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2008/02/02
XML
カテゴリ:映画
今日は、京都に行ってきたのですが、
そのことをUPする前に、

まずは、
昨日観た映画「ヒトラーの贋札」について書きたいと思います。


ヒトラーの贋札.jpg


まずは、あらすじから。


舞台は、第二次世界大戦中のドイツのユダヤ人強制収容所。


この収容所の一角に、プロ?の贋札作りや、印刷技師などの
特殊技術能力を持つユダヤ人が集められてきます。


彼らに与えられた指名は、
ポンドやドルの贋札を作ること。


これが世に言う(私は知りませんでしたが・・・笑)、
ベルンハイト作戦」です。


この作戦の目的は、贋札をばら撒き、
イギリスやアメリカ経済を混乱させることでした。



         *



この贋札作り作業を行うユダヤ人達は、
他に収容されている同胞たちとは違い、

やわらなかベッド、普通の食事などの待遇を受けます。


まさに、「芸?・技?は、身を助く」・・・でした。



彼らは、この待遇を享受しつつも、


作戦が成功すれば(つまり贋札作りが成功すれば)
家族や同胞を裏切ることになる、ということと、
(ヒトラーに加担することになる)

逆に、成功しなければ、自分自身の「死」が待っている・・・


という“葛藤”で苦悶することになります。



この映画は、この「葛藤」部分を、詳しく描いていました。



         *



私、ヒトラー関係の映画を、これまでにも結構、
観て来ましたが、

この映画は、今までのとは違う切り口(贋札作り)からの
アプローチでしたので、興味深く鑑賞することができましたきらきら
(歴史の勉強にもなったし♪)


また、こういう極限の状況におかれた時の、
それぞれの人がとる行動に、

その性格や信念が明確に現れ、
心理的な側面からも、考えさせられました。



自分の破滅よりも「正義」を貫こうとする人、
「正義」よりも「生きる」ことを選ぼうとした人。



私なら、どうするだろう・・・



         *



【ここから、少しネタバレあり!】


映画後半に、普通に収容されている人と
贋札作りのメンバーとが

顔合わせをするシーンがあります。



このシーンがすごく印象的きらきら



普通に収容されておられた方の、
精気のない表情・身なり・状態から

ここでの生活が、どんなひどい物だったのかを
伺い知ることができます涙ぽろり



         *



映画に時々出てくる、

「生きていれば、いつか勝てる。とにかく生き抜くのだ」

というセリフが、ずっしり心に残りました。



         *


ドイツ(&オーストリア)映画らしい
質実で重厚な作品でした。


でも、「正義」よりも「生きる」方を選んだ主人公を
中心に持ってくることで、

“ただ硬いだけの作品”・・・では
終わっていませんでしたきらきら


また、最後に仲間の為に行動を起した主人公の想いも
この映画を柔らかい物にしていましたハート(手書き)



詳しくは↓

ヒトラーの贋札 HP



         *



追:映画の邦題に「ヒトラー」が付いていますが、
  実際には彼は登場してきません。名前が出てくるだけでした。

  原題そのままでも良かった様な気がしますが、
  それだとお客さんが入ってこないのかなうっしっし





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Last updated  2008/02/03 02:08:02 PM
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