富山県で開催されたという訳です。この持ち回りは富山⇒石川⇒福井⇒石川⇒富山⇒石川・・・・と続くため石川県は２年に一度ですが富山と福井は４年に一度となります。今年の富山開催を逃す（？）と次に富山に来るのは４年後のロンドンオリンピックの年となってしまいますので広報をやっていることもあり出席することにしました（そういえば富山開催の年はオリンピックの年です）。北陸会の会長が富山県から選出されていることもあり特に念入りに会場運営がなされていたようです。今年は能登の震災による雑損控除の説明会やe-Taxの普及促進などで国税局長から感謝状の授与がなされるなど例年にない行事もあったようで広報の写真も５０枚くらいになりました。懇親会も越中こきりこ節の踊りで始まり、普段お目にかかることのない他県の先生方ともお話できました。４年に一度しか出席できませんが、いい刺激になったと思います。人気ブログランキングへ

  June 18, 2008

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• 快眠グッズ求む！

  最近、年ということもないのでしょうが長い間泥のように眠ることができなくなってきました。寝つきは相変わらず非常にいいんです。夜中にしょっちゅう目が覚めるんです。次の朝が早いとなおさら。１１時に寝たとして１２時半には目が覚めます。「まだ、こんな時間か・・・。早く夜が明けないかな。」などと考えているうちに眠りにつき次に目が覚めるのは１時。これらを３０分から１時間サイクルで繰り返し朝になります。１０回以上目を覚ましていることになります。普段はそこまでは多くありませんが、寝ているうちに腰が痛くなって目を覚ますことが多いです。昔は暑くても体中に汗をかきながら寝ていたものですが・・・・。今年の３月に確定申告のお疲れさん会で行った三国の旅館で敷かれていたふとんが絶品でした。マットレスのような固いふとんで、でこぼこしているやつでした。これが腰や背中にフィットして腰が痛くならずに快眠できたのを覚えています。あの旅館に聞いてあのふとんを買ってみようかな・・・・・。人気ブログランキングへ

  June 17, 2008

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• マンガで会計を知る

  金曜日にぶらっと寄った本屋で「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか？」という公認会計士の林總さんの書かれた本を買ってきました。最近ありがちな会計書のタイトルだなぁと思いましたが、マンガで描かれていたので初心者にも分かりやすいかなと思い買ってみた訳です。これと、マンガの続編で「美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか？」という小説が隣に置いてあったので合わせて購入し2日間で読みました。いずれもアパレルメーカーを経営する父が急逝し、経営にはズブの素人だったその娘が借金体質の会社の経営を引き継ぐという設定で会計を理解しながら会社を立て直していくという物語で製造業の管理会計を中心に大変分かりやすく説明してありました。ここでもやはり重要なのは財務会計の報告用の損益計算書ではなく変動費と固定費に費用を分類した損益計算書でした。当然といえば当然なのですが、これがマンガになると大変分かりやすい。ウチの従業員にも是非お勧めしたい一冊（二冊？）でした。人気ブログランキングへ

  June 16, 2008

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• 一番有難いのは日常

  先日、どなたかが言っておられました。「全ては日常を手に入れるためにやっているんだ」。確か登山家かバイクの人だったような気がしますが、危険ととなり合わせのことをやっておられる割に意外な言葉と思いましたが、今こうして冷静に考えてみるとその通りだということに気が付きます。私も未婚の若い頃はヒマをもてあまして退屈しのぎばかり考えていたのですが、それが日常なんですよね。今はおかげさまで何かと忙しい毎日を送らせてもらっていますが、何の変哲もないいつもどおりが日常です。これが当たりまえのようで大変有難い。健康な人が健康の大切さに気付きにくいのと同じで日常も当たり前に手に入る毎日が有難いのです。昨日は子供たちと小旅行、今日はゴルフコンぺと楽しい日々が続いていますが、昨日の地震で日常があっという間に無くなってしまった方々もいらっしゃいます。この報道で日常の有難さを改めて実感した次第です。被災された方にお見舞いを申し上げるとともにお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。人気ブログランキングへ

  June 15, 2008

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• 特急旅行

  これから久しぶりに上の子２人を連れて特急に乗って高山に行ってきます。２人とも楽しみにしているようなので張り切って行ってきます。人気ブログランキングへ

  June 14, 2008

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• 学校教育と専門用語

  最近考えることの一つに学校教育はそもそも何を目指して行われているんだろう？というのがあります。子供をどうすることを目標に教えられているんだろうかということです。私は仮説として「役人を育成するため」と考えています。旧帝国大学を学校教育の最高峰と考えるとこれらの大学には必ず法学部があります。名古屋大学を除いては法学部が看板学部となっており、役人の養成に必要な学部なのでしょう。それはさておき、学生で優秀とされるのは「難しいことを難しく説明できる人」だと思います。例えば数学の試験で単に「直角三角形ABCの辺AB＝√BC＊BC－CA＊CA　だから・・・・」と解答するよりも一言「三平方の定理により・・・」という文句を挿入しておいた方が「この学生は分かっているな」ということで点数がよくなったりします。つまり、専門用語を並べれば並べるほど点数がよくなるということです。しかし、（役所の世界は知りませんが）実社会ではこれが180度変わります。お客様は専門家ではありません。その分野においては素人です。これらの方々に専門用語を並べることに意味はあるのでしょうか？説明する際に分かりにくい言葉を用いると説明とはいいません。分かりにくいものを分かりやすくするのが説明です。これによりお客様を納得へ導くのです。学生の評価と社会人の評価はこのように180度変わることがあります。役人の説明でよく使われるのが専門用語とカタい言葉なのは誰もが知るところだと思います。何故なのかは推して知るべしですが、少なくとも民間サービス業である我々会計事務所はこんな説明するときに使う意味のない専門用語を並べることなく分かりやすく説明する義務と責任があると思っています。人気ブログランキングへ

  June 13, 2008

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• 現金商売なのに現金出納帳ナシでOK?

  昨日お邪魔した飲食店のお客様。かねてから会計帳簿の簡略化を求めておられました。我々の仕事はお客様に資料をそろえて頂かないとできないものなのですが、お客様からしてみると会計帳簿をそろえるというのはやらなければならないのは分かっているけれども、これをやったからといって売上や利益が大きく伸びる訳でもなく、単に必要悪（？）的な作業という一面があります。これをなるべくお客様の負担にならないよう改良して差し上げるのも会計事務所の仕事だと思います。このお客様は飲食店なので現金商売です。ですが、現金出納帳をつける手間を省く方法があります。このお客様の近くにメインの取引銀行がありますのでこれを利用するんです。毎日の現金の動きをこの銀行口座で記録していくと現金出納帳の記載が省け、現金勘定は小口現金とつり銭の残高だけとなります。現金出納帳の代わりを預金口座がやってくれるようにするんです。するとお客様の手間が省けるばかりか「現金出納帳の残高が合わない」とか「残高がマイナスになる」とかそういう悩みからも解消されますし、会計事務所にとってもいいことばかりです。ただし、現金商売の場合には毎日お金が動きますので銀行が近くにないと返ってお客様の手間を増やしてしまうことにもなりかねないので注意が必要です。人気ブログランキングへ

