カテゴリ:観光・旅行
姫路市立美術館で開催されていた
「オディロン・ルドン展」(会期終了)に行くため、 先月30日、久しぶりに姫路に行ってきました。 この展覧会と、その日、一緒に観光した「姫路城」のことを 今回・次回の2回に分けてUPしておきたいと思います。 * まずは、白:姫路城から。 白: 姫路城(世界文化遺産) おぉ~ 美しい・・・ 何度か来たことがあるにも関わらず、 お城を一目みた瞬間、 思わず感嘆の声をあげてしまいました。 晴天に、堂々たるお城の白壁。 眩しいほどの美しさ このお城のことを、 別名「白鷺城」とは、良く言ったものだと思います。 なんて美しいんだ・・・ しばし立ち止まって、お城を見つめてしまいました。 お城全体からにじみ出ている「気位」が 高そうな雰囲気も、いい感じですね~ ところが。 城内に一歩入ると、 外観の美しさ・優雅さとは打って変わり、 一瞬にして「武」の世界へ。 至る所に、 敵を迎え撃つ場所、 籠城することになった時に使用される場所、 武器を格納しておく場所などが用意されており、 かなり「戦」を意識して作られていることに 気が付かされます。 それもそれ。 現在の姫路城は、慶長6年(1601年)から8年の歳月をかけて 建てられたもの。 1601年と言えば、関ヶ原の戦い(1600年)の翌年。 日本中が大混乱していた時期に設計されたお城なので、 「戦」前提に考えられたのは無理もないことなんですね。 世界遺産の為か、城内には、 海外からの観光客もちらほら来られていました。 ヨーロッパのお城などと比べると、 その雰囲気の違いに驚かれただろうな。 あちら(ヨーロッパ)のお城は、 外観だけでなく内装も至る所、 恐ろしい位飾り立てていますもんね。 * 階段をいっぱい上り、天守閣最上階へ。 (お城に住んでいた人は、足腰が強くないと 暮らしていけませんね) お城を訪れた日は、かなり暑い日だったのですが、 天守閣最上階を流れる風は、 天然のクーラーの役割を果たしていました。 気持いい~ その風に吹かれ、天守閣の窓から 大きく広がる姫路の街を眺めていると、 いつしか私は、このお城に住まわれた殿様方、 千姫をはじめとする姫君方、お家来衆に想いを馳せていました。 千姫さん、こちらに再嫁してきて 幸せに過ごされたんだろうなぁ~ * 姫路城は、天守閣の他に西の丸(百間廊下)・ 「播州皿屋敷」で有名なお菊井戸など 見所がたくさんあります。 お菊井戸は、その深さに びっくりしてしまいました。 本当に何かが出てきそうです 怖い~ * この姫路城、 近々、大天守保存修理工事に入られるとのこと。 工事期間中、平成22年3月までは、 姫路城の外観そのまま、見学ルートも影響なく 観光が可能です。 平成23年度から平成26年度の約3年間は、 大天守が作業用足場(素屋根)で すっぽりと囲われてしまいます。 その代わり、 天守素屋根内部に見学スペースが設けられ、 そこから修理の様子を見ることができるそうです。 匠の伝統技を見ることができるこの機会も 見逃すことができません ただ、天守閣の美しさを眺めたい方は、 平成22年3月までに観光を。 (次回、オディロン・ルドン展(黒)に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/09/19 12:20:46 AM
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