テーマ:映画館で観た映画(8524)
カテゴリ:映画
今日は、昨日(12/5)、映画館で観た
「この道は母へとつづく」というロシア映画について書きますね この映画、私、大好きです DVDになったら、また、観てしまうかも知れません。 最初に想像していた映画の印象と、実際に観た感じが、 違っていて、びっくりしました そのギャップも、また魅力的でした 【簡単なストーリー】 ロシアの貧しい孤児院で育ったワーニャ君6歳は、 幸運にも裕福なイタリア人の養子に選ばれました。 最初は、イタリアに行くことを喜んでいた彼でしたが、 あることがきっかけで、養子に行く前に、 「一度でいいから、本当のママに会いたい・・・」 この想いに突き動かされ、色々な彼の努力、 様々な手助けがあって、ついに院を脱け出します。 そしてラスト近くで、ようやく母親の家を見つけるのですが・・・ このストーリーだけを読むと、お涙頂戴映画なのかと、 観る前は想像していたのですが・・・ この映画は、簡単には泣かせてくれませんでした ロシアの厳しい社会状況や、お金の欲に囚われた大人たち・・・ そんな中で、ワーニャ君の純粋に親を慕う気持ちが 宝石の様に輝き 「何としてでもママに会わせてあげなきゃ」という 緊張感で、劇場内が包まれていた様に思いました。 後半部分は、捕まらないか、ずっとドキドキしていました。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 登場人物については、 それぞれ丁寧に、柔らかく描いていたと思います。 どの人も、徹底的な悪人がいない。 (マダム以外は、どの人も必ずどこか良い所を描いていました) 厳しい社会状況を描いているにも関わらず、 登場人物の柔らかさのお陰で、 映画に暗さを感じさせませんでした。 ワーニャ君が困った時には、必ず彼の手を繋いで 助けてくれる人が出てきました。 この映画で、すごく印象的だったのは、この 「手を繋ぐ」でした。 私も、困った人がいたら、 何の躊躇もなく、さっと手を差し出せる人になりたいなって思いました。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ また、子ども達の演技が、 かなり「素」に近い感じがして、とても印象に残りました 監督は、子ども達を自由に演じさせていたのかなって 思いました。 だから、子ども達に無理がなくて、 めっちゃ、かわいいの 特に主人公のワーニャ君 彼の「うん」という頷きの声が、可愛くて・可愛くて・・・ ママが見つからなかったら、私の子どもになってよ(笑) って感じ位、可愛かったメロメロ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 【ここから激しくネタバレ 観に行く予定の有る方は絶対にこの先、読まない方がいいと思います】 映画の最後のシーンも、すごく印象的でした。 監督もわざとあの描き方をしたんだと思います。 お涙頂戴映画では、 最後は、ママと子どもの再会シーンで泣かせる!んでしょうけど、 この映画は、そうは描かなかった ワーニャ君が友達に宛てた手紙の内容から、 友達が替わりにイタリア人の養子になり、 ワーニャ君は、ママと一緒に暮らせる様になったんだって 想像・理解させるのですすごい!!! また、ママの顔が一度も出てきません。 でも私は、その少し前に出てきた、 マダムの用心棒の包帯を巻いていた病院の看護婦さん(後姿)が、 ワーニャ君のママだと思うんですけど、 どうなんでしょうか?だって名前一緒だったんだもん。 誰か、おせぇて ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 現実には、こんなに上手くは行かないんでしょうけど、 でも私は、好きだな、この映画 ↓詳しくは下記へ この道は母へとつづく - goo 映画 公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/07 10:44:47 AM
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