エンプティテーブル
今回のRFLのイベントで楽しみにしていたのが、『エンプティテーブル』アメリカ(だったかな?)のRFLで、行ったものを、横浜実行委員会のGさんが、和訳してくださって、実現したのもの。今年行われた各開催地で、行われたようです。静寂した一角に、真っ白いクロスの引かれたテーブル。その上には、バラ・レモン・塩・グラスが置かれています。新横浜では、和訳してくださったGさんが朗読しました。『エンプティテーブル』この小さなテーブルは、尊厳と名誉の象徴です。これは、ここに来ることができなかった 愛する人の席です。がんを宣告された人たち、ルミナリエの灯を捧げた 大切な人たちの席です。小さなテーブルそれは、時にたった1人で病と闘う患者のはかなさの象徴。白いテーブルクロスそれは、命を懸けた闘いを支える 医師、看護師、研究者たちの象徴。花瓶のいちりんのバラの花それは、家族や友人の揺るぎない愛情と 病と闘う強い意思の象徴。花瓶のピンクのリボンそれは乳がんに限らず、がんの治療法開発を支えている多くの人々の襟に飾られてきたリボンの象徴。日本では本年、33万人をも超える人々ががんの犠牲になると考えられています。皿の上の一切れのレモンそれは、この重大な病との 苦い闘いの象徴。毎年53万を超える新たな患者が闘っています。皿の上にちりばめられた塩それは、数えきれない患者の苦しみの涙と愛する人を失った家族や友人が流した涙の象徴。ふせられたグラスそれは、今日のこの日を共に祝うことができなかった人々への追悼。でも、このキャンドルは私たちの心にともる希望の光。サバイバーがくれる希望の光。リレーで集められた基金と、医療に携わる人々の努力によってもたらされるがん根絶への希望の光。1つの世界、がん撲滅への1つの希望。あなたの一歩が世界を変えるのです。