  June 12, 2008

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• 官僚は社会人じゃない？

  先日、面白いことを言う人に出会いました。曰く、「この国のトップ官僚って学生の延長線みたいなもので社会人じゃない」。初め、どういう意味なのか分かりませんでしたがこういうことでした。「進学校、というよりエリート校と呼ばれる高校に入学し、上位1割あるかないかの上澄みに入るため他の生徒に負けないように一生懸命に勉強する。それこそ寝食忘れて。他の生徒はライバルであり良き仲間。そして切磋琢磨しながら東京大学法学部に入る。その中でも上位の成績を修めるため勉強し要領を覚えながら難関と言われる国家1種や外交官試験などを突破していく。ここでも他の学生は良きライバルであり良き仲間。こうして〇〇省に入省しその中でも優秀な官僚として出世するために日夜努力を重ねて自己研鑽に励む。周りの官僚は良きライバルであり良き仲間。こうしたこと自体は自己努力の世界ですし、大変いいことです。常に競争がありそれを乗り越えるための努力をする訳ですから素晴らしいことだと思います。しかし、この方々がこの国の法律を作っていくとなると少し疑問が生じます。この人達は誰のために仕事をしているのでしょうか？学生は自分のために勉強をします。もちろん、将来世のため人のために役立つことができるよう勉強していることになる訳ですが、周りが皆ライバル、良き仲間という環境ではどうしても自分のための勉強ということになると思います。今回の試験は何番だった・・・などというあれですよ。あれが学校を卒業してからもずっと続くんです。自分のために仕事をするというスタイルは抜けないと思いますよ。」妙に納得しました。私もいわゆる進学校と言われるところに3年間世話になりましたが、あれがずっと続いていくとなると変な話、「自分の学校以外の人は下に見えてしまう」ことがあるんです。名の知れない大学に入った同級生を見て「劣等生」と見てしまうことがあるんです。もちろん、今では社会に出ていろんな経験をしてきましたのでそのような価値観はなくなりましたが、先程の話にあてはめますと「自分のライバル、良き仲間」以外の人達（つまり、官僚ではない大多数の日本人）を彼らはどのように見ているのかということです。学校は純粋培養の世界と言われますが、その延長線上にこの国の官僚がいるのだとしたら・・・。末恐ろしいと思います。この人の言っていたことが単なる戯言であることを祈ります。人気ブログランキングへ

  June 11, 2008

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• タバコ1箱千円になる？

  ヤフーのニュースから。来年から国民年金の国庫負担率が上がることもあり、この財政困難を乗り切るため増税が検討されるところですが、このねじれ国会において消費税の税率アップは至難の業と思われます。そこで浮上しているのがタバコ税の大幅アップで一箱千円にするとか。これなら消費税率アップに反対姿勢の野党も納得する財源確保で、愛煙者数が3分の1になっても増収3兆円が見込めるとか。ヨーロッパなどでは妥当な価格だそうです。また、愛煙者の減少により健康保険関係の歳出も抑えられるかもしれません。私はタバコを買わないので一箱いくらになろうが影響は全くありませんが、かつては一日一箱は吸っていたので愛煙者の悲哀が分かります。湾岸戦争に協力するため、消費税率が５％に上がった・・・・など何かにつけタバコの値段に押し付けられ平成になってからというもの、タバコの値段が1．5倍くらいになっているのではないでしょうか。それが今度は一気に3倍の千円。いくら体に悪いものであるとはいえ、その売上によって税収が潤っているのは国家であり地方自治体です。そんなにタバコが憎ければ製造販売を禁止すればいいのに、そうはできないジレンマがあります。物事は安きに流れるといいますが、最近の税法を初めとする立法を見ていても魂が抜けておりそれこそ時のムードで法律が作られていってしまっているような気がして危惧するところです。明日はその法律を作っている霞ヶ関のお役人さんのことでも書いてみようかな、と思います。人気ブログランキングへ

  June 10, 2008

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• この社会に潜む病魔

  昨日の白昼に東京秋葉原で痛々しい事件が起こりました。歩行者天国に2トントラックが突っ込みさらに降りてきてサバイバルナイフで次々と人を刺して回ったということです。犯人は現行犯逮捕されていますが、犠牲になられた7人の方々の中には若者も含まれており未来の日本を背負って立つ何の落ち度もない人たちの命が奪われたと思うと無念でなりません。オウムのサリン事件以来、理由のないめちゃくちゃな犯行が増えてきたように思います。共通して言えるのは犯人が自分の中に閉じこもっており、時には犯行自体を独善的に解釈、到底社会に受け入れられないような自分の奥底にある何かを社会に向けてしまうということです。結果、たまたま犯人の近くにいた罪のない人たちが犠牲になってしまう。こんな事態が許されるはずもありません。どうしてこのような恐ろしい社会になってしまったのでしょうか？大人が子供と向き合わないから？家族や地域といった自分に身近なものの影響が薄れているから？テレビをはじめとするマスコミが無策にも犯罪情報を垂れ流しにするから？ゲームの普及により自分の中だけで片が付く世界が広がったから？食うに困らない社会になり我慢することができなくなったから？いろいろ理由があると思いますが、今回の犯人にしても最近の硫化水素自殺にしてもこの世に生きていたくないという背景があるようです。自殺者が年間3万人を超える我が国は見た目に豊かだけれども心の乾きな満たすことのできない国なのでしょう。これは生き甲斐ということも含め大人である我々が真剣に考えなければならないことです。今回の被害に逢われた方にお見舞いの意を表するとともに犠牲になられた方のご冥福をお祈りする次第です。人気ブログランキングへ

  June 9, 2008

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• サマータイム導入？

  昔から都度取りざたされては導入が見送られてきたサマータイム。夏の間の時刻を1時間早くして生活サイクルを変えようというあれですが、読売新聞の速報によるとどうやら再来年から導入しようということで首相が言ったそうです。戦後間もない頃に一度やったことがあるそうですが、その後不要ということになったのでしょうか、ここにきて環境対策の一環ということもありクローズアップされているようです。私自身、サマータイムはやってみればおもしろいんじゃないかという興味本位の賛成派ですが、これに伴う時刻関係の法律はどのように手当するのかということを考えます。サマータイムの開始日と終了日にはそれぞれないはずの時刻（今の時刻の0時から0時59分）と本来ないはずだった時刻（今の時刻の24時から24時59分）が存在することになると思いますが、この間に相続の開始があったり申告期限を迎えたりするとどうなるのか？まぁ、サマータイムを実施している国も多々ありますからそれらの国の取り扱いに準ずる取り扱いとなるのでしょうが、飛行機や電車もその間動いている訳ですから開始初年度はある程度の混乱があるかもしれませんね。人気ブログランキングへ

