兄貴の昔話　３　手直し版・・・

これもまた、ずいぶん前の事！！
兄貴が今ほど縄張り欲がなく
だれとでも遊んでいた頃・・・・
近くの公園へ、犬友達と散歩に出かけた、
その公園には、ちょっとうっそうとした
雑木林もあり、人も入らないような所なので
走り回るのに最適な所でした。

母ちゃん同士で兄貴達を遠目に見ながら
話し込んでいて・・・しばらくして
ふっと兄貴を見ると、犬友達と遊ぶでもなく
雑木林の中で、空を仰ぎながら体をくねらせている。

母ちゃん・・・「ん？・・兄貴が泳いでいる」

笑いながら「何！やってんのぉ～～」っと

近づいて・・・ヴッツ・・・表情が変わった・・・

ただならぬ臭いが辺りに　ぷ～～ん

こ!　これは!!・・・・人糞の臭い・・・

兄貴は、人糞を背中になすり付けていたのだ・・・

いつもなら、「つけ！！」っと左側に兄貴を並ばせて
歩くのに・・・その日の帰り道は・・・・・

「側に寄るな!!」「前を歩くな!!」を連呼しながら帰ったとか・・・

帰ってからは、冷水シャンプーを４～５回して、
やっと、家の中に入れましたが・・・・
かすかに臭う、あの臭いは・・・・しばらく取れませんでした



　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　その頃の写真です