四天王寺秋の大古本祭りへ
38店が出店しており、天気もよく賑わっていた。2時間かけて漁り12冊ゲット、かなりの収穫。唐詩関係、西鶴関係、良寛物、そして酒関係など。 酒本は『郷土発見 地酒』(家の光協会編/昭和54年刊)1,000円、当時の酒蔵の全リストがあるのと、「酒と文学」の章立てがあるのが嬉しい。 おまけに昭和61年当時の純粋日本酒協会・参加酒造会社による朝日新聞見開きの広告が挟まっていた。坂口謹一郎氏と稲垣真実氏の対談記事が掲載されている。当時は日本酒業界に勢いがあったのだ。 『こどものためのお酒入門』(山同敦子著)300円、どきっとするタイトルだが、「おさけってそもそもなーに」から始まり、「日本酒、ビール、ワイン、焼酎、泡盛の造り方」、「なんでお酒を飲むの」までルビ付きで分りやすく説明されていて大人にとってもお酒のもつ意味が確認できる入門書としてお勧めの本だ。ここまで分りやすく書くのは、かえって大変なことだ。