  June 8, 2008

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• 誰のためのタスポ？

  今月からタバコを自販機で買う際に未成年でないことを証明するタスポなるものが必要になったとか。私はタバコを買わないから必要ないのですが、大きい駅の前やショッピングセンターに行くと盛んにタスポの無料作成サービスをしているのが目に付きます。未成年は喫煙することなかれというのが法律で定められたことですからそれを守るのは国民の義務であることは異論のないところです。しかし、そこまで人間の行動を制限しなければならないのでしょうか。民主主義とは国民の良心を信用して法律によりいきすぎた行動を禁止するものだと思います。かくいう私も未成年のときに常習的に喫煙していました。今風におおげさにいうとそれは自己の責任においてやっていたことです。それによって病気になろうが誰のせいにする訳でもなく、火事にならないよう当たり前に注意して吸ってきました。これを法律を守るためにこのようなものを用意するというのは何のためなのでしょうか？これは体に百害あって一理なしと言われるタバコを作っている側、売っている側の免罪符に他なりません。最近のタバコの箱をみてもこれは体に悪いから吸いすぎには注意しろだの常習性があるから気をつけろだと余計なことが書かれていることに気付きます。そんなこと、作っている側が言うようなことじゃないでしょ。しかし、タバコは税金が取れる。国税にも県税にも市税にも同じ名目があるのは私の知る限りにおいてたばこ税だけです。かたや税収を支えるために全く売れなくなると困る。かたやそれを吸ったことによって健康保険の支出が増えると困る。そのような矛盾したことをやっているのがたばこ行政です。その折衷策（？）として箱にもっともらしい注意書きをしたりタスポを発行してタバコを買いにくくしているのだと思えてなりません。タバコの自販機を置いているタバコ屋さんも悲鳴をあげているとか。自販機でタバコを売れなくするために自販機を改造しなければならないとなるといいたいことは百あるでしょう。案の定それでタバコが売れなくなった。未成年に売ることを阻止しようとした結果、成人に対しても「タスポを持たなければ買えないのであれば自販機じゃなくてコンビニに行くよ」となったことも強く影響していると思います。あるタバコ屋さんは自販機の前にタスポを吊り下げておいて問題になりました。それ自体、タスポの主旨を無視した許されざることではありますが、先程申し上げたとおり、タスポの存在自体に魂が入っていないというか誰かの免罪符、かくれみのとして作られているからそのようなことをする者が出てくるのでしょう。法令順守は当たり前のことですが、それがお互いの信頼で維持していくことができるよう政府も国民も努力していかなければならないと思います。人気ブログランキングへ

  June 7, 2008

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• ご先祖様の無念

  私の住む富山県は全国でも持ち家率がトップだということです。私も中学生の頃までアパートに住んでいる友達をみると「何か事情があって家に住んでいないんだな」と思っていました。共同住宅は新築などで一時的に住まうところ、又は事情がある人の住まうところと思っていました。そのくらい家を持つのは当たりまえのことなのです。しかし、その持ち家王国の富山県でも最近はあちこちに〇東建託とかそういった看板のあるアパートが増えてきました。そのお陰で持ち家率トップの座を秋田県に奪われたとか奪われないとか。持ち家率が高いということはそれだけ排他的な土壌があるということですから必ずしも名誉ばかりではないためそれはそれでいいのですが、気になるのはそのアパートが建っているところです。最近アパートになったな、と思うところの殆どが昔田んぼだったところなのです。田んぼをする人が高齢となり跡継ぎもいない、持っていても土地が遊ぶだけで固定資産税だけがかかってくるからアパートにしようということです。我が町内でもそのようなところがあります。聞けば建物を建てるお金を借金したのはよかったけれども対人口比では乱立状態ともいえるようなところにあるため空き室が多く収支割れしているところもあるとのこと。このアパート化により誰が儲けたのかは自明の理ですが、もともとはご先祖様が代々守ってこられた我々住民の胃袋を支える食糧を生産する場所だった訳です。それをつぶして空き室だらけのアパートにしてしまう（元々空き室になる予定はしていないと思いますが）決心は生涯最大の一大決心だったとは思いますが、そういう決心をさせた今の食糧事情、住宅業者の勧奨、行政などに大きな問題が潜んでいると思えてなりません。人口が減っていくとはいえ、食糧確保はいつの時代も最優先されるべきことです。ただでさえ食糧自給率が低い我が国の状態を見ると農家のご先祖様はどのように今の社会を眺めていらっしゃるのかと思います。ウチも農家ではありませんが、もっとコメを消費し農家の方々の応援をしていかねば・・・と思うのでした。人気ブログランキングへ

  June 6, 2008

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• 相続税の税務調査

  4月に入った相続税の税務調査ですが、5月の繁忙期にちょっと時間を頂いて指摘事項の回答を待ってもらっていました。その繁忙期が終わったということで回答をしに昨日税務署に行ってきました。相続開始前3年間の故人の預金通帳の流れを調べて資金の流れについて質問されていたのですが、全て納得されたようでおとがめなし。自宅の付随設備などしょうもない遺産の漏れを指摘されただけであとはお客様との話し合いとなる段階まで一気に進みました。相続税の申告ははっきりいうといくらでもケチをつけようと思えばつけられる世界です。故人しか知らないこともいっぱいあって、完璧にしようと思っても情報がどうしても限られてしまいます。税務署は四方八方手を尽くして情報を得る権限がありますからやろうと思えば本当にきりがないくらい細かい指摘ができる世界です。調査が入ると修正申告が出る割合が9割をゆうに超える税目であるというのは妙に納得するのですが、これでいいのか？とも思います。人気ブログランキングへ

  June 5, 2008

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• 弁護士紹介の依頼

  昨日、一昨日と連続して違う人から弁護士の紹介依頼がありました。私も全く知った人がいない訳ではありませんが、どちらかというと一緒に仕事をする機会が少ない業種の方々です。どういった依頼内容なのかを聞いてはみるのですが、どの弁護士さんがどの方面に強いのかというのはよく分かりません。一応、弁護士さん以外の公的な相談窓口に電話してみるよう言ってみるのですが、どこに言えばいいかというのはよく分からないのが実情です。税理士というのは窓口のような役割を担っていると思います。経営者の悩みごとをお聞きし自分の範囲外のことであれば専門家を紹介し解決を目指します。特に相続関係などではこの役割が大きくなります。冒頭の2件はいずれもお客様からの依頼ではありませんが、「どこに聞けばいいか分からなかったのであんたに聞けばなんとかなるだろうと思った」というこでで受けた相談でした。そのように言って頂けると税理士冥利に尽きると感じた出来事でした。人気ブログランキングへ

  June 4, 2008

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• 帰宅する間もなく

  今、砺波の旅館から帰ってきました。これから資料を持って富山のボルファートで会合です・・・・・。頑張ってきます。人気ブログランキングへ

  June 3, 2008

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• 会務に追われる6月

  忙しかった5月も終わり実質、今日から6月となります。6月は税理士会の総会を始めいろんな会務が重なる月で、仕事以外のことで忙しくなる月です。特に今年は北陸税理士会の総会が富山市であるため（毎年石川、福井、富山で会場を持ち回りとしています）いろいろ準備などに声もかかることでしょう。早速、明日は協同組合と支部役員の会合があります。今回は組合の委員長をしているので提出するものも多々ありますので今朝はその準備に追われます。人気ブログランキングへ

