テーマ:映画館で観た映画(8524)
カテゴリ:映画
今日3日は、文化の日。
それに合わせた訳でありませんが、 今日は朝から一日、京都で展覧会巡りをしておりました。 かなり歩いたので、足が疲れちゃった * さて、今日は、先日観た映画 「わが教え子、ヒトラー」について簡単に。 【あらすじ~映画リーフレットより抜粋~】 1944年12月、総力戦の全面敗北が明確になりつつあった ドイツ帝国。 ゲッベルス(ドイツ・宣伝大臣)は、5日後の元旦に、 ヒトラー総統の攻撃的な力強いスピーチで 民衆の闘志を再び喚起させることを計画する。 しかし、当のヒトラー本人は病気と鬱ですっかりと やる気をなくし、ひきこもり状態。 そこで、白羽の矢を立てられたのが、 ユダヤ人の元演劇教授アドルフ・グリュンバウムだった。 収容所から呼び寄せられ、総統にスピーチの指導をしているうち、 二人には友情に似た感情が芽生え始める。 ユダヤ人としての「葛藤」で悩むグリュンバウムが5日後に 選んだ行動とは・・・ * これ、 ある意味、とっても不思議・・・な映画でした~。 これまでの私の中の「ヒトラー」像が すっかり変わってしまうような感じ。 こんな人間的な描き方も あるんですね~。 というか、ユダヤ人の監督が撮ったそうだから、 かなりの「イヤミ」が込められているんだろね。 * この映画は、「ヒトラー」を すごく弱くて、可愛らしい?人物として 描いていました。 寂しがり屋で、子供っぽい純真なところもあって、 素直で・・・ 特に最後、 ユダヤ人のグリュンバウムにすがってくる姿は、 それまで、ユダヤ人迫害政策を行ってきた人とは到底思えない 可愛さ(哀れさ)を感じました。 * この映画、 「善き人のためのソナタ」で主演された、 ウルリッヒ・ミューエさん(グリュンバウム役) の遺作でもあります。 彼の思慮深くて、静かな演技を もう見ることができないんだと思うと 残念だな。 わが教え子、ヒトラー 公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/04 01:11:01 AM
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