さくらの花、咲くころに。

円山動物園で遊んだ後、小腹を満たしたのは、もちろんラーメンです。

旅行前に札幌ラーメンをいろいろ調べました。
首都圏進出やラーメン博物館出店などで有名な『けやき』『すみれ』『純連』…。
どれも食べてみたいけど、他のグルメも色々あるので、ラーメンは1～2店に絞らなくちゃ。

札幌といえば、やっぱり押さえておきたいのは味噌ラーメン！
今回は、味噌ラーメン発祥のお店 『味の三平』 に行ってみることにしました。

　　　　　　味噌ラーメンの特徴（Wikipediaより）
　　　　　　１．ラードで炒めた野菜（主にモヤシ）が乗っている。
　　　　　　２．炒めた野菜には、コクだしのため少量の挽肉を入れ、
　　　　　　　　どちらかというと澄んだ豚骨（ガラ）スープを入れて軽く煮込む。
　　　　　　３．かん水が多めの黄色く太い縮れ麺を使用。
　　　　　　４．後に、一部でトッピングとしてのバターやコーンの存在。
　　　　　　５．豚骨の臭み消しのためニンニクを多用。

１と２は「味の三平」が考案。
ウチのダンナ曰く、炒めた野菜にスープをそそぐ作り方じゃないと邪道だ！と
味噌ラーメンについてはこだわりがあるようだ。


『味の三平』
大通り公園からすぐ、三越近くのセントラルビル４階。
何故だか文房具売場のフロアー隅にポツンとある。
　　
　　　　　

カウンター１３席のみ。
夕方の中途半端な時間であったが、そこそこ席はうまっていた。

二人とも、もちろん味噌ラーメンを注文。（ちょっと高め…850円）
早速、中華鍋で激しく野菜を炒め始めた。
いい香りが～♪あー、お腹が鳴ります！

　　　　　

札幌ラーメンというと、赤っぽい味噌スープのイメージだが、
こちらは白味噌を使っているので、かなり薄い色のスープ。

ラードで炒めた野菜のせいか、思ったより脂っぽい。
コクもしっかりあるが、意外とあっさり味です。
なかなか旨い♪
炒めた豚ひき肉とモヤシとタマネギ。細めのメンマ。刻みネギ。
脂の膜がしっかり覆ってるので、ずっと熱々スープ。
麺は北海道で有名な「西山製麺」の中太ちぢれ麺。

お店の方が「お好みでこちらの辛し味噌を入れてください」と言ったので、
カウンターに置いてある辛し味噌を入れる。
ピリッと引き締まり、発汗作用は最大です！
ラーメンを頼むとキムチがサービスで出てきました。


★不思議な発見？！★
私の隣に座っていた一人の男性(←常連っぽい)。黙々とラーメンを食べている。
最後ドンブリを手にズズズーとスープを飲み干し、ドンブリを置くなり、
「あーしあわせ♪」と声をあげた。
えっ、こんなこと言う人がいるんだ！後でダンナに言おう♪と心の中で思っていた。
店を出てから言おうとしたら、
ダンナが「ボクの横で食べていた人、最後“幸せ”って言ったんだよ！」
えっ、ダンナの隣りの人も言った？！
“幸せコール”した人に挟まれて、私達夫婦は食べていました。
北海道の人って「おいしかった」とか「ごちそうさま」の代わりに「幸せ」って
言ったりするの？と聞いたけど、ダンナは「知らない…」と。
店の常連さんの暗黙のルールみたいなもので「幸せコール」があるのだろうか…？




　　　　　　　　　　　　　
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