  June 2, 2008

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• 23年ぶりの再会

  昨日運動会が雨で中止となり今日に順延されました。今日は昨日の雨が嘘のように晴れ上がっています。朝の気温は少し肌寒く感じますが、昼には暑くなると思います。それはそうと、昨日の夕方に今夏、中学校の同窓会をやろうということで世話人会のようなものがありました。ここでは中学校の同級生が13人集まりいろいろな昔話に花を咲かせるのですが、38歳というと高校卒業20年、中学卒業23年、小学校に至っては26年となります。何故今同窓会かというと私の住む中学校下では４２の厄年のお祓いを学年単位でまとめて行うという慣わしのようなものがありそれの準備として住所集めがてら同窓会をやるということになっているからです。厄年なんてずっと先の話だと思っていたら再来年の正月、つまりあと1年半あまりしかないということです。何かフクザツな思いがしますが、我々地域の者とすると代々受け継がれてきた一大イベントですからやらない訳にはいきません。集まった13人の中には本当に卒業以来23年ぶりという顔が何人かいましたがやはり同級生は同級生。社会での立場は違うけれどもこういう場では昔に戻っていろんな話に花が咲きます。とにもかくにも今年の8月14日に会場も押さえてあるらしく、同窓生の3分の１の出席を目指して頑張ることを誓い合って午前様の解散となったのでした。人気ブログランキングへ

  June 1, 2008

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• 運動会

  今日は小学校の運動会でしたが、あいにくの雨にたたられ明日に順延となりました。娘も張り切っていたのですが、今日のところは一時お預けとなりました。私も小学校の運動会にはいろんな思い出があり、低学年の頃はあまりぱっとしなかったのですが、4年生くらいから短距離や幅跳びなどの瞬発力を生かす競技が得意となっていきました。リレーの選手に選ばれるのがとても嬉しくて頑張った思い出があります。ウチの子らもまだ低学年なのでどちらかというと遊走競技や団体レースが主なのかもしれませんが、一生懸命にやってもらいたいと思っています。何はともあれ、明日の仕切りなおしを楽しみにしています。人気ブログランキングへ

  May 31, 2008

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• 税務署は消費税申告書のどこを見ているのか？

  東京御茶ノ水のレガシィ（旧FPステーション）さんから7月の収録のテーマをいただいています。それが今日のタイトルです。消費税の申告書は通常わずか2枚の簡単なものです。計算も割と簡単にできますのでさっさと作成を済ましてしまいがちですが、これが税務署に届いてからどこをどのようにチェックされるのかというのが今回のお題となります。作成・計算は簡単とはいえ、消費税は一つ間違えると金額が異常に大きくなってしまいますからやはり向こうもそこに目を光らせることになるのでしょう。3月決算法人の申告も終え、次の仕事に手がけ始めたところです。人気ブログランキングヘ

  May 30, 2008

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• 英語の必要性

  我々の仕事をしていると英語を使う機会は殆どといっていいくらいないように思います。税法も日本語で書かれていますし、提出書類も日本語。英語しか話せないお客様がいる訳でもなく取引先にも英語オンリーというところはありません。最近、家に帰ると小学2年生の娘が英語を教えて欲しいと言ってきます。そこで夜寝る前に8時頃から10分ほどだけ英単語とちょっとした英会話を教えてやっています。昨日は家族に関する単語を５つ。Family,father,mother,brother,sisterを5分ほどで覚えてもらいました。一昨日の復習で'What time did you have breakfast this morning?'と問いかけると'Yes'と返ってくるので「いつ朝ごはん食べたの？と聞いてるのにはいと答えないでしょ」というと娘も照れ笑い。何を聞かれているのか1日たつと忘れてしまうようです。娘がどこから英語に対する興味を拾ってきたのかは分かりませんが、久しぶりに英語に触れる機会を持つことができて高校時代に戻ったようななつかしい感じです。しかし、１０数年ぶりにまともに英語の本（オズの魔法使いの絵本）を音読してみると、これがなかなかできなくなっているのにびっくりしました。人気ブログランキングへ

  May 29, 2008

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• 会計事務所は印刷業？

  以前、面白い話をお聞きしたことがあります。会計事務所は印刷屋だというのです。お客様から示された帳簿をコンピューターに入力し試算表や決算書、申告書を文字通り「印刷」するのが仕事だということでした。私もこの業界に入って10年余り経ちますが、既にコンピューターによる記帳が当たり前になっていましたので大先輩方が総勘定元帳をそろばん、手書きで作成するのが仕事だったとお聞きするにつれ隔世の感が否めない世代の者ということになります。活字になるとちょっとした高級感というか信頼感が出ることは確かです。しかし、会計事務所が印刷屋だという意見にはびっくりしました。確かに利益や税額の計算というのは一般の方は唯一無二の絶対的な数値があってそれを求めるのが会計事務所だと思っていらっしゃると思いますが、先日ここに書いた通り100点は一つじゃありません。いくつもある100点の中からお客様とともに一つのものを選んでいくのが決算だと思います。こうすると会計事務所は印刷屋じゃないと思うのです。しかし、お客様の了解も得たのかどうかはっきりしないうちに説明もないまま「決算書と申告書ができました。ハンコを頂きたいのですが・・・・。」ときて「えっ、こんなに税金かかるの？」「そうなんです。これだけ利益を上げられたんですから仕方ないですよね」「いやぁ、かかるのは分かるけれども期限まであと3日でしょ。もっと早く言ってくれないと困るよ」「いえ、決算は最後までやってみないと税額が確定しないものですから・・・」「・・・・・」と言う風に「ウチの所長（＝税理士、有資格者）が出した決算の数字にケチをつけるんですか？」といわんばかりの申告の仕方をしていると先程申し上げた、決算の数字は唯一無二の正解がありそれを見つけ出して決算書や申告書を印刷するのが会計事務所だということになってしまうのでしょう。要するに専門職であるにもかかわらず誰でもできる仕事に成り下がってしまうと評価されないばかりか、お客様にも迷惑がかかるということです。ウチは印刷屋ではなくきちんとお客様の業績にストーリーを吹き込むように数字を扱っていきたいと思います。人気ブログランキングへ

  May 28, 2008

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• ドミニカ共和国の嘆き

  先週は女子バレーの北京オリンピック最終予選のテレビ中継に一喜一憂して過ごさせてもらいました。日本が調子良かったということもあって視聴率もそこそこ良い数字が出ていたのではないでしょうか？一昨日日本のツメの甘さが露呈されて大会が終了しましたが、びっくりしたのはその後のルール改正（？）でした。当初、北京行きの切符の条件は１．全体の1位　２．アジアの1位（アジアの1位が全体の1位になった場合にはそのチームに次ぐアジア最上位）　３．それ以外の上位2チーム　というものだったと思います。これにより日本が全体の1位になったら韓国などにもチャンスの目はあるな、と思って見ていました。しかし、これが実は間違っており１．全体の上位３チーム　２．それ以外のアジア最上位　だったということです。これにより４勝しているドミニカ共和国が出場できなくなり変わって２勝のカザフスタンが出場権を得たというのです。カザフスタンは大会終了前日に初勝利を上げたチームで、それまでゼロ勝の最下位だったのでここはもうないと思っていたところのどんでん返しでした。カザフの選手は飛び上がって喜んだことと思いますが、ドミニカ共和国の選手の無念を思うとルールあるスポーツの世界で起こってはならないことが起こってしまったということで彼女らに対する同情を禁じえません。バレーボールの最高の晴れ舞台はやはり4年に1度のオリンピックだと思います。そこに手が届いたと思いきや、実は届かなかった。こんな残酷なぬか喜びはないことでしょう。今回は国際バレーボール連盟（FIVB)と日本バレーボール協会（JVA)の連絡ミスが原因で双方とも非を認めているとのことですが、おそらく大会前にFIVBが大会前にJVAに紙切れ一枚で出場条件の変更を伝えていた（つもり）が、それを事務局の机の上に置いたままになっており誰も確認することがないまま大会が始まってしまったということではないでしょうか。連絡不行き届きはどの会社にもあり得ることですが、恐ろしいことです。人の振り見て我が振り直せ。本当に気をつけたいものです。人気ブログランキングへ

