米国のリセッションの確率高まるーグリーンスパーン
お早うございます。 グリーンスパーン前FRB議長が、アメリカはリセッション入りの確率が高まっていると語っています。 以下、ご紹介します。 <グリーンスパン氏:米リセッション確率「明らかに高まっている」-NPR> 12月13日(ブルームバーグ):グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は13日、ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)とのインタビューで、米経済のリセッション(景気後退)入りの確率は「明らかに高まりつつあり」、成長は「失速状態に近づいている」との見方を示した。 NPRのウェブサイトによると、グリーンスパン氏は、リセッションが訪れるかどうかを判断するには時期尚早だが、「その確率は明らかに高まりつつある」と語った。 米経済専門局CNBCはこの日先に、グリーンスパン氏が米リセッションの確率を50%とみていると報じていた。ワシントンでの昼食会で同氏が語った内容に詳しい人物の話として伝えた。 グリーンスパン氏は住宅危機についてNPRに、「最終的には自ずから沈静化するだろう」と述べた。また、世界的な資金余剰のために米金融当局は「長期金利と物価押し上げ圧力や住宅市場を動かす力をコントロールする能力を事実上失った」と語った。 ところで、今週のNY株式市場は、下振れの可能性が高いと思われます。 レンジ:13,000ドル~13,500ドルか。 以上です。