兄貴の昔話　４　（手直し版）

何年か前のお正月のお話・・・・・

毎年の年末大移動の時の事・・・（外泊中のお話）
うちではどの部屋も悠々と出入りできる兄貴ですが、
お泊り先の家では中に入れてもらえることが出来ず
外でキュ～～ン・・ク～～ンやっていた　

その年は、とても寒かったので
「外は可愛そうかなぁ～～」っと言う事で
玄関まで入れてもらえる事になった　

玄関先に、にわかじたてののゲートを作り
上には上がれないようにしてあったが・・・

ふっと気づくと、キュ～～ン・・ク～～ンの声がきこえなくなっていて
なにやら二階で物音が・・・・

あぁ～～～～　っと二階へ駆け上がると

干し柿のくしがバキバキにされて放置・・・
だいだいが、ころん・・・
お鏡の残骸がいたるところに・・・

みんなの所へ行けない不満と冬の間の豪快な食欲を満たす為か・・・
兄貴は、簡易のゲートを押しのけ、こっそりと二階へ上がり
床の間に置いてあった、お鏡をペロリと食べてしまっていたのです

母ちゃん(ー_ー)!!　　

申し訳なさそうな顔をしながらも
モグモグとお鏡を食べている兄貴を見て
皆で大爆笑!!　

その事件以後、お正月泊まる、家にも
自由に入れてもらえるようになったとさ！！
　　めでたし！　めでたし！　





　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　してやったり!!かな・・・