  May 27, 2008

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• 5月最終週です。

  泣いても笑っても今月はあと今週限り。早いものです。毎年この時期になると思うのですが、ゴールデンウィークは遠くなりにけりということ。あっという間に5月は終わってしまうのですが、ゴールデンウィークがあまり取れないせいか、ものすごく前の出来事のように感じます。5月は3月決算法人の申告期限のある月です。これが終わると一旦の繁忙期の終わりを迎えます。今年はこの繁忙期に相続税の申告も重なったのですが、昨日申告書に押印頂いて今日提出してこれば終わりという状態になっています。4月当初は本当に終わるのかと思っていましたが、本当に終わりました。これで昨秋入ってきてもらった新入従業員の皆さんも一通りの仕事をこなしたことになると思います。あとは肉付けを毎年毎年年輪を重ねるように行っていくことになります。今年より来年、来年より再来年が効率的に仕事を済ますことができるように・・・。人気ブログランキングへ

  May 26, 2008

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• 台所の地図

  2ヶ月ほど前から台所のテーブルの透明なマットの下に中部地方の地図が置かれています。何でも再来月に東海北陸自動車道が全線開通することを記念して地元業者が作成した地図だとか。横70センチ、縦100センチほどの縦長の長方形に北は新潟県柏崎市から輪島市、西は福井県小浜市、南は渥美半島、知多半島、東は甲府市、静岡市がすっぽり入る地図です。ここに鉄道と主要道路、高速道路が描かれているのですが、毎日毎日この地図を見ていると自然、旅へのあこがれがでてきます。一番魅かれるのは信州の山々でしょうか。富山県から岐阜県、長野県を抜ける北アルプス、美ヶ原から霧が峰をぬけて八ヶ岳に至るあたり、他にも中央アルプスや南アルプスも行ってみたい山々が軒を連ねています。いつかまとまった休みを取ってのんびりとこの辺りを縦走してみたいと思うのですが、そんなヒマが取れるようになる頃にはもう山登りする体力なんてない頃かもしれませんね。人気ブログランキングへ

  May 25, 2008

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• 久しぶりの依頼

  昨日、高岡市勤労者福祉センターさんから一年に一度の講演の依頼がありました。ここのところ、3月決算法人や相続税の申告でバタバタしていたので講演の仕事は少しご無沙汰となっていたのですが、夏に一般の方向けの講演をお願いしますということでした。有難い話です。日程は決まったのですが、テーマが今年はまだ決まりません。ここ４，５年連続でやらせていただいていますが、生命保険、相続、ライフプランニングなどをテーマにやってきました。それなりに役に立つ内容だったと思っていますが、一般の方の興味を引き、かつ、役に立つ内容ってすぐに出てくるものでもありません。何かこんなテーマのことに興味があるっていうの、ありませんか？人気ブログランキングへ

  May 24, 2008

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• 税務署職員の不祥事

  先週だったか、広島県の税務署職員が懲戒免職になったと報じられました。何でも、納税者の不正申告をでっちあげて重加算税処分を自作自演していたとのこと。重加算税というのは悪質な申告もれなどがあった場合に本税の他にその本税の35～40%が加算されるという懲罰的な意味合いをもつもので、税務署の職員の立場でいうとこれを納税者に課すことができる人は不正を見つける能力が高い人ということになり評価も高くなるようです。今回の事件はこの重加算税の事案をでっちあげその重加算税を自腹を切って納めていたというもの。自腹を切っているため納税者にお金の負担は生じませんが、前歴として残ってしまいます（その後、税務署が悪質な納税者として目をつけることになる）。この職員はそんなことより自分の出世欲の方が強かったのでしょうがやられた方はつゆ知らずの話で迷惑です。今日もこのブログを書いているときに読売新聞のツールバーに大阪国税局の幹部数十人が管内のゴルフ場にOB税理士（税務署などに一定年数勤務し一般試験を受けることなく「特別試験」と言われる面接をパスするこことにより税理士になった人のこと。税理士の半分近くを占めるともいわれています。税務署職員からすると先輩ということになります）の紹介によりビジターなのにメンバー料金で3年近くプレーするという便宜を受けていたという記事が出てました。国家公務員倫理法に抵触するとのことで近く処分されるそうです。いずれの事件も行政に携わる人が志を間違えたか低くせしめたことによって起こったものと思われます。職員も人の子。完璧であれとはいいませんが、誰しも青雲の志を持って就職しているはずです。それを忘れることのないように日々襟を正して仕事をしていきたいものです。自戒の念を込めて・・・・。人気ブログランキングへ

  May 23, 2008

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• 会計事務所の繁忙期

  去年の11月頃から続いてきた繁忙期も一応の終焉を迎えようとしています。3月決算法人の電子申告が全て終わりあとは市町村民税のハンコを頂いてきて提出すれば終わりとなります。もちろん、これに4月決算法人、5月決算法人・・・と続いていく訳ですが、3月決算法人の数に比べたらかなり少なくなります。ウチの事務所は9月決算と3月決算のお客様が多いので11月の申告から１２，１月の年末調整、1月から3月上旬の個人の確定申告、少しヒマが空いて4月の2月決算法人と5月の3月決算法人まで怒涛の決算・申告が待ち受けるということになります。この3月決算法人が終わるとほっと一息つくのですが、今年はちょっと事情が異なり6月上旬に相続税の申告が控えています。これもあと申告書の最終チェックと製本、押印を待つだけなのですが、終わらせないことには安心できません。それに数年前の相続税の税務調査。これも終わらせないと安心できません。続いて今年は廃業される法人の解散・清算の申告があります。これも相続税申告と同様、今後少しずつ増えていくかもしれません。残念ですが・・・。ここ数年、6月から10月の閑散期を閑散と過ごした覚えがありません。とても有難いことです。会計事務所にとって閑散期をどう過ごすかというのは一つの課題なので今年もこの課題を難なく乗り越えられそうです。人気ブログランキングへ

