ほしのさくらの遙かなる想い

ロディ・ドイルの３部作（？）
映画になった、「ザ・コミットメンツ」、この夏に公開されるらしい「スナッパー」、「ヴァン」をびりまりちゃんに勧められて読んでみた。

「ザ・コミットメンツ」は、若者がソウルなバンドを始めるという話。
「スナッパー」は、字のごとく（胎児っていう意味だったかな）、お腹に宿った命をめぐる騒動を書いた話。そして、最後の「ヴァン」は、失業したおやじがヴァン（つまり「バン」（車の種類））で。。（ここまでしかまだ読んでいない……）

感想…感想ね。。アイルランドのオヤジって。。(^_^;)　って呆れっぱなし（笑）

気に入ったのは、「スナッパー」。これは大笑いしながら読みました！
「ヴァン」は、２／３を読み終えたところで、読みながらアイルランドのおやじ社会の嫌な面をちらちら拝見したようで、せつないというか読み進まないというか。。
アイルランドの女性が強いってことが、これまであまり理解できなかったけど、これで納得。おやじたちって本当にどーしよーもない人たち。（苦笑）

自分の知っているアイルランド在住のアイルランド人（笑）と姿を照らし合わせて見ると、ぴったり一致するのがおかしすぎる。
この３部作って、よくできてる。。できすぎ。……おまけにリアルすぎる　(ーー゛)

これでもアイルランドが好きか？　って聞かれると、やっぱり「大好き！」なわけで、それがまた自己嫌悪でもあったりする。
（それほど、醜態をさらした、ひどい姿のおやじの本なのです。。）