テーマ:映画館で観た映画(8524)
カテゴリ:映画
今日は、お友達たちとの飲み会の前に時間があったので、
久しぶりに映画館で 映画を見てきました。 前回、映画館に行ったのは 5月の「レッドクリフ」(5/6ブログ)でしたので、 約半年間ぶりの鑑賞となります 来週には例の件が、ようやく決着つくので(合否発表)、 それに伴い? また、色々と観に行こうと思います。 * 映画鑑賞復帰第一弾に選んだ作品は、 「パリ・オペラ座のすべて」という、ドキュメンタリー映画。 かなり良かったっす 映画のパンフってめったに買わない私ですが、 今回は、迷わず購入。 DVD化されたら、160分という長い作品ですが、 レンタルでもう一回、見ようと思っています。 * 映画概要: パリの両オペラ座(ガルニエとバスティーユ~主にガルニエ~)に カメラが入り、世界で最高水準といわれる「パリ・オペラ座バレエ団」 に関する全て?を静かに撮影したもの。 【映し出されていた主な風景】 ・バレリーナたちの練習・リハーサル ・本番舞台(古典バレエ・コンテンポラリー) ・演目などの宣伝企画会議 ・芸術監督と振付師の打ち合わせ ・ダンサーと芸術監督との役柄に関する話し合い ・照明テスト ・衣装係の衣装製作風景 ・オペラ座内ダンサー用?関係者用?レストランでの食事内容など ・オペラ座屋上での蜂蜜採取 ・清掃係の、何気ない掃除シーン ・劇場経営サイドからダンサーたちに年金に関する制度変更の説明 ・オペラ座屋上から眺めたパリの街 ・オペラ座の地下水 などなど。 <撮影舞台演目名> ・くるみ割り人形 ・パキータ ・ジェニュス ・メディアの夢 ・ベルナルダの家 ・ロミオとジュリエット ・オルフェオとエウリディーチェ * 余計な説明・解説、一切なし。 映画は、ただ、ただ、淡々と、 オペラ座バレエの全容を映していました。 「作品の感想は、観客が決めること(制作側は誘導しない)」という ポリシーを貫いて作られていました。 (↑このセリフは、映画の中で、 バレエ団の振付師も言っていました) だから、バレエや、パリ・オペラ座バレエ団や、 オペラ座にあまり興味がない方には 退屈な作品となるかもしれません。 しかし、少しでも興味がある人には、 この映画は、たまらなく美しい作品となると思います。 特に私が息をのんだのは、 舞台本番を映した、数々のシーンたちでした その中でも、コンテンポラリー作品の「美」には、 心臓がドキドキして困ってしまいました 演出、衣装、音楽、踊り・・・ 何もかもが刺激的。 あぁ、機会があれば 生で観たい!!! (ちょっと話は映画から逸れますが、 12月に、オペラ座エトワールだったシルヴィ・ギエムが来日。 大阪でもコンテンポラリーダンスショーを上演してくれるのですが、 開演日が平日なんですよ・・・orz 19:30開演とはいえ、日々残業な私。仕事がIL DIVOの時のように、 終わらなかったら、と、チケット購入を躊躇しています) * この映画で知ったこと。(ネタバレ?) ・若い団員の、コンテンポラリークラスへの出席率の低さ (若い団員ほど、古典よりも現代風振り付けを積極的に 習おうとするのかと思っていた。) ・オペラ座バレエ団の定年は42歳。国家公務員。 ・エトワール(主役)程の実力がある人でも、 新しい役をもらった時は、役作りに悩んだり、 不安になったりする。 ・ダンサーが監督に、役を変えてくれと直談判 * 私、学生の頃、パリ旅行中に このオペラ座バレエを現地で鑑賞したことがあるのですが、 その時は、今以上に知識がなかったので、 それなりの感動で終わってしまいました。 今から考えると、 もったいないですね(^_^;) あの時に、この映画を見ることができたなら、 感動ももっとすごいものとなっていたんでしょうね。 あ~ また、パリに行きたい。 * パリ・オペラ座のすべて 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/11/01 03:00:03 AM
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