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カテゴリ:日本酒
「1日前やねんから貴のひやおろし、出してーよ」
その気持ち、痛いほど分かります。ですが 完走数メートル前でレースやめるヤツ、おらんでしょ!? しかも毎日付き合って練習を見守っていてくれてた 名トレーナー(酒蔵さん)がいたとしたら尚更です。 昨日は、心を鬼にして「NO」と言える日本人しとりました。 自称“美食屋”のディンコちゃんが解禁そうそうにご来店! 貴 特別純米ひやおろし 山口県 永山本家酒造場 1800ml 2730円 近年は8月出荷の「ひやおろし」も出ています・・・。 10月1日解禁がどうこうとかは抜きにしても、まずはその言葉の意味 「ひや(ひんやりとした季節に)おろし(出荷を始める)」という 昔の人達が大切にした理念をもっと大事にしてほしい。そしてきちんと 消費者の方々に「旬」のお酒として正しい理解を感じていただきたい。 今年の貴のひやおろしは40℃~50℃、特に50℃あたりが ストロングポイントになります。 ひやおろしとはどういうお酒か・・・一杯目はひや(常温)で、二杯目は ぬる燗(40℃あたり)で。封切りより3日目以降がより美味く感じる! 少なくとも「貴のひやおろし」は単なる秋に発売する商品ということではなく ひやおろしのコンセプトを意識し、それに近づけるように酒質を設計し 出荷のタイミングを計算した覚悟さえ感じるメッセージ性の詰まったお酒です。 他の酒蔵さんより発売時期が遅いかもしれません。 しかし、それをお客さんにお待たせしてでも「待ってたよ」と言わせるお酒 それは同時に杜氏の貴ちゃんにとって良い意味でのプレッシャーでもあります。 本年も「貴のひやおろし」宜しくお願いします。 ブログランキングにエントリーしております。最後にポチッとクリックして頂けると大変嬉しゅうございます(感謝 夏のお酒好調の勢いをそのままひやおろしへ・・・ご興味のある方はクリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月01日 18時33分37秒
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