  May 22, 2008

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• セ・パ交流戦が今年も開幕！

  5月後半から6月にかけてセ・パ交流戦が行われるようになってはや４年目に突入します。昔はセ・リーグとパ･リーグの試合なんてオールスターか日本シリーズしか見られなかったのでセ･リーグのチームにDHがあるとかパ･リーグの投手が打席に立つとかはまず考えられないことでした。今思うと、パ･リーグのお荷物球団だったロッテや南海の投手ってパント練習なんてやったこともないんじゃないかと・・・。交流戦もプレーオフもプロ野球の人気低迷の打開策として実施されたものですが、プレーオフは未だに意味が分からないながらもこの交流戦は毎年楽しみにしています。以前のようにジャイアンツの威光がなくなってしまいましたが、それはそれであるべき姿なのかもしれません。我が地域においてもベースボールチャレンジリーグ（BCL)が発足し富山サンダーバーズというチームができました。私もジャイアンツ党ですが、去年からサンダーバーズの試合に足を運ぶようになりサンダーバーズ党に鞍替えしつつあります。やはり緑に黄色のユニフォームってかっこいいと思うようになりました。交流戦ではセ･リーグ対パ･リーグという試合対戦になるため同一リーグ内での勝利総数と敗戦総数が同数にはなりません（偶然、なることもありますが・・・）。交流戦が始まるまではこれに違和感がありましたからメジャーの地区優勝の意味合いに疑問がありましたが、今では身近になったためかあまり気にならなくなりました。この制度がBCLに今年から取り入れられたのですがスムーズに受け入れることができたと思います。さてこれから1ヶ月、各リーグのペナント争いにも大きな影響を与えると言われるこの交流戦を楽しませてもらうとしますか！人気ブログランキングへ

  May 21, 2008

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• 固定資産税をめぐる珍しい対応

  先日来、固定資産税をめぐる案件がいくつか重なっておりウチの事例をここに書かせていただきました。あれはまだ市役所と意見の交換中で近いうちに結論が出るかと思います。それとは別に隣のH市のお客様の固定資産税でお客様から相談を受けていることがあり、その市役所に電話してみました。どういうことだったかというと未登記の家屋に長年、固定資産税が課されてきたが去年の秋頃に取り壊したので平成20年分の固定資産税の課税対象からは外して欲しいということでした。当初、H市の担当の方は「未登記物件につき登記情報から削除することはできなかったので今年の1月1日にはその家屋が存在しなかったことを証する書類、例えば解体屋さんの領収書などを持って本人さんに来てもらえば削除して第2期分以降の税額を変更します」とのことでした。それはそれで解決したと思いお客様にもその旨ご説明したのですが、夕方5時を前にして再びH市の担当から事務所に電話が入りました。「先程ご説明差し上げた件なんですが、建物はいいとして、これを取り壊したということになるとその敷地の評価が上がってしまい、建物の滅失による減税額よりも土地の増税額の方がはるかに大きくなってしまいます。固定資産税の減税を見込んでおっしゃっていると思いますので、念のため」とのことでした。土地の固定資産税は家屋の敷地になっているものについては相当の評価減があります。これが家屋の取り壊しによって更地になるとその評価減が適用されないこととなり固定資産税が上がってしまうという指摘（？）なのです。現実とは異なる課税となることを勧めることは徴税側の態度としては正しいものとはいえないかもしれませんが、親切で言ってくれていることなので素直に受け取っておきます。それにしても私の住む市役所の態度とは雲泥の差があるように感じました（ウチの市役所の資産税の責任者は以前、ガムをかみながら（？くちゃくちゃ音がなってました）電話口に出て高圧的な態度で「ウチはとるよ」というようなことを言ってくることがありました。今回の件もその人が電話に出てきて話をしてます。困ったもんだ・・・）。人気ブログランキングへ

  May 20, 2008

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• １００点はひとつじゃない

  今日も実務ネタを。我々の職業が代筆屋さんと違うのは正解がいくつかある中でお客様の思いを刷り込んで最も納得が得られるものを選び出すことでしょう。意外といくつか正解があり一つだけじゃないということは一般に知られていないことですが、お医者さんでも薬で処方するか注射で処方するかということなど正解はいくつかあるでしょう。その中から最も効果的だと思われる方法で、時には患者さんと相談しながら処方しているのだと思います。答えが一つじゃない以上、鍛錬を積んでいろんな経験をしていかなくちゃ、と思うことしきりなのでした。人気ブログランキングへ

  May 19, 2008

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• 固定資産税をめぐるトラブル

  先日、市役所の資産税課から電話がありました。ウチの事務所の償却資産税のことで疑問点があるとのことでした。最近どの市役所も固定資産税、ことに償却資産のことについてやたらにやかましくなってきたな、と感じていたのですが、聞いてみると市役所から税務署に償却資産の資料の閲覧を求めることができるようになったからだとのこと。市役所に行ってみると今年提出した決算書の減価償却の明細のコピーがありました。市の予算が逼迫しているということもさることながら、地方税法で税務署に償却資産の照会ができるようになったから仕事が増えたな、といやいやながらやらざるを得なくなったというのが職員の本音でしょうか。以下、指摘をめぐるやりとりです。職員「今年の申告からエアコンが抜けていると思うんですが・・・。税務署から頂いた償却の資料にはエアコンが載っています。」私「このエアコンははめ込み式だから家屋でしょ。だから備品ではなく建物付属設備として処理してるんです。」職員「まぁ、確かに家屋なんですが、私どもが建築後の確認に行ったときにはなかったので今回は償却資産で課税させて頂きたいのですが・・・。」私「（あきれてものも言えない）・・・・・。あの、そうおっしゃるなら更正なさってください。はめ込み式のエアコンは家屋だってお宅の出してらっしゃる取り扱いの手引きにも書いてあるでしょ。法的根拠を示して頂ければこちらもお納めしますが、更正の内容に理屈が通ってないと私も異議申し立てをさせていただきます。」職員「そうですか、ではまた検討させていただきます。」固定資産税というのは少し特殊な性格があり、課税の対象となるものは土地、家屋、償却資産です。このうち、土地と家屋は評価および所在確認が全く課税側でなされるのですが、償却資産については評価は課税側ですが、所在確認は納税者側で申告することになっています。つまり、土地・家屋の課税についてはすべてその責任が課税側にあるのに対し償却資産については所在確認は納税者側にあるのです。今回の指摘は自分たちが責任を負うべき家屋の一部の確認を怠った（漏れた）のを納税者の申告ミスに置き換えようというものということになります。このエアコンもあまり大きい金額のものではないので課税されても３千円くらいのものだと思います。しかし、市の担当者には徴税吏員として筋を通してもらいたい。このエアコンははめ込み式のものだから家屋に該当すると自分たちが納税者に渡している手引きに書いているのだから家屋です。家屋として課税する場合にはその評価、所在確認すべてにおいて市役所の責任において家屋の評価を修正し価格の登録をしなおすのが筋なんです。しかし、この修正も一旦評価したものについて修正する場合には増改築などのよほど大きな事情がない限りなすべきでないということが総務省から通達が出ています。だから家屋としても課税することができないと思います。以上が私の今回の見解なのですが、もちろん、筋が通った処分には従います。向こうがどう出てくるかは分かりませんが、課税側のご都合で法の取り扱いが変えられるべきではないと思います。高岡市役所資産税課の今後のレベルアップを願って・・・。人気ブログランキングへ

