テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
先週8日、万博が開催されている中国の上海へ向けて
「平成の遣唐使船」が、大阪港から出港したんだそうですね。 この日、休日出勤していたから無理だったんだけど、 出港の様子、見に行きたかったなぁ。 今頃、九州についているんだろな。 * さて、今日は、先日観に行ってきた 映画「ドン・ジョヴァンニ~天才劇作家とモーツァルの出会い~」について。 <あらすじ>~goo映画より~ 18世紀のヴェネツィア。 聖職にありながら放蕩三昧を続けるロレンツォ・ダ・ポンテは、 幼い日に心を奪われた「神曲」のベアトリーチェを彷彿とさせる 美しい娘アンネッタに恋をする。 ところが、教会批判も厭わない反骨精神と類い稀な文才によって、 15年間の追放を命ぜられてしまう。 友人ジャコモ・カサノヴァの助言で赴いた自由と芸術の都ウィーンで モーツァルトに出会うと、新作オペラの創作に取り組むのだった。 ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い - goo 映画 この映画は、上記あらすじにもあるように、 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が生まれるまでを 台本を書いたロレンツォ・ダ・ポンテに焦点を置いて 描いていました。 美しい 「芸術美」(文学・音楽・絵画・舞台・建築・衣装・映像)が 映画内至る所、巧みに織り込まれており、 右脳ほろ酔い また、構成も素晴らしい。 現実と舞台、 絵画と映画、 音楽と文学が 絶妙にクロスして溶け合い、 映画を観ている私たちの、 「現実」に凝り固まった感覚を、 柔らかく解き放ってくれます。 私たちは素直に、映画が与えてくれる 「感覚」を受け止めればいいだけ。 充分とろけさせていただきました。 芸術って、本来こういう“感覚”に ダイレクトに浸透してくるものを 言うんだなって教えてくれる作品。 まずは、全身の「肌」が活性化するような感じ? 論評なんて、 芸術に浸っている間は 出てくる隙がないんです。 * 今月末、 WORLD CLASSICS@CINEMAのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を 観に行くのでその下準備ができました。 モーツァルト / モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 フルトヴェングラー/ウィーン・フィル(日本語字幕付) 【DVD】 オペラを観に行く時、これまでは、 作曲家ばっかり気にしていたんですけど、 劇作家も大切なんですね。 ドン・ジョヴァンニ~天才劇作家とモーツァルの出会い~ 公式HP 追: この映画を観たら、 「アマデウス」をまた観たくなっちゃいました。 近々、時間を作って鑑賞しようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/05/16 12:49:58 AM
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