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カテゴリ:織田作之助
昨日は四天王寺大古本祭り、今日は天神さんの古本まつりへぶらぶら参戦。 先週金曜日には青空書房の坂本さんを訪ねたところ、亡き奥さんへの想いを綴った『夫婦の青空』という新書がカウンターに置かれており、買わせていただいた。 1945年復員、46年大阪焼け跡闇市に板を並べて岩波文庫100冊で古本屋を開業、カストリ雑誌もよく売れた。48年現在の北区黒崎町に1坪店を借りて営業、66年に及ぶ古本屋歴の坂本さん、89歳でかくしゃく。奥さんとは、天神橋の天満宮で挙式、2年前、80歳で不治といわれた平滑筋肉腫により逝かれた。 まもなくNHKの関西熱視線とETV全国放送でも取り上げられるそうだから、ますますマスコミの脚光を浴び、広く人気を得るであろう坂本さん、好奇心で寄ってくれる人は多いが、本は売れませんとの弁。 昭和15年、坂本さん17歳のとき『夫婦善哉』を読んでからの織田作の大フアンで、その時代からの織田作を知る貴重な生き証人である。10月27日「文学散歩・トークショー&映画」イベントのチラシも快く置かせていただいている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月09日 00時42分28秒
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