  May 18, 2008

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• 会計？税務？

  今日は月に一度の事務所の所内研修でした。そこで話題にしたことの一つにお客様のニーズの変化があります。税理士という職業に期待されるのは元々、適正な租税正義・租税行政の実現というのがあるのですが、無論、これは時代が変わっても大黒柱に据えるべき業務です。しかし、そればかりやっていてもお客様は満足されるのかというと疑問の生じるところです。国民の納税意識というのは税理士法創設当初とは比較にならないくらい高まっていると思いますし、租税正義というものに到達する時期からそれを維持する時期にきていると思われますから今さらに声高に言わなくてもそれが当たり前のようになってきていると思います。むしろ、お客様のお役に立てるのは会計の分野ではないかと思います。税務と会計はどう違うの？と一般の方は思われるかもしれません。公認会計士と税理士の役割が一般に理解されていないのと似ています。税務というのは税に関する業務で会計というのは会社（個人事業者）の経済活動を書類にまとめることだと言っていいと思います。つまり、会計というのはお医者さんでいうと検査の結果をまとめた診断書ということになるでしょうか。その診断書をまとめて1年分の総括をするのが決算ということです。それを期限内に役所に報告するのが申告。健康診断には役所に報告とか納税にあたるものとかはありませんが、イメージ的には大体こんな感じではないでしょうか。税務は会社の経済活動のうち年にわずか一回（中間を入れれば二回）しかない事象の一つに過ぎません。役所が絡むものだから神経質になったりする面もありますが、会社にとって大事なのは自身の姿、状態を正しく把握すること。そしてこれからどのように会社を運営していくのか正しい方向性を掴むことだと思います。そのためのツールの一つが会計です。最近では中小企業会計の指針が出たり会計参与の適格者に名を連ねたりして税理士も税の専門家のみならず会計の専門家としての期待が寄せられていると思います。イメージでいうと会社や事業者のお医者さんな訳ですから会社が正しく自身の状態を把握し悪いところがあれば正しい処方を施すことができるような指針を提供することができれば・・・と従業員と意思統一することができたいい一日だったと思います。人気ブログランキングへ

  May 17, 2008

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• これから商売の繁盛期？

  遠い昔、ユダヤ人たちは経済活動が活発になる時期と停滞する時期を予知して行動をとり巨万の富を手に入れていたといいます。今でもそのような予知をすることができればかなり有利に行動計画をとることができると思うのですが、何故彼らはこのような予知をすることができたのでしょうか？一説によると太陽を観測してその活動が活発な時期は経済活動も活発に、停滞期には経済活動も停滞するということ判断していたとか。太陽活動が活発になると太陽の表面に現れる黒点の数が増えることが知られています。この黒点の数は約10年サイクルで増えたり減ったりするのですが、200数十年前にこの黒点数の観測が始まったときをサイクル１として今回はサイクル２４に入ったことになります。このサイクルは停滞期を始まりとしますから今はちょうど黒点数の最少期から次第に増えつつある時期です。つまり、太陽活動は停滞期からだんだん活発期に向かっているということです。この黒点数（＝太陽活動の活発さの度合い）のサイクル２４のピークは２０１１年ですからあと３年後ですが、これから原油高、サブプライムローン、インフレなどいろんな問題を抱えてますが、どうなるでしょうか？ちなみにサイクル２３のピークは2000年でしたが、このときはITバブルでやはり景況感はそれなりによかったようです。人気ブログランキングへ

  May 16, 2008

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• 私には帰る場所がある！

  昨日は一日大阪でセミナーでした。朝9時半頃のサンダーバードに乗ってお昼過ぎに着き夕方終わって6時半頃のサンダーバードで帰って10時頃に高岡に着いたのですが、帰りの車中でふと「帰る場所があるって、有難いことだな」と思いました。たまに都会に出ると自分の帰る場所というのを意識することがあります。もし、このまま都会の中で独りになってしまったら・・・・などと考えるのですが、人口の少ない、少子高齢化がどえらいスピードで進む、雪が降って暗いイメージのある日本海側の片田舎の町ですが私には帰る場所があります。これって、生活の根を張っているということもありますが、何といっても精神が安住できる場所ということでは普段あまり意識しませんがとても重要なことだと思います。転勤過程に生まれ、何年かに一度帰省先が変わるという人も少なからずいますが、やはり一ところに生まれ育った者としてはそれがどんなところであれ、自分のルーツの場所として特別な意味をもつものなんだなぁ、と改めて感じました。そんな私の帰る町のお祭りが今日です。昼は花山車、夜はちょうちん山車と楽しむことができる一日ですが、今年はお天気に恵まれました。子供達も朝からうきうきしてました。私の祖父も転勤、転勤で富山には縁もゆかりもない場所だったと聞いています。もともとは神戸、茅ヶ崎の家系だったので本来、表日本の一族なのですが、父も私も富山で生まれ育ちここしか知りません。都会からみると全く目立たない地域ではありますが、こんなに自然豊かで人々が生き生きとしている地域を私の帰る場所とすることができるのは大変有難いことだと感じた一日でした。人気ブログランキングへ

  May 15, 2008

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• やっつけ仕事

  やっつけ仕事という言葉があります。その名の通り目の前にある仕事をやっつけてあとは野となれ山となれというやり方をいいます。誰しもこのような仕事のやり方はまずいと知っておりながらついついやっつけ仕事になりがちなことがあります。我々の仕事でいえば、やっつけ仕事はあとから振り返って何故このような処理をしたのか分からなくなります。税務調査は今すぐ来る訳ではありません。3年後、ひょっとしたら5年後にくるかもしれません。決算を組んでいる今は当然分かっているのですが、3年後、5年後までとても覚えていないでしょう。それを質問されたときに答えられるようにしておくのが仕事だと思います。3月決算法人の仕事は限られた時間の中に凝縮されていますのでやっつけ仕事が多くなりがちです。しかし、何月決算であってもお客様の求められるもの、事務所がなすべきことは同じはずです。忙しい時期だからこそやっつけ仕事になっていないかどうか自問自答しながら過ごす日々が続きます。人気ブログランキングへ

  May 14, 2008

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• あやまちの医者

  私は幼少の頃からそそっかしく、よくけがをしました。わざわざ高い塀の上に上っては頭からコンクリートの側溝に落ち頭蓋骨の形が変わったりしたものです（今でも頭にその跡が残っています）。それによく骨を折りました。中学校2年の2学期中間試験の前日に体育の授業でサッカーをやっていて右手首を折り試験も左手で書いた覚えがあります（国語や英語、社会などはあまり影響ありませんでしたが、数学は筆算に時間がかかりおぞーい点数でした）。そんなこんなでその都度世話になったのが接骨院。高岡の方言では親しみをこめて「あやまちの医者」と言ったりします。そのあやまちの医者に昨日、久しぶりに行きました。別段怪我をした訳ではないのですが、土曜日の夕方あたりから左の股関節が妙に痛みだしたのでちょっと診てもらおうとなったのです。よくある筋ちがいで「コツン」と入れてもらえば治るだろうと軽く思っていたのですが、結果は捻挫。2週間ほどかかるそうです。その間、激しい運動は厳禁。土曜日にサンダーバーズの試合を見に行ったときはどうもなかったのでその後何かがあったということですが、どうしても思い出すことができません。そんな捻挫することなんてしてないのに・・・・。と思いつつ、年とともに体に無理が効かなくなってきたのかそれとも無理をした記憶を留めておくことができなくなったのか、既に若くなくなっている身を自覚するのでした。人気ブログランキングへ

