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カテゴリ:打撃
Cクラス以下は守備がまだまだで練習の大半を「守備」に費やしていて、バッティング練習はほとんど行えていません。
バッティング練習を行うとしても月に1-2回、打っても20球程度です。 その代わりネットピッチと併行して行うバント練習で、ある程度スピード感を養うようにはしてきました。 ただ、スピード感、ストライクボールの見極めを養うレベルですから、バッティングが飛躍的に向上するとは言えません。 このため、夏休みに入る頃4年以下に羽根を半分程度カットしたバドミントンシャトルを配布し「羽根打ち」キャンペーンを遂行しました。 強制ではありませんので各自の自主練習として取り組んできましたが、毎日毎日お母さんお父さんと一生懸命練習した子が数人いました。 うれしかったのは昨日のCクラスリーグ戦でその成果が現れたことです。 今まであまりバットに当たらなかったのに「ホームラン」をかっ飛ばしました。 その予兆は感じていました。 私はほぼ毎週子供達の練習を見ていますので、先週からどれだけうまくなったか良くわかります。 よく素振りと羽根打ちをやった子は振りに力強さが出て、タイミングの取り方も良くなってきていました。 そろそろ「野球の神様」が打たせてほしいなあと思っていた矢先でした。 「カッキーン」打球はライナーで外野を抜けていきました。 まだ、野球を始めて数ヶ月~1年程度の3-4年生。 特にこの時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期であり、子供たち一人ひとりにできるだけ多くの「成功体験」を積んでほしいと思っています。 自分より少し高いレベルのことに自らの力を持って集中して取り組み、その課題を達成することにより、子供には技術達成の喜びと自信、そして自主性が芽生えます。 サッカーでいうとブラジル代表のロナウジーニョが華麗な個人技を披露してくれますが、その高度な技術の基礎を習得した時期がこの「ゴールデンエイジ」と言われています。 少し余談となりましたが、野球に勝つ事の喜びも重要な事ですが、各個人の特性を伸ばしてやることを考えるのも指導者の役割でもあります。 子供の嬉しそうな顔は本当に癒されますし、やっててよかったと思う瞬間です。 子供たちひとりひとりが金の卵です。 将来、1人でも多くプロ野球選手になってほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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