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最近読んだ本で感銘を受けた1冊です。
【我喜屋 優「逆境を生き抜く力」】 人生はいいことばかりではない。 物事というのは、うまくいかないことのほうが圧倒的に多い。 壁にぶつかったときに、どうするか。 逃げてしまう人。 立ち向かっていく人。 無為無策に過ごしてしまう人。 そのとき、その人の本当の姿が見えるのだと思う。 しかし、そこには逆説が生まれる。 逆境から逃げ、ラクなほうに向かおうとすれば、人生はいつまでたっても、嫌なこと、つらいこと、苦しいことだらけなのだ。 逆境から逃げれば逃げるほど、追いかけてくる。 いつまでたってもついてくる。 もし立ち向かっていけば、嫌なこと、つらいこと、苦しいことは少なくなっていく。 そしていつのまにか、それを楽しめるようになってくる。 苦労したことこそが、人生最良の思い出に変わる。 逆境がいつのまにか変わるのだ。 生まれてから死ぬまで、ずっと順風満帆な人生を歩める人など、ほんのひと握りだ。 しかし、苦労のない人生など、私は送りたいとは思わない。 苦しいときがあるからこそ、うまくいったときのよろこびが何倍にもなるからだ。 嫌なことから逃げようとすれば、いつまでも嫌なままだ。 嫌なことに立ち向かえば、いつか乗り越えられる。 自分をかわいそうだと思えば、みじめな気持ちになる。 自分が恵まれていると思えば、幸せな気持ちになれる。 人より劣っていると思ってあきらめたら、差はどんどん広がっていく。優れた人に近づきたいと思えば、差は少しずつ縮まっていく。 うまくいかないことがあって、どうしていいかわからない人は、まずは目の前の、ほんの小さなことをおろそかにしていないか、考えてほしい。 早寝早起きをする。 整理整頓を心がける。 バランスのよい食事を、きちんととる。 まずはこんなあたり前のことを再確認してほしい。 そのうえで、わずかでもいいから前に進んでみよう。 はるか遠くにある目標を目指すよりも、目の前の小さなことに真摯に取り組むことだ。 人の嫌がることを進んでやってみることだ。 たとえ1ミリずつでもいい。 自分のできることから、一歩一歩進めていく。 それこそが、逆境を変えるコツなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 30, 2012 02:47:46 AM
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