  May 13, 2008

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• プロの作品、プロのチーム

  「仮面ライダー響鬼の事情」という本を読んでいます。仮面ライダー響鬼は2005年にテレビ朝日で放映された、同シリーズの中でも異色の作品です。というのも、若手アクターの登竜門と言われる仮面ライダーの主役に当時33歳の細川茂樹を起用し、変身した後のライダーの顔がない、純和風な作品、バイクに乗らない主人公、ひたすら修行がテーマ、そして何より途中でプロデューサーが変わったという謎（今なお未解明）が残る作品です。この本を読んでいるとたかだか子供の番組じゃないか、と思っていたのですが、その中でいろんな分野のプロが1年以上前から企画・製作し一つのものを作り上げていく過程が示されていて非常に興味深いものがありました。企画段階での構想がスポンサーであるおもちゃメーカーの意向でどうしても思い通りにならないということ（おもちゃはPL法でしばられているのですぐに変更がきかないため、まず「おもちゃありき」でスタートせざるを得ないらしいです）、他の子供番組シリーズとアイテムがかぶらないこと、俳優・女優の選択も相性やインパクトを考えて臨まなければならないこと、そして何より予算の制約が大きいこと。やはり子供の番組ですから、メッセージ性がなければなりませんし、それがストレートに主人公に言わせてもなかなか伝わらないのでさりげなくストーリー展開で示していかなければならない。また、最近の子供の中には現実的なことをいう子がいて、ヒーローと人間共通の敵がいるのに何故人間の助けを借りないで自分達だけで怪人と戦おうとするのか？などという疑問を持つそうです。その答えを用意するということも最初の企画段階で考えておくということでした。文芸、アクション、撮影、編集・・・・といろんなプロフェッショナルがいて一つの作品になってるんだな、とたかが子供番組、されど子供番組という感を強くしました。人気ブログランキングへ

  May 12, 2008

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• BCLの将来

  昨日娘と息子を連れてBCLの富山サンダーバーズ対石川ミリオンスターズの試合を見てきました。GWの試合は雨で流れたので今シーズン初めての試合観戦となりました。昨日は地元も地元、高岡城光寺球場での試合だったので勇んで観に行ったのですが、最高気温が前日比マイナス10度ととても寒い思いをしました。試合も5回までは6対4で勝っていたのですが、終盤にひっくり返され6対8で負けてしまいました。試合結果はともかく、このBCLには10年、20年後の可能性を強く感じます。やはり、地域に愛されているということ。そして少子高齢化が進む地域ではありますが、その少ない子供達に対するメッセージ、影響が強いということです。所属する選手は全員がNPBでプレーすることを夢みていますし、5回が終わると敵見方なくグランド整備をします。試合前、途中、後に監督や選手がファンにマイクサービスをしてくれます。試合後には地元野球チームを対象に野球教室をやっているそうです。純粋な子供からしてみると大人の人たちが一生懸命に上手な野球をやっているのを目の当たりにできる上、その尊敬する人達が自分達の試合をするグランドを黙々と整備し自分達にマイクで語りかけてくれる訳です。とてもいい刺激になると思います。このBCLの試合に慣れ親しんだ野球少年たちが富山県の高校野球を強くし、野球を文化として取り入れてくれるようになることを願ってやみません。人気ブログランキングへ

  May 11, 2008

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• NPO法人の決算

  3月決算法人の中にNPO法人のお客様がいらっしゃいます。NPO法人は普通法人と違い、収益事業についてのみ法人税の課税があります。つまり、NPO法人の利益のうち、収益事業に該当しない部分については非課税となる訳です。これはNPO法人の公益性や非営利性を考慮してこのような取り扱いになっているものです。NPO法人の決算は収入を収益事業のものと非収益事業のものとに分けるところから始まります。次に支出を収益事業に係るものと非収益事業に係るものとに分けます。共通する支出は合理的な割合で按分します。法人税の申告については収益事業の収入から支出を差し引いた部門利益から別表４の税務調整を始めます。あとは通常の法人と同じです。全国にNPO法人が数多く立ち上がっており、これからもこの傾向は続くものと思われます。ウチも２社ほど決算をさせて頂いていますが、皆さんボランティアで必死に頑張っておられます。ウチもできる限りのお手伝いをしたいと思っています。人気ブログランキングへ

  May 10, 2008

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• 今行ってみたいところ

  繁忙期も大詰めの時期となり、疲れがたまってくるとどこか出かけてみたくなります。今行ってみたいところ。１．道東知床の羅臼岳　２．信州美ヶ原高原　３．天橋立　４．土佐の清流四万十川付近　５．長崎ハウステンボス　６．奥飛騨温泉郷　７．宮崎の高千穂峡　８．屋久島　９．沖縄　１０．ハワイ最近はあまり都会に行きたいと思わなくなりました。やはり疲れてるんでしょうか・・・？人気ブログランキングへ

  May 9, 2008

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• ボクシングのやり方を変えてみました。

  今朝も雉の鳴き声で起きました。少し暑い夜だった高岡です。昨日ジムに行った際、ボクシングのプログラムがあったのでちょっといつもと趣向を変えてやってみました。45分のプログラムなのですが、いつも汗びしょになります。これにさらに一工夫。私が今かけている眼鏡は大変細く軽いもので、糸トンボのようなやつです。これが激しい運動をすると落ちるんです。この眼鏡を思い切って外してやってみました。すると自然、動きが大きくなります。インストラクターが何をやっているか見えにくいのですが、ボクシングはエアロとは違い、やってることが大変単純ですから気にしなくていいのです。いつもやっているボクシングですが、眼鏡を外すことによってへとへとになりました。風呂上りに体重を量ってみると前日比700グラム減の68.5キロでした。その後疲労回復とばかりにたらふく食べてしまったのですが・・・・。今朝は背中に心地よい筋肉痛が残っています。人気ブログランキングへ

  May 8, 2008

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• 人が聞きたくなる話

  よく地元青年部会などざっくばらんに話せる場に行くと「人が聞きたくなる話って、どんな話だと思う？」って聞いて見たりします。そうすると大体、返ってくる答えの中に必ずあるのが「お金が儲かる話」。本当にそうでしょうか？お金を儲ける手段としては労働・非労働を問わずそれなりに（あるいは目いっぱい）苦労があるものです。非労働のお金儲けの話にしてもそのバックボーンを身に着けるのに時間と労力を要します。それが証拠に、人間の本質としてお金儲けの話が聞きたくなる性質があるのであれば株式セミナーや資産運用セミナーは連日満員で確申期の税務署のようになるはずで、「本日ご入場できなかったお客様はまた別の日を用意しております・・・・」などということになると思うのですが、そんな話はあまり聞きません。やはり話の内容が専門的すぎてなじみにくいからだと思います。昨日の夜、そのなじみにくい話にチャレンジしてみました。お客様の中に株式・先物・外国為替証拠金取引（FX)などを手がけている方がいらっしゃり、いろいろ相談を受けていたのでFXの世界を覗いてみようと思った訳です。FXも相場の世界ですからチャートを始めとした各種テクニカルのことを中心に書かれていたのですが、ボリンジャーバンドやら何やら聞きなれない用語（株の世界にも使われているものですが・・）が飛び交っていて少し腰が引けました。株もいろんな銘柄があってそれぞれに特徴があるのですが、FXの世界もいろんな通貨ペアがありそれぞれに特徴があることが分かりました。非労働のお金儲けとはいえ必ず儲かるものでもなく、必ずしも低いとはいえないリスクを抱えていくことも大変だなぁ、と感じた次第です。人気ブログランキングへ

  May 7, 2008

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